表題の作品は1939年のアメリカ映画「大平原」である。西部開拓を描いたスケールの大きなドラマである。また、それだけではなく、しっかりとラブ・ロマンスも絡めているので、色々な面でも楽しむことが出来る作品となっている。制作からまもなく70年になるが、スケールの大きな物語が全く色褪せたことを感じさせないでいる。
作品データを記しておくと、時間は136分である。原作はアーネスト・ヘイコックス、製作と監督はセシル・B・デミル、脚本はウォルター・デレオン、C・ガードナー・サリヴァン、ジャック・カニンガム、ジェシー・ラスキー・Jr.の4人、撮影はヴィクター・ミルナー、音楽はジグムンド・クラムゴールド、ジョン・レイポルド、ジョージ・アンセイルの3人である。そして出演は、バーバラ・スタンウィック、ジョエル・マクリー、ロバート・プレストン、エイキム・タミロフ、ブライアン・ドンレヴィ、アンソニー・クイン、リン・オーヴァーマン、イヴリン・キース、ファジー・ナイト、J・M・ケリガン、スタンリー・リッジス、モンテ・ブルー、ロン・チェイニー・Jr.、たちである。
リンカーンの遺命によってアメリカの東西を結ぶユニオン・パシフィック鉄道の建設が始められた。が、財界の大物であるバロウスは私腹を肥やそうとして絡んできて、工事を遅らせようと画策する。彼は酒と女と博奕によって現場で働く工夫たちを誘惑して仕事を怠けさせていた。で、秩序を回復させるために、連邦官吏のジェフ・バトラーが派遣された。ジェフは部下の力も借りて、徐々に秩序は回復されていく。が、バロウスは次の手を打って、工夫たちに支給される給料を奪うように命ずるが...
西部開拓時代が舞台ということで、時代は19世紀の後半である。ラブ・ロマンスも物語に絡んでいるが、最初から最後までテンポ良くストーリーが進んで行き、なかなか気持ちいい物である。また、いつの時代にも私腹を肥やそうとする輩がいて、あの手この手で、というのもまた面白いところでもある。
尚、本作はOPのテロップの所が、少年時代のG.ルーカスがこれを見て覚えていて、後に「スターウォーズ」にこの手法を使ったということで知られている作品である。映画ファンであれば、これだけのことであってもしっかりとチェックしておきたい所である。
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