作品データを記しておくと、時間は109分、製作はロブ・コーエンとキース・バリッシュの2人、製作総指揮はダグ・クレイボーン、監督と脚本はポール・シュレイダー、撮影はジョン・ベイリー、音楽はトーマス・ニューマンである。そして出演はマイケル・J・フォックス、ジーナ・ローランズ、ジョーン・ジェット、マイケル・マッキーン、ブルース・スプリングスティーン、マイケル・マッキーン、トーマス・G・ウェイツ、チェリー・ジョーンズ、マイケル・ドーラン、たちである。
オハイオ州クリーブランド。近くの工場に勤める22歳のジョーはパートタイムでロック・バンドのリード・ギターも担当していた。そのバンドのリード・ボーカルを務めるのは姉・パティであった。が、パティは家を飛び出し、父親が分からない子供を産んで戻ってきたのだったが、厳格なクリスチャンの母・ジャネットとはいつも衝突していた。そんなパティはビッグになることを夢見て、4歳になる息子・ベンジーを置いて再びクリーブランドを去った。が、母・ジャネットが手の施しようのない癌だと分かり、ジョーはパティを呼び戻すが...
物語の方もなかなかの内容であるが、やっぱり、'80'sを代表する女性ロッカーであるJOAN JETが出演していると言うことで、音楽の方も期待が膨らむが、その期待を裏切らない音楽が実に嬉しい所であり、サントラ盤でたっぷりと聴きましょう!
そのサントラ盤の収録曲は以下の全11曲である。『Light Of Day』『This Means War』『Twist It Off』『Cleveland Rocks』『Stay With Me Tonight』『It's All Coming Down Tonight』『Rude Mood』『Only Lonely』『Rabbit's Got The Gun』『You Got No Place To Go』『Elegy』。
この中からは、やっぱりタイトル・ナンバーである『Light Of Day』ということになるが、他も十分と堪能できる曲ばかりである。JOAN JETのキャリアは完璧すぎるぐらいであるが、マイケル・J・フォックスもなかなか上手い所を見せてくれている。(彼も「BTTF」でその片鱗を見せていましたからね)
本作は、やっぱり音楽を中心として楽しむべき作品であり、映画よりもサントラ盤の方を重視するべきである。(結局は両方とも楽しむことになるが)、未見の方は、サントラ盤を先に聴いておいて、それから映画を見て、再度サントラ盤を堪能しましょう!
↓映画DVDはこちらです。