作品データを記しておくと、時間は95分、製作はジョナサン・D・クレイン、製作総指揮はレスリー・ディクソン、監督はトム・ロペールスキー、脚本はレスリー・ディクソンとトム・ロペールスキーの2人、撮影はオリヴァー・ステイプルトン、音楽はウィリアム・ロスである。そして出演は、ジョン・トラヴォルタ、カースティ・アレイ、デヴィッド・ギャラガー、タビサ・ルピアン、リセット・アンソニー、オリンピア・デュカキス、ジョージ・シーガル、チャールズ・バークレイ、たちで、声の出演はダニー・デヴィート、ダイアン・キートンである。
マイキーは6歳に、ジュリーは4歳になった。パパのジェームズは化粧品会社の美人社長・サマンサのお抱えパイロットになっていたが、ママ・モリーは不況の影響を受けて会社をクビになっていて、一家は暗いムードになっていた。で、ジェームズは犬をプレゼントしようと考えた。で、マイキーが選んだ犬はさえない雑種のロックスという犬だった。が、パパ・ジェームズは美人社長・サマンサから血統書付きのプードル・ダフネの世話を頼まれる。アパートに連れて来たが、ロックスとダフネの相性は悪く、喧嘩をしては家具を傷つけていて、モリーは頭に来ていた。そんな中で迎えたクリスマス・イヴ。ジェームズはサマンサから急に呼び出されて、接待のために郊外の山小屋へフライトすることになる。しかし、これは彼を誘惑しようとするサマンサの計略だった...
喋る赤ん坊も喋って当然という年齢になったということで、苦肉の策としてペットの犬に喋らせることにしたが、これは完全に裏目に出てしまい、三匹目のドジョウとはならなかった。良信の愛を確かめ合うという所では、良い所があるのだが、単なる動物映画になってしまったことで、子供たちのキャラクターも冴えが無く、物語も家族の物語と動物の物語ということになってしまって、纏まりがない。
「続編はつまらない」と言われるが、第2作ではそれを打ち破ったのに、第3作である本作はその言葉の通りになってしまい、見て損をしたと感じられる作品でした。(映画館で本作を見ていたら、筆者は「金返せ」と間違いなく言ったでしょうね。)
↓シリーズ3作セット

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