作品データを記しておくと、時間は88分、日本では劇場未公開である。原案はエリック・バーント、ジリアン・ホーヴァス、ビル・パンザーの3人、監督はダグラス・アーニオコスキー、脚本はジョエル・ソワソン、撮影はダグラス・ミルサム、音楽はニック・グレニー・スミスとスティーヴン・グラジアーノの2人である。そして出演は、クリストファー・ランバート、エイドリアン・ポール、ブルース・ペイン、ドニー・イェン、リサ・バルブシャ、ミニー・トラスカ、イアン・ポール・キャシディ、ピーター・ウィングフィールド、デイモン・ダッシュ、たちである。
1555年のスコットランド。首を切られない限り生き続けるマクラウド一族のコナーの母は、黒魔術を行ったという罪で捕らえられ火刑で処刑された。その後のコナーは現代のニューヨークで生きていたが、愛するレイチェルを失なうと行方不明となる。一方、ダンカンはコナーを捜していたが、元妻のケイトと知り合ったが、襲われて...
完全にこれまでの3作の物語ほ無視したストーリーは、これまでの作品を知らなくても楽しむことが出来るが、新たな設定で物語を作って行くとなると、シリーズ作品としての存在価値はない。まあ、アクションのB級作品として、基本的な設定だけを受け継いだ全く別の作品として鑑賞するのがいいところですね。特に、第1作の持っていた雰囲気まで失ってしまったのが残念である。こういうことだったから、劇場未公開だったというのも納得です。
尚、主役交代劇を1つのイベントとして捉えると、こういう作品も(B級作品ならば)ありなのかもしれません...