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2007年09月06日

「やくざ非情史」(その1)

今回からは、懐かしの邦画シリーズの第8弾として、「や」行の作品「やくざ非情史」シリーズをピックアップする。(全3作ということで、短いが、「や」行ってこれという作品が無くて...)このシリーズは1969年から1970年の間に全3作が製作された実録タッチのやくざ映画である。安藤昇の実体験を元にした作品であり、自ら主演している。ということで、リアリティのあるやくざ映画のシリーズである。尚、シリーズ作品として安藤昇の主演作品であるが、3作とも独立した作品であって、登場人物も別人であって、続編というものではない。

まずはシリーズ第1作となる1969年の「やくざ非情史 刑務所兄弟」です。
作品データを記しておくと、1969年の創映プロ(安藤昇が主催するプロダクション)の作品で、配給は日活、時間は83分である。原案は安藤昇、製作は篠ノ井公平、監督は松尾昭典、脚本は中西隆三、撮影は星信夫、美術は福島一良、音楽は鏑木創である。そして出演は、安藤昇、長門裕之、本間千代子、丹波哲郎、川地民夫、町田祥子、夏川大二郎、大坂志郎、原恵子、安部徹、たちである。

物語は、飯沢組大幹部・岩本直治を中心としたやくざの抗争の物語である。岩本は5年の刑期を終えて出所したが、その直後に何者かにドスで襲われて傷を負った。彼は兄弟分であって今は川魚料理屋をやっている麻生親分の息子・誠の家に身を隠すことにした。そんな頃、麻生親分や高城組、鶴賀組で作った連合会・旭会、関東を一手に握る大組織・敷島会から合併話が持ち込まれてくる。話を持ち込んだのは高城組長だった。しかしこれは敷島会をバックにして鶴賀と高城が町を牛耳ろうというのが目的であって、麻生も飯沢もこれには反対する。で、高城組の嫌がらせがエスカレートしていき...

展開としては、この後、怒り爆発となった主人公・岩本が殴り込みをかける、というこのジャンルの作品らしいお決まりのパターンであるが、とにかくリアリティのある物語となっていて、そこが見所である。現在ではちょっと問題になると思われる描写もあるが、そこは製作された時代を考えて、ということでよろしいかと...

↓DVDではなくてビデオです。

やくざ非情史・刑務所兄弟

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 1994/04/28
  • メディア: ビデオ
↓参考まで
自伝 安藤昇

自伝 安藤昇

  • 作者: 安藤 昇
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 単行本
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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