この先の業務に関わることで、京都府乙訓郡大山崎町の観光地のいくつかを回ってきました。
「天王山」や「大山崎山荘」は有名ですが、「大山崎山荘」の隣に宝積寺(ほうしゃくじ)というお寺があります。(歴史的には、宝積寺の隣地に実業家・加賀正太郎が山荘を建設し、それが現在のアサヒビール大山崎山荘美術館となった。→文豪・夏目漱石が1915/4/15に訪れて、「宝寺の隣に住んで桜哉」の句を詠んだことも有名です。ちなみに、漱石は1916/12/9に没しているので、死の1年8ヶ月前の訪問ということになります。)
詳しいことは置いておいて、「宝積寺」に関してちょっと記しておきます。
建立は724年ということですから、1300年近くになります。当時は奈良時代ですね。(平城京が710年、長岡京が784年、平安京が794年)また、1582年の山崎の合戦(羽柴秀吉VS明智光秀)では秀吉の本陣が置かれたことでも知られているお寺です。
桜のピークは先週のようでしたが、まだ桜が残っていて、境内にはなかなか見事な桜の木もありました。また、南東から南西にかけては、景色の良いところも見ることが出来ます。
ところで、「宝積」って難読漢字の一つであって、一発で「ほうしゃく」と読める人って少ないですが、「ケータイ刑事・ファン」であれば別ですよね。というのは、我らがクイーン女優・宝積有香さんがいるからです。何年か前に彼女のBlogで、京都にロケに来ていて、宝積寺に行った、という話があったのを覚えています。
まあ、それだけですが、とりあえず、その宝積寺の山門の写真と三重塔の写真を載せておきます。
(宝積寺をはじめ、他の場所でも色々と写真を撮りましたが、色々と事情があるので宝積寺の2枚のみの写真に留めておきます。)
尚、「宝積寺」へのアクセスは、公式には阪急・大山崎駅下車・徒歩15分、JR・山崎駅下車、徒歩10分となっていますが、JRの踏切を渡る時、時間帯によっては5分ぐらい待たされる場合もあるようです。また、かなり急な登坂(舗装道路です。)を上っていくことになりますよ。
- 作者: 京都府教育委員会
- 出版社/メーカー: 京都府教育委員会
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↓宝積有香さんといえば…
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