表題のアルバムは1969年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。PETER FRAMPTONが中心となって結成されたスーパー・バンドであって、ハードな路線を目指したバンドとして、UKロック・ファンの間では人気の高いバンドの一つである。ただ、本国イギリスではFRAMPTON在籍時から人気を得ていた(当然と言えば当然ですが…)が、アメリカではPETER脱退後にヒットを飛ばすようになったのは皮肉なところである。(但し、それからまもなく、1度目の解散を行っている。)
本アルバムは彼らのデビュー・アルバムでもあり、ハードな路線を目指しているが、一部にブルース系、カントリー系のロック・サウンドを楽しめるなど、結構幅が広いのも特徴である。尚、チャート成績は、本国イギリスで最高位32位を記録するヒットになった。
収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、CD化された時に2曲のボーナス・トラックが追加されて、現在では全12曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『
Desperation』『
Stick Shift』『
Buttermilk Boy』『
Growing Closer』『
As Safe As Yesterday Is』『
Bang!』『
Alabama '69』『
I'll Go Alone』『
A Nifty Little Number Like You』『
What You Will』。(以下、ボーナス・トラック)『
Natural Born Bugie』『
Wrist Job』。
ボーナス・トラックとして追加収録された『Natural Born Bugie』がシングル・ヒットを記録していて、イギリスでは最高位4位を記録している。また、『Wrist Job』はそのシングルのB面曲である。
お薦め曲は、STEPPENWOLFのカヴァー曲でもあり、アルバムの冒頭を飾る『Desperation』ですね。それ以外からは『Stick Shift』『Growing Closer』『I'll Go Alone』と、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『As Safe As Yesterday Is』をピックアップしておく。(シングル曲の『Natural Born Bugie』は、本アルバムのオリジナル盤には未収録であるため、お薦め曲として拾うことは止めておくが、この曲
彼らの代表曲でもあるだけに、必聴であるのは言うまでも無い。→ボーナス・トラックとして形手本アルバムに収録されるようになったのは嬉しい所である。逆に、オリジナル盤には未収録だったという事実はトリビアです。)
UKロック・ファンであれば、聴いておかなければならないアルバムの一つであるのは言うまでも無いのだが、発表から40年以上が流れているものの、サウンドの方は全く色褪せていない。しっかりと聴いておきましょう!
posted by MEICHIKU at 06:00| 京都 ☁|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
音楽(洋楽)
|

|