表題のアルバムは1969年8月に発表された彼の!st.アルバムである。彼は1968年にデビューをしているということで、2013年には『デビュー45周年』ということで、ベスト盤がリリースされたり、過去のアルバムが再発される等、昨年は何かと動きが多かった一年であった。そして今年は1st.アルバムがリリース45周年を迎えることになる。本アルバムは2013年にも再発されているが、「発表45周年」ということになるだけに、改めて聴いてみることをお薦めしたいアルバムでもある。
収録曲は以下の全10曲である。『
今日をこえて』『
ランブリングボーイ』『
モズが枯木で』『
お父帰れや』『
山谷ブルース』『
カム・トゥ・マイ・ベッド・サイド』『
手紙』『
戦争の親玉』『
それで自由になったのかい』『
友よ』。
この中の『山谷ブルース』『手紙』『友よ』の3曲は放送禁止となっており、また、デビュー当時の彼は他にも放送禁止曲がいくつかあるため、放送では聴くことの出来ないシンガーとしても有名になったが、それを象徴するアルバムでもある。→そういうことも彼を「フォークの神様」と祭りあげる一因になっている。
その他、彼の初期の代表曲でもある『それで自由になったのかい』も収録されているのもポイントの高い所である。
ということで、日本でもフォーク・ムーブメントという時代があったが、そこに大きな影響を与えることになる彼の記念すべきアルバムでもあるため、一度は聴いておくべきアルバムである。尚、「放送禁止曲」と言っても、卑猥なものではなく、また、反社会的なことを煽るようなものではないですよ。(ある意味では、放送局などのメディアが主義主張も無く「マスゴミ」(「マスコミ」ではない)であることを証明している証といえるのではないですかね…)

わたしを断罪せよ
- アーティスト: 岡林信康,サトウ・ハチロー,白井道夫,エリック・アンダースン,トム・パクストン,日高仁,ボブ・ディラン,中川イサト,谷野ひとし,長野隆,木田高介
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1992/12/02
- メディア: CD
posted by MEICHIKU at 06:00| 京都 ☁|
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音楽(特撮/邦楽)
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