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2012年10月15日
「右門捕物帖」(その5)
今回は、1951年8月に劇場公開された、嵐寛寿郎主演シリーズの通算27作、戦後作品の第4作しなった作品と、1952年1月に劇場公開された、嵐寛主演シリーズの通算28作、戦後作品の第5作についてです。
嵐寛寿郎主演(戦後)シリーズ第4作「右門捕物帖 帯とけ仏法」
作品データを記しておくと、1951年の新東宝の作品で、時間は86分、白黒作品である。原作は佐々木味津三、監督は安田公義、脚本は三村伸太郎、撮影は友成達雄、美術は伊藤寿一、音楽は仁木他喜雄である。そして出演は、嵐寛寿郎、榎本健一、清川荘司、野上千鶴子、伊達里子、森健二、落合富子、鳥羽陽之助、中村是好、清川虹子、市川小太夫、津路清子、たちである。
船頭が殺された事件に関わった右門。怪しげな人影に気づいて後をつけると西念寺の境内で姿を消してしまった。その時に残されていた羽織を手掛かりにして調べていくと、怪しい人影が和尚に化けて、何らかの集会を開いてた。そして、その影で、生島屋から人を掠い、大金をゆすり取ろうとしている事が分かる。で、右門がその事件を解決する...
謎解きの要素が強く出ていて、これはこれでなかなか面白いところである。娯楽作品ということでは十分楽しめるレベルの作品である。
嵐寛寿郎主演(戦後)シリーズ第5作「右門捕物帖 緋鹿の子異変」
作品データを記しておくと、1952年の新東宝の作品で、時間は88分、白黒作品である。原作は佐々木味津三、監督は中川信夫、脚本は鏡二郎と長島富三郎の2人、撮影は河崎喜久三、美術は梶由造、音楽は鈴木静一である。そして出演は、嵐寛寿郎、小倉繁、柳家金語楼、中村是好、山根寿子、深川清美、利根はる恵、伊藤雄之助、水島道太郎、市川男女之助、澤村昌之助、瀬川路三郎、嵐徳三郎、杉寛、たちである。
猿若座の初春興行の「明烏」の舞台で、一座の花形役者の鯉紅が怪死した。その現場には縫い針や薬紙などがあり、それに目を付けた右門が事件の調査に乗り出す。すると、一座の中に意外な人間関係があることが分かる。華やかな一座とは裏腹に、鯉紅を巡っての複雑な人間関係は、他国から入りこんだ小屋者も関係していて...
物語としては、華やかなものの影にドロドロした人間関係があるということで、着眼点は悪くないが、纏まり方が悪く、今一つ面白みが無い。(昼ドラのドロドロした人間模様の方が面白い...)今一つ、煮え切らない作品でした。(正月公開の作品ということを考えたら、もう少し華が欲しいところでした。)
↓2作ともソフトが無いようなので、原作小説をば...
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