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2012年07月02日
「DEATH TRAP」
表題の作品は1976年のアメリカ映画「悪魔の沼」である。1974年の「悪魔のいけにえ」のヒットによって有名になり、ハリウッドに招かれたT・フーパー監督が実話を元にした第2作である。'90's後半以降は作品にも恵まれないでいるが、初期作品は何かとエネルギーのあったということで、本作もホラー作品としてたっぷりと楽しめる作品である。
作品データを記しておくと、時間は90分、監督はトビー・フーパー、脚本はトビー・フーパー、アルヴィン・L・ファスト、キム・ヘンケルの3人、撮影はロバート・カラミコ、音楽はトビー・フーパートウェイン・ベルの2人である。そして出演は、ネヴィル・ブランド、メル・ファーラー、スチュアート・ホイットマン、マリリン・バーンズ、クリスティン・シンクレア、ウィリアム・フィンレイ、カイル・リチャーズ、キャロリン・ジョーンズ、ロバート・イングランド、ロバータ・コリンズ、ジャナス・ブリス、たちである。
テキサスの田舎町。ミス・ハッティの淫売宿を追い出されたクララはスターライト・ホテルというモーテルにやってきた。クララが淫売宿から来たと知ったモーテルの主人ジャッドは、彼女を殺し、モーテルの側にある沼に投げ捨てた。その沼にはクロコダイルが生息していて、クララの死体はクロコダイルに食いつかれた。そんな中、ロイとフェイという夫婦が娘・アンジーと共に泊まりにやってきた。が、ペットの犬がクロコダイルに食われてしまい、そのショックでアンジーは半狂乱になってしまう。また、クララの親・ハーヴェイとリビーが探しにやってきたが、ジャッドはクララが来たことを否定し、警察に行き、保安官と共にミス・ハッティの淫売宿に行ったが、クララが居たことは否定され、モーテルに戻った。そんな時、ロイが、クロコダイルを殺してくれるように頼むが、拒否されたことから、自分で殺そうとした。で、ジャッドは大鎌でロイを殺し、沼に捨て、フェイ、アンジーを襲った。アンジーの悲鳴を聞いたハーヴェイもジャッドに殺されて、やはり沼に捨てられた。更に、土地の若者・バックが恋人のリネットと共にやってきて、少女の悲鳴を耳にしたことから、やはり沼に突き落とされる。リネットは何とか逃げ切った。次々と人が失踪していくということで、警察も本格的に捜査を開始していて、捜査の手はスターライト・ホテルに達した。リビーが縛られているフェイを救うが、クロコダイルに襲われて重症を負う。逃げ回るアンジーを追ったジャッドだったが、瀕死のフェイが遂に沼に突き落として、アンジーは助けられた...
連続失踪事件の背後にあった恐怖の出来事を巧みに描いていて、ヒッチコックの名作「サイコ」のような恐怖感を与えてくれる。また、クロコダイル(=鰐)が人を襲うというパニック映画も製作されていることもあって、やはりその恐怖感もある。ということで、このジャンルの作品に求められる要素はたっぷりと詰まっている。
しかし、全体的には低予算と言うこともあるのか、不完全燃焼ということを随所に感じられる。この点が惜しいところである。(やはり、「悪魔のいけにえ」の次の作品ということで、期待する部分も大きいですからね...)
とは言っても、本作は実話が元になっているということを考えると、こういう事件があったということの方がよっぽど怖いということになりますね...
この記事へのトラックバック
あまり知られていないですが、国際ファンタスティックSF映画祭で「黄金の一角獣賞」「主演男優賞」を受賞しているので、まったくの駄作ではないような気もするのですが・・・。ちなみにフェイが重症を負ったのは、クロコダイルに襲われたのではなくて、ジャッドに鎌で切りつけられ2階から突き落とされたからですよね(別にどうでもいいことですが)。