で、バカ殿下に負けないおバカさを発揮した皇帝。簡単に赤・銀に突入を許してしまい、更に、勝手に艦を操られて大艦隊を壊滅させられてしまったなんて、バカ殿下以上のおバカさんでした。親衛隊も雑魚戦闘員と同様にあっさりとやられてしまい、皇帝1人だけに簡単になりすぎ。あとは、やられっぱなしということで、ここまで存在感の無いラスボスも珍しいですね。
ただ、歴代34のパチモン戦隊戦士の連続攻撃に耐えたということで、行動隊長の怪人よりは防御力だけは確実に上だったことだけは証明されました。→帝国を支配するというように上に君臨するには、戦闘力ではなくて保身力(=防御力)が重要ということですね。→不祥事を起こした会社の重役や国会議員が自己保身の方に力を入れるという姿とダブりますね...
オーラスのオリキャスの所では、本当に「顔見せ」というワンカットだけということだったが、「お祭り」の最後を飾るには相応しいところでした。しかも、アカレンジャー・海城剛が締めくくってくれたというのも良かったですね。
また、台詞のあった人と無かった人がいたが、台詞の無かった人もメッセージは伝わってきました。そんな中、マジの芳香ちゃん(ベッピィを久しぶりに見ました。)はキャラが変わっていなかったですね。
その一方で、「数ヶ月後」の所から先は、この後の続編としてOVを作れるような伏線をというところは何とかならないですかね。皇帝を倒したのに「ザンギャック帝国」はまだ残っているというのは、「続きを作ります」と宣言しているだけであって、本作(TVシリーズ)が不完全な形での終了ということを意味しているだけでしかないですからね。内部分裂で崩壊していると語っていたものの、中途半端としか受け取れない終わり方でした。→どうせやるなら、ザンギャック本星に乗り込んだゴーカイジャーがザンギャック帝国を受け継いで悪墜ちして、地球以外の星々を支配下におくような展開にでもしたら、それはそれで面白くなりそうだが...
ストーリーとしては中途半端な形で終えるのを、アカレンジャーをはじめとするオリキャス・ゲストで誤魔化して締めたといった印象が強く残り、最終回ということではつまらない物語でした。→敵の物量投入も、皇帝の存在感の無さと、見え見えのOV作品の下準備・仕込みが足を引っ張って...ということでした。

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