カオルは絵本の製作に行き詰まり、ゴンザに相談するが、何の役にも立たない。(これは最初から筋違いですからね。)そんな所に、儀式用の剣を借りにレオがやってきた。それは、数年に一度しか現れないという霊獣を見るの儀式で、霊獣を見た者には幸せが訪れるという。カオルはそれを知ると、興味を持って、レオに同行した。
一方、鋼牙は、レオの作った道具でホラーが現れるのをひたすら待っていた。
カオルはレオから与えられた秘薬を飲み、気が良く見えるようになり、レオについていく。が、霊獣を見るには気によって選ばれた特別の道を通っていかなければならず、レオの指示に従って、その道を進んでいく。
途中で色々とレオと話をするカオル。(交流が出来たことは良かったが、話だけで片付けられるのではつまらない...)
目的地に到着したが、そこは何の変哲もないビルの屋上だったことであっけに取られるカオル。が、儀式の準備を整え、儀式を行ったレオ。すると霊獣が姿を現した。レオとカオルは、筆をかざし、霊獣と触れあった。が、そんな2人に、霊獣守るオリウスが現れ、襲ってくる。レオが儀式用の剣を使ってオリウスを一刀両断にして始末した。レオの強さに観劇するカオルだったが、レオはこのことは鋼牙には内緒にするようにと約束させた。
一方、ホラーを待ち続けていた鋼牙は、遂にホラーが現れたと言うことで、退治した。(召還したところも描かれず、消化不良でしかない...)
今後に対する伏線を準備した回だったのが見え見えであるが、はっきり言って、鋼牙のホラー退治はどうでも良いことでしたね。全体の物語を深くするにはこういう回も必要というのは分かるが、主役である鋼牙がどうでも良いような存在でしか無かったということはマイナスにしかならないでしょう。
以前に、零を主役にした物語があったので、今回のようにレオとカオルを主役にした物語であって悪いとは言わないが、やはり鋼牙の活躍する姿を見たいのが正直なところである。今回は、鋼牙を登場させる必要性の無い物語であって、「牙狼」の看板があるものの、主役不在の肩すかし再びでした。(今回は、作品全体ではポイントに死体のでしょうが、内容的には「ハズレ」でした。)それにしても、本作は「ハズレ」と言う回が多いですね。(良いときと悪い時の差が大きすぎる。)
3話ずつで、劇場で先行上映を行っているが、今回のような物語が入っていたら、はっきり言って損をしたように感じるだけで、「金返せ映画」になるのは確定ですね。(過去にもこういう回があったので、またもとなると、もはや劇場公開に行くのは騙されに行くようなものと判断してしまいます。)→こうも酷いとなると、こういうビジネスモデルは完全に失敗することを祈るだけです。(行ったら不満だらけになって劇場に不満の意見を残すだけになるのが見えているので、行かなくて正解です。)→TV放送、その後のソフト販売では(費用の)回収できないという厳しい状況だというのは分かるが、ちょっと酷いですね。ただ、深夜枠ならではのそっち方面のサービスがないので、起死回生策はまだあるといえばありますが...

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