収録曲は以下の全11曲である。『Wild Wind −野性の疾風−』『12゜30'』『夢去りし街角』『未青年』『ゴールは見えない』『永遠に捧ぐ』『チャンピオン』『秋止符』『ルート・サンシャイン』『緑をかすめて』『美しき絆−ハンド・イン・ハンド−』。
この中からシングル・カットされたのは4曲であるが、アルバム・リリース前にリリースされている『チャンピオン』がオリコンで4週連続1位、1979年の年間シングル・チャートでは8位を獲得する大ヒットとなり、やはりアルバム・リリース前にリリースされた『夢去りし街角』はオリコンで6位を記録している。アルバム・リリース後では、『美しき絆−ハンド・イン・ハンド−』と『秋止符』が同日にシングルとしてリリースされていて、前者はオリコンで54位、後者は同4位を記録するヒットになっている。(前者は「ミルクランド北海道」のキャンペーンソングということでのシングル・カットでもあった。)
お薦め曲は、彼らの代表曲『チャンピオン』、シングル・ヒットしている『夢去りし街角』『秋止符』、シングル曲でもあるが、スケールの大きい『美しき絆−ハンド・イン・ハンド−』、『永遠に捧ぐ』、『Wild Wind −野性の疾風−』『ルート・サンシャイン』と言うところをピックアップしておくが、「全部」と言いたくなるだけのハイ・クオリティで、捨て曲の無い完成度の高いアルバムとして仕上がっている。
『チャンピオン』のシングル・ヒットの直後と言うことで、正に頂点を極めた直後のアルバムであるだけに、大いに期待されたアルバムであって、その期待に見事に応えた内容のあるアルバムとなった。そんなアルバムが、実に地味な白いジャケットという所もまた面白い所である。
彼らのアルバムを聴く場合、絶対に聴くべきアルバムであって、手元に置いておきたいアルバムである。たっぷりとアリスのサウンドを堪能しましょう!
アリスのライブを 見に行きまして そのとき ラストに 流れた曲で 観客 みんな 立ち上がって
手をつないで といわれて まだ 子供だったボクは 隣のおねぇさん と手をつなげなかった記憶しています。ひょっとしたら 手をつないだような記憶も あるようなないような。
音楽同好会(名前検討中 アリスを語る会