尚、今回は久しぶりのダークシャドウの登場であり、ボウケンシルバーとは初のご対面となりましたし、マジック・ネタということでは「デンジマン・31話」を思い出させてくれました。(この物語には2代目引田天功、当時は朝風まり名義で出演。尚、彼女はこの年(1980年)の12月に2代目引田天功を襲名した。)→「デンジマン」に捧ぐ。
サトエ記念21世紀美術館。さくら姉さんがプレシャスの調査を行っていたが、突然非常ベルが鳴り、駆けつける。が、イエローとブラックの姿はなく、二人のアクセルラーが残されていただけだった。また、さくら姉さんはそこで黄色いカナリアと黒い犬を追いかけている風のシズカを目撃、直ちに後を追う。が、カナリアと犬は逃げてしまい、風のシズカも逃げてしまう。で、基地に戻ったさくら姉さんはチーフに二人がいなくなったことを報告する。で状況を説明する。で、チーフがいないときのミッションはサブチーフである自分に全責任がある、と、責任感の強いさくら姉さんは「自分の判断ミス」だと、姉さんの性格は変わりません。で、チーフの指示で、現場に戻って調査をすることに。(「現場百回」といいますからね。)
再び美術館に行ったさくら根尾さん、チーフ&ブルー。そこには昨夜見た黒い犬がいた。また、カナリアもいた。(でも、さくら姉さんは「インコ」と言う。)で、犬を使ってダークシャドウの追跡を始める。すると、公園で風のシズカが捕獲網を使って何かを追っていた。で、3人は変身。また、ズカンガミが「以後、お見知りおきを」と自己紹介するが、この「以後、お見知りおきを」というのは「ケータイ刑事」ではお約束の台詞の一つである。(銭形姉妹とパートナーの最初に顔を合わせたとき、必ず口にする。(で、「お見知りおきをお仕置きに変えてやる」まで繋がります。))
風のシズカがタキシード姿になり「ズカンガミ・マジック・ショー」の始まりとなる。(マジックといえば「銭形愛・7,9話」「銭形泪・1st.9話」「銭形雷・1st.20話」等が思い浮かびます。)そして、トランプ・マジックでまずは一撃。で「やったー、やったー、ズカンガミ!」って、これは「ヤッターマン」です。
更にズカンガミの攻撃は続き、ピンクをロープで縛り上げると、ピンクちゃんを消そうとしてマントを放り投げるが、そこをレッドが助ける。が、マントにくるまれたレッドがズカンガミによって金魚(デメキン)に変えられてしまった。で、ズカンガミは人下を動物に変えてしまう能力があることが告げ、ブラックを犬に、イエローをインコに変えたことを口にする風のシズカ。で、忍犬(たくさんの人間の知能を持った動物を集めてダークシャドウ特殊動物部隊)を作るという計画だった。(但し、金魚はただの嫌がらせ)で、調子に乗った風のシズカはプレシャスである指輪を使って動物たちに命令をするということを言う。で、そこに現れたボウケンシルバーにその指輪を奪われる。(やっぱりマヌケです。)で初対面ということで「あんた誰?」からシルバーがポーズを決めて名乗りをしようとするが、ピンクが「あっ!」。何かと思えば「チーフが酸欠です」ということで、慌てて撤退していきました。(魚を水から出していたら当たり前です...)
基地に戻ると、金魚は早速水槽へ。で「これが明石?」と映士、そして「菜月?」「真墨?」(ここで思い出すのが「銭形零・2nd.9&10話」のシャチホコ、「銭形泪・2nd.12話」のジュウシマツとカナリアです。)
映士が風のシズカから奪った指輪はプレシャスであるソロモンの指輪であることが判明し、これは別の名前で紛れ込んでいたのだった。で、これを使えば動物と会話することが出来るという伝説があった。で、動物に変えられた3人の姿を見て「なかなかシュールな光景ですね」と言う牧野。→で思い出すのが「美少女仮面ポワトリン」である。このシュールな世界、なかなか面白いものでした。(ポワトリンには、牧野を演じる斉木さんも出演していました。)
アジトに戻った風のシズカはヤイバからまたも失敗を責められる。で泣くが、これはやはり嘘泣きである。で、嘘泣きといえば銭形泪ちゃんです。「泪は私の武器ですから」といって、派手に嘘泣き(時には本当に泣きました)を見せてくれました。
で、ソロモンの指輪を取り返すために、3人を元に戻す薬と引き替えに取引を持ちかけてくるが、「これは罠だと分かっていれば対策の立てようもあります」とさくら姉さんはじっくりと考え、分析をしてシミュレーションを行う。ということで、緻密なさくら姉さんです。
翌日、取引場所では風のシズカとズカンガミが首を長くして待っていた。そこにさくら姉さんを中心に3人が現れる。で、ハザードレベル13の正真正銘のプレシャスということを告げるが、風のシズカは「ニセモノの薬なんて必要ないね」ということで、ズカンガミが力ずくで奪いに来る。が、これも計算の内に入っており、ズカンガミを倒せば元に戻ると考えて、3人は変身。そしてバトル開始。
ピンクを鳩に変えようとするズカンガミだったが、ブルーのアドリブで危機回避。デュアルクラッシャーで一気に反撃に出ようとするも、ズカンガミもデュアルクラッシャーを出現させ、ピンクたちを粉砕しようとする。が、そこにイエロー・カナリアが割って入り、更にブラック・犬、レッド・金魚も飛び出し、その好きにデュアルクラッシャーを放ちズカンガミを粉砕。これで3人は元の姿に戻る。
ゲッコウはズカンガミを巨大化させるも、チーフ、菜月、真墨も変身、アルティメットダイボウケンとサイレンビルダーで応戦。が、巨大ズカンガミには歯が立たない。(ズカンガミのシルクハットから出たヘビがアルティメットダイボウケンのボディに巻き付くが、これは「銭形舞」のリボンによる犯人拘束である。)トリプルリキッドボンバーを番傘で受け止めて玉乗せの芸を見せるが、これは染之助・染太郎の芸である。で、窮地に追い込まれるボウケンジャーだったが、ピンクがゴーゴードリルとゴーゴーショベルの合体を解除してシルバーに使わせる。で、ドリルとショベルがサイレンビルダーに合体する。(また、エイダーとポリスの腕はアルティメットダイボウケンに合体する。)が、ダブルアームリキッドボンバーでズカンガミを撃破する。
ということで、10機のメカの合体で「アルティメット」と言っていたら、更に相互に合体するということ(まあ、予想はしていましたが...)で、更に玩具を出しますということを宣言している。でもこれだったら何処が「アルティメット」だったのでしょうか?
基地に戻ったボウケンジャーたちはチャーハンを食べている。(ブラックくんはしっかりとグリンピースをチーフの方につまみ出している...)が、動物にされた3人とされなかった3人では全く表情が違っていて(特にチーフは「屈辱感」に満ちている。)それぞれのキャラが出ていますね。で、さくら姉さんも実は知らなかったというアドリブだったということで、笑顔のさくら姉さんでエンディング。(この笑顔のエンディングは「ケータイ刑事」ではお約束であり、やっぱりさくら姉さんは...)
ということで、今回は(今回も)たっぷりと「ケータイ刑事」に染まった物語でした。あと、稲妻落としでもやってくれたらよかったのに...(「銭形雷」は現在放映中ですが、その他「愛」「舞」「泪」「零」はDVD-BOXで鑑賞しましょう!)
30戦隊大全集の19回目は「超力戦隊オーレンジャー」。この戦隊は何と言っても「戦隊20周年」ということで特別な位置づけがされた戦隊です。で、長官に、永遠のヒーロー俳優である宮内洋先生が戻ってきました。メタル・シリーズでは「レスキュー・ポリス」とリーズで本部長を演じていたが、遂に戦隊の方にも「長官」ということで戻ってきてくれました。ということで、「宮内戦隊」とまで言われたお話でした。また、この戦隊は、敵・バラノイアの幹部全てが着ぐるみとなり、お父さんを喜ばせるセクシーな女性幹部のレギュラーもいない戦隊である。(で、この反省なのか、次の「カーレンジャー」からは敵・女性幹部の露出度が極端に高くなります。)更に、現在は「登竜門」と言うレ手久しい「戦隊」であるが、本作でオーピンク・丸尾桃を演じた珠緒さん(当時、現・さとう珠緒)は大きくブレークしましたし、オーブルー・三田裕司を演じた合田雅吏さんは5代目格さん(「水戸黄門」)になるというように、ビッグになりました。
※来週は「東京少女 〜東京変身少女」の関係で、「ボウケンジャー」「カブト」「リュウケンドー」に関してのUPはいつもよりも時間的に遅くなります。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
↓今週の30戦隊

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 超力戦隊オーレンジャー
- アーティスト: 速水けんたろう, 八手三郎, 米光亮, まきのさぶろう
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
↓今回はもはやこれです。(「銭形雷」はまだリリースされていません。)
- 作者: 佐藤 有文
- 出版社/メーカー: 立風書房
- 発売日: 1986/09
- メディア: 単行本
諏訪太朗に変身してしまう14歳の少女!ああ!
映画『血を吸う宇宙』でも、三輪ひとみ嬢が諏訪太朗になっちゃうネタがあったし、『マルコビッチの穴』って作品もあったので二番煎じ感は否めませんが、でも楽しそう!
諏訪太朗、大好きなんですよ。
『爆龍戦隊アバレンジャー』や「平成ライダー」シリーズにも出てますよね。
『爆龍戦隊アバレンジャー』といえば、眼鏡っ娘「今中笑里」役の西島未智ちゃんが、総合格闘技の試合に出るらしいですよ。