ダークゲランの体内でのタクトとブラックライオとの対決。外ではアドたちがダークゲランに突入しようとしている。で、レミーと「5分後」という作戦の打ち合わせ。で突入へ。ということで、たっぷりと見せてくれる。
一方、レミーは作戦通り、攻撃に備えているが、アクアルとサイクリードが侵入してきて「何であんたが攻撃を続けないのよ」。アインとツバインが「黙ってみてられなくて...」ということだったとは言うものの、パトラさんもそうだが、簡単に侵入者を許してしまうのがセイザー・チームの戦艦です。が「今はエネルギーを貯めてるの!」の一言で「すいません」とアクアル&サイクリード。ということで、やっぱりレミーがボスです。(1950年頃の生まれということが分かったレミーだが、考えてみたら、戦っている戦士の中では最年長ということになりますし...)
「突入成功みたいだな」とブレアードの声がすると、アドとケインもダークゲランの体内に現れる。で、一気にブラックライオとの最終決戦へ。ブラックライオの胸にあるコスモカプセルを取り返した拓人だったが、それを取り返そうとするブラックライオ。が、コスモカプセルがそれを嫌い、拓人の手に。で、一気にブラックライオを撃破する。しかし、実体を持たないブラックライオは闇自身を倒さなければ消えないということが分かる。
が、作戦の時間となり、ダークゲランの外からはレミーが、体内では拓人たちの同時攻撃が行われ、ダークゲランは木っ端みじんに吹っ飛び、闇も消えていく。ということで、危機は救われた。が、拓人たちは?
コスモカプセルに守られて拓人たち4人は無事に戻ってくる。そして、遂に12個のコスモカプセルが手に入った。シャーク隊長は、この時代の地球の代表として拓人に願いを唱えさせる。で「コスモカプセルよ、消滅して未来を変えてくれ!」と願う拓人。すると、未来からの通信が入る。しかし、途中でその通信が途絶える。(ということで、未来は変わった。)が、コスモカプセルは消滅せず、拓人、アド、ケイン、レミー、由衣、ブレアード、アクアル、サイクリード、アイン、ツバイン、ゴルド、パトラの手に現れる。で、シャーク隊長が「そういうことか」と言って語り始める。コスモカプセルは消滅しない。願いを叶える力を持つが強力な武器にもなる。12人が一つずつ持ち続けることで永遠に一つになることはない。ということで、12人は選ばれたのだった。(しかし、この中に由衣ちゃんが入っているとは...)
そしてシャーク隊長は覚悟をしていたが「本当の別れの時が来たようだ」といい、みんなに伝えたいことはただ一つ「素敵な未来を作ってくれ」と言い残して消えていく。そして更に、流星神たち、変身ブレスも消滅する。
安藤家、コスモカプセルを手にした12人が集まっているが、アドが話し始める。それはみんなの新たな旅立ちだった。で、まずは三バカ将軍のコスモカプセルが反応する。「最後にカッコイイことを言わせてくれ」というブレちゃんだったが、それを言うことは出来ずに旅立っていった。で「最後までブレアードらしいね」と由衣ちゃん。(やっぱり美味しいキャラでした。)でも、春子さんの納豆ご飯が二度と食べられないというのがブレちゃんの心残りでしょうね〜。それに続いてはゴルド&パトラ夫妻。「夫婦で大学芋屋を開くみたい」とパトラさん。(そう言えば、大学芋がパトラさんの得意料理でしたね...)そして、ケインとアイン&ツバイン。そしてアド。それぞれが旅立っていくと、拓人、レミー、由衣の3人だけが残った。拓人は「何で俺たちのには何も見えないのかなぁ?」と呟くが、宗二郎が「自分で未来を決めろということだろう」。ということで、それぞれの道を歩み始める。
数ヶ月後、拓人は夢であったF-1レーサーになるために、イギリスに旅立っていこうとしていた。そこにバイトの夜勤明けのレミーが駆けつけてくる。レミーは「タックン」ではなく「拓人」と呼ぶし、「安藤家はお前に頼んだ」と拓人はレミーに言うが、既にこの二人、完全な若夫婦ですね。
最終回ということで、バトルの方は抑え気味にして、その後の世界に旅立っていく所をじっくりと描いたと言うことで、とてもいい大団円を迎えた物語でした。殆どがギャグ路線であったが、最終三部作はシリアル路線を突き進み、良い方向に結実し、「超星神シリーズ」の幕を締めくくってくれました。
【関連する記事】