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2010年08月30日

「不良番長」(その10)

今回は3本製作されている1971年の作品の中から、シリーズ第11作となる1本について記します。

シリーズ第11作不良番長 やらずぶったくり
作品データを記しておくと、1971年の東映東京の作品で、時間は89分、監督は野田幸男、脚本は山本英明と松本功の2人、撮影は稲田喜一、美術は江野慎一、音楽は八木正生である。そして出演は、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、一の瀬レナ、渡辺やよい、山城新伍、菅原文太、安岡力也、天津敏、三原葉子、久里千春、由利徹、玉川良一、中村是好、大泉滉、潮健児、南利明、芦屋小雁、花紀京、岡八朗、丹下キヨ子、若水ヤエ子、諸角啓二郎、後藤ルミ、小林千枝、正司玲児、正司敏江、たちである。

新宿を根城にしているカポネ団は、金儲けを考えて、「全国ソープランド連盟」を旗揚げした。神坂たちはこれで風俗嬢たちを引き抜いて他に売ることで一儲けしようと考えたのだった。が、同業の七色会と鉢合わせすることになる。そして意気投合したのまでは良かったが、暴力団花岡組に眼をつけられ、新宿から追放されることになってしまう。ということで、神坂は鑑別所時代の友達である伊吹信次を訪ねていき、ある漁村で働くことになった。しかし、その漁村は、水産会社の肥料工場から排泄される廃液のために公害問題が生じていて、近海は汚染されてしまい、魚を求めて遠洋漁業に切り替えざる追えない状況になっていた。で、金になる鮪を求めて遠くまで出ていくようになっていた。信次の漁船も遠くまで出ていって、鮪の捕獲を終えて戻ってきたが、その鮪が汚染されているとして、全ての鮪を廃棄処分するように命じられてしまう。で、廃棄される鮪は全て日の丸水産に運び込まれた。その様子を目撃した神坂たちは、日の丸水産の工場に乗り込んだ。で、この廃棄処分は漁業組合長・榊と日の丸水産の仕組んだ罠であると知った、しかし、神坂たちがその話を聞いていたことを知った一味は、発覚することを恐れて、花岡組を使って神坂たちを消そうとする。そして、神坂は無事だったものの、カポネ団の何人かが花岡組の手に落ちて殺されてしまった。神坂たちは死んだ仲間の復讐のために立ち上がり、日の丸水産へと殴り見込みを賭け、悪事を企んだ一味を倒した。

物語の展開はいつもの通りであるが、ネタ切れという所が随所に見られていて、ここ数作に登場した設定を切り張りして組み合わせ、再構築したような展開では、辛いものがある。ただ、本作公開当時は、様々な公害問題が社会を賑わして、大きな社会問題になっていたことを考えると、そういう問題を物語に取り入れようとしていると頃だけは、新たな試みとして評価できるところである。(というよりも、これがあるため、何とかシリーズの体面が保てたと言って良い感じですね。)

本作は、社会問題に対する扱いを更に考えて、脚本を練り直したら大化けする可能性があるだけに、余りにも残念な1本という所でした。


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posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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