第四部は、赤影たちの影一族が襲われ、また、一族に伝わる「黄金の仮面」を巡って魔風忍軍との戦いということになる。第三部で好評だった巨大怪獣も登場するが、第四部の最大のポイントは、(正義の)ヒロインと呼べる存在が登場するということで、青影のお姉さん・陽炎がいるというところである。が、最近の作品であれば、設定は間違いなく赤影と一緒に戦うくノ一になるのだろうが、黄金の仮面の謎を解くことが出来る唯一の人物であるが、盲目というハンデを持っているという設定である。こういうヒロインは、'70's作品では珍しくなかったが、最近ではこういうヒロインは絶滅しているだけに、逆に新鮮でした。(本作は'70's作品ではなく、'60's作品ですが...)
が、第四部の最初のシーンにはぶっ飛びました。ご来光に手を合わせてお祈りをしていて「明けましておめでとう」と赤影たちが言っている。が、この物語の本放送は、1968/1/3なので、その時にはピッタリという内容である。特に、季節感は無いような物語であるのに、正月ムードを漂わせていたというのは、意外でした。(以前にも本作は見ているが、完全に忘れていたということです。)とは言っても、赤影たちの影一族は飛騨の山奥に住んでいるという設定になっているが、飛騨地方の正月というと、雪が積もっていると思うのですがね...(雪は全くありませんでした。)
面白かったのは、魔風の忍者・夜目蟲斎と魔風の頭・雷丸とが、貝の形をした無線機を使って連絡を取っていたという所と、青影は飛騨に連絡するのに伝書鳩を放っていたという所である。戦国時代が舞台となっている物語なので、伝書鳩というものには全く違和感がないが、そんな時代に無線機があるというのが面白い所である。(自体にマッチした「伝書鳩」と時代を無視した「無線機」という対比が実に面白い所である。)とは言っても、劇中では「無線機」ではなくて「忍法で通信するという秘術」ということになるのでしょうが...('60's当時であれば、イメージはトランシーバーでしょうね。現代ならば間違いなく携帯電話ということになりますけど...)
現役ヒーロー作品は、目にも当てられないブサイクなデザインが横行していて、それだけでもうんざりであるが、ストーリーも酷いし、CGも低レベルで見所がなく、完全にゴミでしかない。が、「赤影」は40年以上昔の作品であるため、特撮技術は低いものの、デザインは洗練されているし、ツボを抑えて登場人物とストーリーということで、実に新鮮であって面白い。(以前にも見ているが、細かい所は忘れているということもある。)あと三ヶ月弱であるが、楽しませてくれそうです。(が、「赤影」については毎週記していくことはしません。)
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