そして、今回の物語は「牙狼」のベル(岡本杏理)と「カーレンジャー」のピンクレーサー・八神洋子(来栖あつこ)の顔合わせということになり、特撮ヒーロー・ファンとしたら、何とも言えない顔合わせが実現しました。ただ、来栖あつこと言えば、最近ではピンクレーサー・八神洋子というよりは「ケータイ少女」の南野涼子先生と言った方が良いかもしれませんが...
ただ、今回の物語では、放送内容とは全く関係ない所で大問題が一つありました。それは「
ちなみに、過去にも「銭形雷」の2nd.の時にも今回と同じことを経験している(但しBD-REではなくてDVD-RWを使用している。)が、同じ放送枠で2年に一度ぐらい(=100回に1度)の頻度ならば仕方ないのかもしれませんね。(全くダメということでは無いですから...)
青葉台学園中等部2年の杏理は2歳の頃から父親・幸雄と二人暮らしという少女である。(両親が離婚した。)そのため、家事をこなしながら学校に通っている。今は夏休みであるが、部活のために学校に通っている。のた、夏休みには二人で旅行に行くことにしていて、その話をしながら洗濯物を干している杏理は、スーパーの特売品のチラシをチェックしていた。(この後、杏理が通った神社って、「愛・1話」に出てきた神社のように思えるが、やはり「青葉台学園」ということをしっかりと意識しているのでしょうね。また、今回の物語の監督の田沢監督は「銭形愛」から参加している監督ですから当然でしょうね...)
吹奏楽部の杏理は練習を終えて友達と下校していて、友達から遊びに来ないかと誘われるが、「買い物しなきゃ」ということで、主婦みたいな日々を過ごしていた。
夕食にカレーを作り、父と食べている時、父から、金曜日に外食に行かないか、と誘われた。で、金曜日、走って家に帰った杏理は着替えてから父と待ち合わせをしたレストランに向かった。先に到着した杏理は席について待っていた。そこに父がやってきたが、父は席に座ろうとしなかった。そこに一人の女性がやってきた。杏理を見るなり「可愛い」と言ったその女性は、父の会社のOLで、父の仕事のサポートをしている大島洋子だった。(→「八神洋子」ではなく「大島洋子」という名前であるが、やっぱり「カーレンジャー」を意識している名前ですね。)父が洋子を紹介し、3人で食事をして、杏理の日常生活の話をした。
その夜、帰宅して自室にいる杏理の所に父がやってきて話をしようとするが、今日の食事のことだけしか語れなかった。
翌朝、弁当を作っている杏理に父が「この前の大島さんのことなんだけど...」と、言いにくそうに話を始める。「どう思う?」と問われて「いい人じゃない」と杏理は言うと、出掛けて行こうとする。で、父は「再婚したいんだよ...」と切り出した。言いにくそうに話す父に「いいと思うよ」と答えた杏理だったが、ちょっと複雑な表情をしていた。
「行ってきます」と言って出掛けていく杏理。が、忘れ物があったのか、出掛けずに家の中に戻る杏理。そこに携帯に着信があって父が電話する声が聞こえてきた。それは洋子からの電話で、再婚のことを話していた。が、父が「コブ付き」と言った言葉を耳にした杏理は飛び出して行き、心の整理が付かず、考え事をしながら歩いていた。(ここでAパート終了。経過時間は12分を回った所でした。よってBパートは14分弱になります。)
その日、買い物を済ませて家に帰ってきた杏理。鍵を開けて家に入るが、玄関に女性ものの靴があった。キッチンに行くと、洋子が料理をしていた。会社から直帰で、ここの家に近かったから、よかったら夕飯でも作ろうと思って、(父・)幸雄から鍵を借りてきたということだった。杏理は買ってきた食材を冷蔵庫にしまいながら、洋子に料理を任せることにした。
テレビを見ている杏理。(映画「東京少女」の主題歌が流れているけど、この
料理が出来て、食事ということになる。「大島さんの手料理食べるの、お父さんも初めてなんだ」と言う父に杏理は「つきあっているのに、大島さんと呼ぶの、変じゃない」と言う。突然空気が重くなり、笑顔で「例えば洋子ちゃんとか」と杏理。これに「頂こうか」と父。洋子も照れ笑いをしていた。
食事が始まると、父は「軽井沢の予約取れたぞ」と言って、毎年恒例となっている幸雄と杏理の軽井沢旅行の話になる。洋子が「楽しみだなぁ」と言ったことで、杏理の表情が変わる。で、父は「大島さんのことも誘ったんだよ。もうすぐ家族だし...」と言うが、空気が思い。洋子は「何なら2人で行ってきて」と言って辞退を口にするが、杏理は「一緒に行きましょう」と口にした。
翌日、学校から帰った杏理は、タンスに衣服をしまおうとして父の部屋にやってくると、ダンボール箱に荷物を整理しているのに気づき、ハコを空ける。そこにはアルバムが入っていて、赤ちゃんの時の杏理の写真があった。それを眺めている杏理は、赤ちゃんの自分を抱く母と父とのスリーショットの写真を目にした。それを見て「母さん」と口にする杏理。そしてもっとよく見ようとしてアルバムを顔に近づける。その時、一枚のメモ書きが落ち、それを手にすると「静岡県御殿場市田原沢10-3」と記されていた。
自室でパソコンに向かって作業をしている杏理は、友達と電話で話していた。「捏造?何よ」という友達に「吹奏楽部の夏休み強化合宿のおしらせ」と言う杏理。「そんなの無いじゃん」という友達に「だから捏造だってば」と言って、バスケ部のプリントを貰ってきて打ち直していると言う杏理。(この時、「青葉台学園中等部」ということで、杏理は青葉台学園の生徒と言うことが判明しました。)
杏理は「9日と10日が合宿だって、お父さんに嘘つくんだ」「家庭の事情」「何かあったら一応口裏合わせておいて」と言い、友達は「分かった。愛にも言っておく」とOKした。→愛というのも杏理の友達ですね。ひょっとしたら時間軸上は遡ることになるが、中学時代の銭形愛だったりして...
洋子がやってきていて、幸雄と共に居間にいる。そこに杏理は「これなんだけどさぁ」と言って捏造した合宿のお知らせを渡す。それを見た洋子は「9日って、軽井沢に行く日じゃない」と気づき、杏理は「そうなんです。だから行けないの、残念だけど」と答える。洋子は「今年は無しにしよう」と言うが、杏理は「二人で行ってきて。新婚旅行も兼ねてね」と言って2人を軽井沢に行かせようとする。で、幸雄は「そうするか」と口にして、幸雄と洋子は軽井沢に行くことにした。
9日、杏理は制服姿で、合宿に行くという出で立ちで家を出た。近くの神社で友達と落ち合うと、クラリネットの入った鞄を預け「旅」と行って出掛けていった。(行き先は「内緒」と言って話さなかった。)
都電荒川線の駅で杏理は、赤ちゃんの自分と両親の写っている写真を見ていた。
その家から同じ年ぐらいの少年が出てくる。杏理はとっさに身を隠した。「颯太、夏期講習のお金、忘れてる」と言う母親の言葉で少年はそれを受け取ると出掛けていく。物陰からそれを聴いていた杏理は颯太の後を追いかけていった。(尾行しているつもりでしょうね、杏理は...)
颯太はゲームセンターに入っていく。杏理も後を追ってはいる。友達と落ち合った颯太は、夏期講習を申し込まなかったらそのお金全部小遣いになる、と口にしたが、杏理はそれを聞いていた。が、颯太は杏理を目にすると、友達に「さっきからあいつ、ずっと見てくるんだけど...」と言う。「好きなんじゃないか」とからかう友達。これに「やっぱり」とまんざらでもない様子の颯太。それを耳にした杏理は颯太の元に歩いてくると「あんたねぇ。嘘付いて夏期講習代パクルなんて最低だね」と言って颯太を睨みつけた。
次回の物語は、「東京少女・岡本杏理」の最終回となる今回の続きの「旅の途中 〜後編」です。颯太も杏理と同じ中二ということがわかり、また杏理は家出してきたことを語るなど、内容のある物語になることが予告からも分かります。→前後編となると、時間があるだけに、人物描写もじっくりとできるようになり、密度の高く内容のある物語になるが、この物語もそういう前例と同じく、良い作品になりそうです。
また、この後の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせは、いつもの通り「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。
時間があることもあって、杏理の環境をじっくりと描くことが出来るだけに、物語としたら実に良く分かる物語ですね。しかも「シリアル路線」ということで、笑いを狙う所が無く、いい感じになっている。但し、「青葉台学園」とか「カーレンジャー」と同様に来栖あつこが「洋子」を演じているとか、分かる者には分かるという仕掛けが用意されているので、分かる者には色々と笑わせてくれる物語でもある。(分からない者にも違和感を与えることはない。)
そして、「東京少女」ということで「東京」に拘った所については、杏理は東京に住んでいるということで繋がるとはいうものの、別に「東京」である必要はないので、やはり等閑にされている。もう少し「東京少女」というタイトルの意味を考えて貰いたいところでした。(完全に、主演が4つの異なる役を演じる、という事が大きくなっていて、「東京少女」という「68FILMS」から持っているタイトルの意味や重みが失われているのが残念である。)
ただ、前後編の前編なので、この物語に対する感想、評価は、後編を見てからということで、今週は一応「保留」ということにしておきます。
↓原作ノベライズ本
台所のすみで、わずかに漏れる泣き声を聞く。 (リンダブックス 東京少女 5)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2008/08
- メディア: 文庫
↓やっぱりこれを
↓来栖あつこということで
























