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2008年06月20日

「AMITYVILLE II/3-D」

今回はシリーズ作品を2本、一気にまとめてしまいます。取り上げる作品は「悪魔の棲む家」シリーズであり、この第1作と2005年のリメイク作品については過去に記しているので、残っている作品に付いて述べる。

今回はシリーズ第2作と第3作の2本についてです。「悪魔の棲む家」は1979年の作品であり、1974年にアメリカ・ロングアイランドのアミティヴィルで実際に起こった出来事を元にしたホラー作品である。で、それがヒットしたことで製作されたのが今回の2本である。しかし、この2本は日本ではいずれもが劇場未公開であり、評価の方もボロクソに言われている。

第2作「AMITYVILLE II: THE POSSESSION」:邦題「悪魔の棲む家 PART 2
作品データを記しておくと、1982年のアメリカ映画であり、時間は100分である。原作はハンス・ホルザー、監督はダミアーノ・ダミアーニ、脚本はトミー・リー・ウォーレス、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はラロ・シフリンである。そして出演は、ジェームズ・オルソン、バート・ヤング、ルターニャ・アルダ、ダイアン・フランクリン、ジャック・マグナー、モーゼス・ガン、ダニー・アイエロ、アンドリュー・プライン、テッド・ロス、たちである。

物語は、前作の原因となった事件(長男による一家惨殺事件)に主眼を置いて描いた作品である。昔はインディアンの墓地だった土地に建つ家に何も知らずに越してきたモントリー一家。父と長男との仲が悪くなっていき、怪奇な現象が起こるようになる。そして長男は何者かに操られていくようになっていく...

第3作「AMITYVILLE 3-D」:邦題「悪魔の棲む家 PART 3
作品データを記しておくと、1983年のアメリカ映画であり、時間は105分である。監督はリチャード・フライシャー、脚本はウィリアム・ウェルズ、撮影はフレッド・シュラーとジャック・カーディフの2人、音楽はハワード・ブレイクである。そして出演は、トニー・ロバーツ、テス・ハーパー、ロバート・ジョイ、キャンディ・クラーク、ロリ・ローリン、メグ・ライアン、ジョン・ビール、レオラ・ダナ、ジョン・ハーキンス、ニール・バリー、たちである。

タイトルに「3-D」とあるように、本作は当時流行っていた3-D映画として製作された作品である。(が、どれもこれも、みんな討ち死にするという悲惨な内容で、「3-D映画」は内容的に良い作品がありませんでした。)また、ヒットを記録した映画「ポルターガイスト」に似ている所が多くて... ということで、ボロクソに言われている作品であるが、本作の注目ポイントは、無名時代のメグ・ライアンが出演しているという所である。映画ファンはこの一点のためだけに見ておかなければならない。

暴露雑誌のライターのジョンは、アミティヴィルのあの家を使って荒稼ぎをしているインチキ霊媒師の正体を暴き、追い出すと、その家に住むことにした。が、彼の回りで不思議な現象が起こり始める。彼は霊的現象を全く信じていなかったが...

日本でこの2本が劇場未公開だったと言う理由は、作品を見たら誰でも分かるでしょう。(劇場公開していたら、間違いなく「金返せ」映画として、'80'sに名前を残したでしょうね。)特に、3の方は3D映画として製作されたため、それを2Dで再生するからおかしな事になる、という言い訳が言われることがあるが、当時の3D映画自体が技術的にも未完成であり、失敗だったというだけのことである。特に、VHD(もはやその存在を覚えているのはごく一部の少数のマニアだけ...?)が3D映画を再生できる、ということでアピールしていたが、あの液晶シャッターのメガネと、フレームに引っかかると、立体的に見えていたものが2Dになってしまうという欠陥があり、「ビデオディスク」として高画質のLDの前に敗退していきました。(何か、20年前にHD-DVDの末路を先にやっていたと言っても良い。しかし、スタート時はVHDが圧倒的に有利で、LDはいつ消えるか?といわれてましたけど...)

そういう時代背景まで考えると、'80's作品らしいと感じさせてくれる作品でもある、と言えるが、ストーリーに魅力がなければやっぱりダメという見本である。

が、こういうボロボロの作品になったということで、この体たらくを払拭するために、6年後の1989年にシリーズ第4作「悪魔の棲む家・完結編」が製作されることになるのだから、何が幸いするか分からないものですね。


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posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(洋画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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