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2014年01月27日
HUEY LEWIS & THE NEWS『SMALL WORLD』
表題のアルバムは1988年に発表された彼らの5枚目のアルバムである。彼らと言うと、1983年の第3作アルバム『SPORTS』、1985年の映画「BACK TO THE FUTURE」の主題歌、そして1986年の第4作アルバム『FORE!』の大ヒットによって'80'sを代表するバンドとなったのはご存知の通りである。本アルバムは、そんな彼らが'80's終盤に放ったアルバムであるが、結果的には苦戦して全盛期に幕を引く形になったアルバムである。そのため、結構酷評されているアルバムでもある。(しかし、それなりのヒット曲が生まれているため、評価されているところもある。)
チャート成績は、アメリカでは最高位11位、1988年のBillboard年間アルバム・チャートでは88位にランクインしている。また、カナダでは7位、スイスで10位、イギリスとノルウェーで12位、スウェーデンで14位、豪州で21位、ニュージーランドで28位を記録している。
収録曲は以下の全10曲である。『Small World, Part. 1』『Old Antone's』『Perfect World』『Bobo Tempo』『Small World, Part. 2』『Walking With The Kid』『World To Me』『Better Be True』『Give Me The Keys (And I'll Drive You Crazy)』『Slammin'』。
この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。1st.シングルの『Perfect World』が本アルバムのシングル曲では最も大きなヒットになった曲であって、アメリカでは最高位3位、1988年のBillboard年間シングル・チャートでは64位にランクインしている。また、豪州で22位、ニュージーランドで43位、イギリスで48位、オランダで64位を記録している。続く『Small World, Part. 1』はアメリカで25位を記録するに留まっている。3rd.シングルの『Give Me The Keys (And I'll Drive You Crazy)』はアメリカで47位、『World To Me』はアメリカでもBillboardのHOT 100にはランクインせずにACチャートで84位を記録しただけに留まった。また、『Walking With The Kid』はイギリスで98位を記録している。
本アルバムからのお薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Perfect World』、そしてアルバム内でセットにして『Small World, Part. 1』と『Small World, Part. 2』、更に『World To Me』をピックアップしておく。
サウンドの方は、ホーンセクションを多様するようになっていて、前作までの無骨な泥臭さが薄らいでいるところが特徴となっている。サウンドの変化はバンドとしては当然あるべきことであるが、その変化のベクトルが時代と逆向きになってしまったように感じられるのが残念な所であった。また、H. LEWISというと、やはり泥臭さがあって、それが彼らの魅力でもあっただけに、自分たちの特徴を手放してしまったかのようなサウンドは、アメリカン・ロックとしては悪いとは言えないが、彼らとしたら残念としか言いようがないところである。これは、良く言えば「泥臭かった兄(あん)ちゃんがスマートになって洗練された」と言ったらいいでしょうかねぇ〜
2014年01月22日
FERGIE FREDERIKSEN『ANY GIVEN MOMENT』
音楽界では最近、'70'sから'80'sに活躍した人の訃報が続いている。(年齢的には還暦を過ぎて間もない人たち、すなわち60代である。→もっと年上のミュージシャンたちも数多く現役で活躍していることを思うと、残念でならない。ご冥福をお祈り致します。)そんな中、TOTOの2代目ボーカリストのFERGIE FREDERIKSENの訃報(享年62)が届いたので、追悼の意味から彼のアルバムを取り上げることにする。
ただ、彼の場合、「元TOTO」であるが、TOTOに在籍していた期間は短く、いくつかのバンドに参加したり、ソロとしての活動期間が長い。そのため、「元TOTO」というのに間違いではないが、違和感を感じてしまうのもまた事実である。(しかも、彼がTOTOのメンバーとして発表したアルバムは1枚のみであり、その評価が賛否両論あるのも事実である。)しかし、ボーカリストとしての彼は言い声を聴かせてくれていて、決して悪いものではない。
表題のアルバムは2013年8月(日本盤は2013年10月リリース)に発表されたアルバムである。(本ブログで取り上げるには、余りにも新しすぎるが、彼を語るとすればTOTOのカヴァー曲もあるだけに、本アルバムをチョイスするのが良いかと思いますので...) 前作から2年ぶりとなるアルバムであり、ハードロック系のナンバーから、聴かせるバラードまであって、ロック・ファンとしては嬉しい内容のアルバムである。(まさかこれが最後のアルバムになってしまうとは...) 収録曲は以下の全11曲である。『Last Battle Of My War』『Let Go』『Price For Loving You』『I'll Be The One』『Time Will Change』『How Many Roads』『Candles In The Dark』『Any Given Moment』『Not Alone』『When The Battle Is Over』『Angel Don't Cry』。 尚、日本盤には以下の1曲がボーナス・トラックとして追加収録されていて、全12曲の収録となっている。『How Many Roads(Acoustic Version)』。 ちなみに、『Angel Don't Cry』は言うまでも無く、彼が在籍時のTOTOのアルバム『ISOLATION』(1984年に発表)に収録されている曲のカヴァーである。 尚、本アルバムからのお薦め曲として何かをピックアップすることは止めておく。ただ、TOTOのカヴァー曲は、TOTOのアルバム収録バージョンと聞き比べて見ましょう! TOTOの来日(彼は加わっていないが...)があったり、本アルバムがリリースされたことで、'70's終盤から'80'sに活躍したTOTOもまだまだ頑張っていると思っただけに、FERGIEの訃報は残念である。また一つ、'80'sが遠のいたと感じる所でした。(「'80's」が終わって四半世紀近くが流れていて、スタートからは30年以上が流れているのだから、遠くなっていくのは当たり前なんですが...) ところで、1/21の某民放FM局のある番組でのことである。FERGIEの追悼ということで、TOTOのアルバム『ISOLATION』から『Stranger In Town』をON AIRしていたが、この曲のリードボーカルはDAVID PAICHである。しかもFERGIEは参加しておらず、リードボーカルの前任者のBOBBY KIMBALLがバックコーラスで参加しているのである。それなのに「追悼」として選曲するのだから、やっぱりへぼ放送局らしいことをやっていました。ということで、「追悼」ということでは不謹慎になってしまうが、笑ってしまいました。(『Stranger In Town』は『ISOLATION』からの1st.シングルであり、その時、この曲は新ボーカリストのFERGIEはまだ加わっていない、と言っていたことが頭に残っていたのだが、確認の為に調べてみたら、その記憶に間違いは無かった。)
表題のアルバムは2013年8月(日本盤は2013年10月リリース)に発表されたアルバムである。(本ブログで取り上げるには、余りにも新しすぎるが、彼を語るとすればTOTOのカヴァー曲もあるだけに、本アルバムをチョイスするのが良いかと思いますので...) 前作から2年ぶりとなるアルバムであり、ハードロック系のナンバーから、聴かせるバラードまであって、ロック・ファンとしては嬉しい内容のアルバムである。(まさかこれが最後のアルバムになってしまうとは...) 収録曲は以下の全11曲である。『Last Battle Of My War』『Let Go』『Price For Loving You』『I'll Be The One』『Time Will Change』『How Many Roads』『Candles In The Dark』『Any Given Moment』『Not Alone』『When The Battle Is Over』『Angel Don't Cry』。 尚、日本盤には以下の1曲がボーナス・トラックとして追加収録されていて、全12曲の収録となっている。『How Many Roads(Acoustic Version)』。 ちなみに、『Angel Don't Cry』は言うまでも無く、彼が在籍時のTOTOのアルバム『ISOLATION』(1984年に発表)に収録されている曲のカヴァーである。 尚、本アルバムからのお薦め曲として何かをピックアップすることは止めておく。ただ、TOTOのカヴァー曲は、TOTOのアルバム収録バージョンと聞き比べて見ましょう! TOTOの来日(彼は加わっていないが...)があったり、本アルバムがリリースされたことで、'70's終盤から'80'sに活躍したTOTOもまだまだ頑張っていると思っただけに、FERGIEの訃報は残念である。また一つ、'80'sが遠のいたと感じる所でした。(「'80's」が終わって四半世紀近くが流れていて、スタートからは30年以上が流れているのだから、遠くなっていくのは当たり前なんですが...) ところで、1/21の某民放FM局のある番組でのことである。FERGIEの追悼ということで、TOTOのアルバム『ISOLATION』から『Stranger In Town』をON AIRしていたが、この曲のリードボーカルはDAVID PAICHである。しかもFERGIEは参加しておらず、リードボーカルの前任者のBOBBY KIMBALLがバックコーラスで参加しているのである。それなのに「追悼」として選曲するのだから、やっぱりへぼ放送局らしいことをやっていました。ということで、「追悼」ということでは不謹慎になってしまうが、笑ってしまいました。(『Stranger In Town』は『ISOLATION』からの1st.シングルであり、その時、この曲は新ボーカリストのFERGIEはまだ加わっていない、と言っていたことが頭に残っていたのだが、確認の為に調べてみたら、その記憶に間違いは無かった。)
↓一応、こちらも拾っておきます。
2014年01月19日
意外と伸びない「青空文庫」新・パブリックドメイン作家の作品
年が変わると、昨年末限りで著作権が消滅し、新にパブリック・ドメインに加わる作家がいる。(現在の日本では、没後満50年を迎える日を含む年の年末までで著作権は消滅する。2014/1/1にパブリック・ドメインになったのは1963年に亡くなった作家である。)
今年になって青空文庫に追加された作家は、石原忍、井上貞治郎、小津安二郎、久保田万太郎、河野広道、佐佐木信綱、野村胡堂、橋本多佳子、長谷川伸、山之口貘、の10人であった。(十返肇と大田洋子は「作業中」のものがあることになっているが、追加されていない。)
この顔ぶれの中では、やはり「銭形平次」の生みの親である野村胡堂の作品と、時代小説で映像化作品がいくつかある長谷川伸の作品の早期充実化を期待したい所である。(1/18時点で、野村胡堂は9作品、長谷川伸は3作品が追加されている。)
しかし、今年は思ったよりも新たにパブリック・ドメインになった上記10人の作品の追加が鈍いのである。青空文庫では、年初から当分の間は、新しくパブリック・ドメインとなった作家の作品を順次追加していくことが殆どであったのが、今年は、新たにパブリック・ドメインとなった作家の作品の相間に、2012年にパブリック・ドメインとなった小川未明の作品が数日おきに追加されているのである。(どうせなら、吉川英治の作品も追加してほしい...)
青空文庫では、作品の電子化(入力と校正)はボランティアで行われているため、追加公開される作品はそれらの作業が済んだものからになり、期待の大きな作品が直ぐに追加されるとは限らない。実際、10年以上昔にパブリック・ドメインになった作家(例えば、太宰治、芥川龍之介など大勢いる。)でも、全ての作品が追加されておらず、「作業中」になっているものも多数ある。
小川未明の作品も読みたい作品が多数あるのは言うまでも無いが、それよりも年明けには新たにパブリック・ドメインになった作家の作品に対する期待の方が大きくなっている。
というのは、著作権消滅まであと1、2年となった作家の作品は、読みたくても我慢することにして、青空文庫に追加されるのを待って、それから読もうと思っているためである。(まあ、古本市に行って、値段が良ければ買うことはありますが...)
こちらはあくまでも、作品が無料で入手出来るから、という虫の良い立場であるので、あくまでも「待ち」の立場であるのだが、400本以上ある「銭形平次捕物控」を優先して追加して欲しいと思うところである。(1/18時点では3作品が公開されている。)→1作品を読むのに30分は必要だが、1時間は必要とならないので、読みやすいのである。
追加されていくのにはある程度の時間が必要と分かっているが、吉川英治の「三国志」を読み始めていないのと、夢野久作の「ドグラマグラ」を読んでみようと思っているところなので、それらを読んでいる間に、「銭形平次」がある程度追加されていればいいんですけど...(それ意外にも、吉川英治の「大岡越前」「黒田如水」なども直ぐにも読みたいところですし...)
ちなみに、1/18に筆者は、大阪の某所で行われていた古本フェアに行ってきたのだが、そこでは吉川英治の「三国志」(講談社文庫、全8巻)のセットが2000円で出ていました。(→青空文庫からテキストファイル版を入手しているので、買いませんでしたが...)
※参考まで
本年末で著作権が消滅する作家(=1964年に亡くなった作家)としては「人生劇場」の尾崎士郎たちがおり、来年末で著作権が消滅する作家(=1965年に亡くなった作家)としては江戸川乱歩、谷崎潤一郎たちがいる。
特に2016年は2013年と同様に、期待の大きな年になることでしょう。(詳しくは後日、また改めて名前を記すことにします。)
但し、国会で著作権の保護期間を延長する法案が成立すると、これらは全て吹っ飛んでしまうことになる。(→「法改正」ではなく「法改悪」と言うべきである。)
↓いくつか(「青空文庫」から無料でDL出来る作品も一部あります。)
2014年01月12日
HEDVA & DAVID『Ani Cholem Al Naomi』(Single)
あるものの締め切りがあったため、年末からずっと、その追い込みをしていたので、ようやく本年一発目の記事となりました。今年もボチボチと、音楽ネタを中心に記していきます。
表題の楽曲は1971年1月にリリースされて大ヒットを記録した楽曲で、イスラエルの歌手(ちなみに、HEDVAが女性で、現在もソロ・シンガーとして活躍している。また、DAVIDが男性であるが、彼は1999年に亡くなっている。)であるHEDVA & DAVIDの代表曲である。前年の1970年に行われた第1回東京国際歌謡音楽祭に参加していて、グランプリを受賞した曲(イスラエル代表として参加、曲はヘブライ語の歌詞であった。)でもある。グランプリ受賞後、日本語の歌詞を付けて、1971年になって、『ナオミの夢』という邦題が付けられてリリースされた。(『ナオミ』というのはヘブライ聖書に登場する女性の名前である。→日本人名の「なおみ」ではない。) 日本でリリースされたシングル盤(当時は当然のことながらアナログであって、「ドーナツ盤」と呼ばれた17cmのEPである。)には、A面が日本語バージョン、B面が原曲であるヘブライ語バージョンが収録されていた。 '70's初頭のヒット曲であるこの曲は、ポップでありながら独特のセンスが光っている面白みのある曲である。また、'60'sに多く見られた洋楽ポップスに日本語の歌詞を付けたものの延長線上にある独特の雰囲気が面白い所でもある。(日本語の発音もなかなかのものですね。)ということで、しっかりと聴いておきたい一曲である。 尚、この曲は受注生産という形でCD生産が行われているようであるが、そういう形でもよいが、'70's初頭のヒット曲を集めたオムニバス・アルバムにも収録されていることがあるので、そちらで楽しむのも良いですね。(彼らのアルバムき何枚かリリースされたが、CD化されていないのが残念な所であるが、「ゴールデン☆ベスト」シリーズに加えて貰いたいところでもある。)
表題の楽曲は1971年1月にリリースされて大ヒットを記録した楽曲で、イスラエルの歌手(ちなみに、HEDVAが女性で、現在もソロ・シンガーとして活躍している。また、DAVIDが男性であるが、彼は1999年に亡くなっている。)であるHEDVA & DAVIDの代表曲である。前年の1970年に行われた第1回東京国際歌謡音楽祭に参加していて、グランプリを受賞した曲(イスラエル代表として参加、曲はヘブライ語の歌詞であった。)でもある。グランプリ受賞後、日本語の歌詞を付けて、1971年になって、『ナオミの夢』という邦題が付けられてリリースされた。(『ナオミ』というのはヘブライ聖書に登場する女性の名前である。→日本人名の「なおみ」ではない。) 日本でリリースされたシングル盤(当時は当然のことながらアナログであって、「ドーナツ盤」と呼ばれた17cmのEPである。)には、A面が日本語バージョン、B面が原曲であるヘブライ語バージョンが収録されていた。 '70's初頭のヒット曲であるこの曲は、ポップでありながら独特のセンスが光っている面白みのある曲である。また、'60'sに多く見られた洋楽ポップスに日本語の歌詞を付けたものの延長線上にある独特の雰囲気が面白い所でもある。(日本語の発音もなかなかのものですね。)ということで、しっかりと聴いておきたい一曲である。 尚、この曲は受注生産という形でCD生産が行われているようであるが、そういう形でもよいが、'70's初頭のヒット曲を集めたオムニバス・アルバムにも収録されていることがあるので、そちらで楽しむのも良いですね。(彼らのアルバムき何枚かリリースされたが、CD化されていないのが残念な所であるが、「ゴールデン☆ベスト」シリーズに加えて貰いたいところでもある。)
↓この曲が収録されているオムニバス盤をいくつか拾っておきます。