また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/6付です。
「腱鞘炎」:腱鞘の各種原因によって起こった炎症のことであって、手や指周りの症状(病気)の一つである。原因は、細菌感染によるものと、機械的刺激、手や指の過労によるものとがある。特に、ピアニストやキーパンチャーなどにこの症状がよく見られることから、そういう職業の職業病とされている。(当然、それ以外の人も発症する症状である。)また、文字を非常に多く書く作家についても「ペンだこ」を含めて職業病の一つだったが、パソコンを使うことが多い現在では、少し形が変わったものの、作家にとってはやはり職業病の一つと言って良いでしょうね...
予防は、手や指を使うことを行わないことが一番良いが、これはこれで現実的な予防法とは言えないが、そう出来れば最良である。(発症させないように「休むこと」も大事ということである。)一応、予防策としては、作業の開始前、最中、終了後に、それぞれ手や腕のストレッチをすることが挙げられる。
発症してしまった場合の治療方としては、まずは安静にすることである。そして湿布などが一般的である。また副腎皮質ホルモンが有効とされている。(これは素人ではとても出来ることではないので、医者に診てもらいましょう。)長期にわたって症状が続く場合は、腱鞘切開手術という方法もある。→いずれにしても、「過度」ということが悪化させるということで、何事にも言えることであるが、「適度」にするということである。まあ、作業終了後にストレッチをすることですね。
(パソコン入力については、将来、音声入力が一般的になれば、腱鞘炎患者は減少するものと思われるが、手先の運動までが減ることになるということで、便利になることが健康に対して良いのかどうかは疑問がありますが...)
英語では「Tenosynovitis」、ドイツ語では「Sehnenscheidenentzündung」、フランス語では「Ténosynovite」、イタリア語では「Tenosinovite」、スペイン語では「Tenosinovitis」、ポルトガル語では「Tenossinovite」、中国語では「腱鞘炎」と言う。
「スランプ」:株価、物価などが暴落すること、経済不況のこと、不景気のこと、心身に関して一時的に調子が出なくなること、調子が悪くなること、不調、不振のことをいう。
これの時は状態が悪い時期であるが、いつかは良くなるものである。(ずっと悪い場合は「スランプ」とは呼ばない。)または、状態の良い時期が以前にあったということが前提で、絶頂期があるからこそ、一段と調子が悪いことが目立つことになる。(以前に絶頂期が無ければ、そもそも調子が悪くても「スランプ」とは呼ばない。)
この物語では、被害者は数年前からスランプと語られていたが、それ以前の良い時期が語られていないものの、そういう時期があったからこそ「スランプ」ということになる。どういうことが合ったのか、少しは語って欲しかったですね...
英語では「Slump」、ドイツ語では「Rückgang」、フランス語では「Effondrement」、イタリア語では「Crisi」、スペイン語では「Depresión」、ポルトガル語では「Baixa」、中国語では「低迷」と言う。
「アドレナリン」:副腎の髄質ホルモンである。これには、心筋の収縮力を高め、心、肝、骨格筋の血管を拡張させたり、皮膚や粘膜の血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用をもっている。
尚、これを初めて副腎から抽出して結晶化させた
のは日本人の高峰譲吉であって、1901年のことであった。
英語では「Adrenalin」または「Adrenaline」、ドイツ語では「Adrenalin」、フランス語では「Adrénaline」、イタリア語、スペイン語では「Adrenalina」、ポルトガル語では「Adrenalin」、中国語では「腎上腺素」と言う。
「居留守」:在宅しているのに不在を装うことを言う。尚、これを行う場合は「居留守を使う」と言う言い方をする。
宅配便や郵便などの配達では、これが行われると、再び配達に来ることになるため、経済的にはロスが生じることになり、何かと不都合になることが多いが、全く不要な訪問販売や各種勧誘に対しては、時間の無駄遣いをしないことになるため、メリットもある。(宅配便や郵便であれば、配達員の制服からそれと言うことが分かるので、訪問者に感づかれないように認識できれば、時には有用なことになる。)
尚、空き巣を狙って侵入しようとする泥棒は、訪問販売を装って、在宅か不在かを判断することを行う人がいて、居留守を使うと、押し入ってくる場合がある。→居直り強盗になる場合と、警察を呼んで引き渡せる場合の両者があり得ることになる。
英語では「Being Out」、ドイツ語では「Sein Hinaus」、フランス語では「Être Dehors」、イタリア語では「Essendo Fuori」、スペイン語では「Estando Fuera」、ポルトガル語では「Estando Fora」、中国語では「假裝不在家」と言う。
「ラグビー」:「紳士のスポーツ」とも呼ばれる団体スポーツ(球技)であって、ラグビー・フットボール(Rugby Football)と呼ばれるフットボールの通称である。
1チームの選手は15人であるが、この人数は数ある球技の中でも人数が最も多いものである。(近年では7人制ラグビーという、1チームが7人で行うラグビーもありますが...)
使用するボールは楕円形であって、相手陣のインゴールに運べば(トライ)得点になる。または、ポールの間にボールを蹴り入れれば(ゴール)、これも得点になる。また、試合は前後半各40分(高校ラグビーは30分)で、前半と後半で陣を入れ替えてプレイする。
起源は19世紀前半のイギリスであって、イングランドのパブリックスクールのラグビー校で行われたフットボールの試合中に、ウィリアム・ウェッブ・エリスがボールを抱えたまま相手のゴール目指して走り出したことがその起源とされている。(但し、別人という説もあって、エリスとは確定していない。)当時のフットボールでは、ボールを持って走ると言うことはルール違反とされていた。
以後、各校で独自のルールで(=ルールが統一されていないという意味である。)フットボールが行われていた。1863年にサッカーが組織として整備されたことを受けて、1871年にイギリスでラグビー協会が設立されて、ルールの統一などの基礎が確立した。
日本には1899年に伝わった。(慶應義塾大学の塾生に田中銀之助がイギリス人の英語教師・エドワード・B・クラークと共に伝えた。)
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語では通称として「Rugby」(但し、発音は異なる。)と言い、ポルトガル語では「Rúgbi」、中国語では「橄欖球」と言う。
「ヘッドギア」:頭部に装着する衣類の総称であるが、特に、防具として使用されるもののことをいう。防具というのは、ボクシング、アイスホッケーなどで頭部を保護するために装着するものである。また、これにはヘルメットも含まれる。更に、格闘技でも広く利用されるようになっている。
そして、ラグビーでも使用されるが、格闘技で用いられるものとは形が違っているが、頭部の防具ということでは同じ役割をするものである。
英語では「Headgear」、ドイツ語では「Kopfbedeckung」、フランス語では「Couvre-chef」、イタリア語では「Copricapo」、スペイン語では「Tocado」、ポルトガル語では「Adorno de cabeça」と言う。
「タックル」:ラグビー、アメフトで、ボールを持った相手チームの選手の攻撃を阻止するために、その選手の(主に下半身に)飛びかかって組み付き、倒すことを言う。
それ以外の競技でも同様にこの言葉は使われているが、サッカーではボールを保持する選手に対して滑り込んでボールを奪取すること、ホッケーではボールを保持する選手に対して自分のスティックをぶつけて奪うこと、レスリングでは相手の足を捕らえながら相手を押し倒すこと、プロレスでは相手に体をぶつけて突き飛ばすこと、野球では走者がブロックしている捕手に対して体をぶつけていくことを言う。
元々の意味は「(相手に)組み付くこと」であるが、競技によってその形が少しずつ違っているので、競技によって「タックル」の意味に差が出ることになる。しかし、一般的には「体当たりをすること」というように認識されているのも事実である。(本来の意味ではなく、プロレスや野球のタックルの意味が一人歩きしたというところですかね...)
英語では「Tackle」、ドイツ語では「Ausrüstung」、フランス語では「Appareil de Levage」、イタリア語では「Attrezzatura」、スペイン語では「Aparejo」、ポルトガル語では「Equipamento」、中国語では「搶截」と言う。

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