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2010年08月19日

MM-9 -MONSTER MAGNITUDE−#7

全13話の中間点となった今回の物語であるが、完全に「M」のことは忘れ去られたごくありふれた社会人の(仕事上の)日常を描いた物語となっていました。(今回の物語は(「も」?)おそらく評判は悪そうですね。)しかし、公務員にスポットを当てた本作としたら、怪獣/怪人が毎回登場する某巨大ヒーローや某変身ヒーローのように方が余りにも現実離れしている異常世界であるだけに、そう頻繁に「M」は登場しないという現実を考えたら、こういう方がリアルと言うことになりますね。→民間企業ならともかく、公務員がこのようだと、事業仕分けがどうのという現在ならば、気特対も仕分けされて、縮小と判定されそうですが...

朏が4対4の合コンに出席している。が、これは朏の友人がセッティングしたものであって、人数合わせのために仕方なく参加したものだった。そんな朏に興味を示した男がいて、朏に話しかけてくる。その男は氷室真琴という男であって、自分も人数合わせのために参加したと言って、朏に色々と話をする。適当に対処していた朏に、氷室はメールアドレスを賭けた酒で勝負をすることになった。

テキーラの飲み比べが始まり、朏と氷室は口語に飲み始める。かなり酒が回っている状態で、朏は次の一杯を飲み、氷室が飲むが、倒れてしまった。で、朏は勝利してそれっきりということになったのだったが...

翌日、激しい二日酔いで職場に現れた朏。(さくらの反応が面白い。)そんな所に、防衛省から一週間の間、研修ということで1人の男が気特対にやってくることが告げられ、その男が氷室真琴だった。ということで、まさかの再会となった氷室と朏。朏は「罰ゲームだ」と呟いていた。

氷室は朏を狙っていて、灰田をライバルと感じ取っていたが、トイレで一緒になったところで話をして、灰田はライバルではないと感じ取った。が、朏に気がある森崎は気が気で成らないようだった。

日常の情報収集作業を行っている一同。新聞記事を切り抜いているさくらと対立することになる氷室。更にオペレータの山際にも絡んでいく。そんな所に曽我部から「氷室氏はオペレータチームの仕事を誤解している」というメールが届いた。

そんな中、さくらが課長に呼ばれて、氷室の歓迎会の幹事を命じられる。「一番暇そう」と言われて押しつけられてしまったのだが、機動班の欠席は認めないとも言われる。で、仕方なく幹事となったさくらは、氷室の好みを尋ねてセッティングをしようとする。しかし氷室はそれをさくらからのアプローチと受け取り、「君と食事?それはない」と言われてしまった。メールで歓迎会のお知らせを伝えたさくらに、次々と参加するという返信が帰ってくる。しかも、引きこもりの曽我部からも出席すると帰ってきた。で、それを驚く一同だった。

研修で一時的にやってくる人がいるとか、歓迎会を行うというりはごくありふれたことである。それを描いているのだが、「M」のことは蚊帳の外になっている。一応、「M」に対して、かつては陸軍が担当していたが、敗戦で軍が無くなったために気象庁が引き継いだ、という経緯が語られていたとはいうものの、完全に日常のどこにでもあるようなことを描いた日常業務ドラマになってましたね。しかも、幹事を押しつける課長と言い、誰もが「仕方なく」ということで対応しているという所がミソでした。

ただ、引きこもりであって、職場の中に要塞基地を作っている曽我部が(業務命令で欠席は認めないとあったためとは言え)歓迎会に出席すると答えたことが、曽我部が「M」の様に扱うような後半の描き方は面白い所でした。

全体的にブラックなセンスで描かれているということで、深く考えると面白い所、ツボとなる所がたくさんあるのだが、物語としての盛り上がりは無かったですね。が、日常とは特に変化もなく、何事もなかったように過ぎていくことが多いということを考えると、何も無くただ話数を消化していったということで、「日常業務」をシニカルに描いていた物語だったと言えますね。

で、次回は今回の続きの物語となるということで、「M」はまたも登場しそうにないですね。(が、毎回新たな「M」が登場する方が異常と言って良いだけに、こういう方が自然です。→製作予算のことも考えると、「低予算」と言うことが逆にリアルさを生み出している...)


MM9 (創元SF文庫 )

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  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/06/24
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ケータイ刑事銭形雷8話[裏ネタ編]PART 3

銭形雷」の第8話「死ぬほどつまらない合コン! 〜こいつはほんとに死んでるよ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の2回目となる今回は、冒頭で岡野さんがこれを使っておめかしをしていたということから、「ヘアスプレー」について、ちゃんはこれを使って岡野さんの手を縛り上げていたということから「ネクタイ」について、岡野さんが合コンのことでかなり気にしていたことから「一次会」について、「二次会」について、そして「ケー刑事」ではお馴染みである事件のこれをやっていたことから「再現ドラマ」について記します。尚、「ネクタイ」については「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/20付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ヘアスプレー」:髪型を整えたり、固定するという頭髪のセットに使用する整髪料をスプレーに入れたもののことである。英語では「Hair Spray」という。

整髪料は、機能としては同じであるが、水が主成分となった液体状のもの、油成分が中心となった液体状のもの、ジェル状になったもの、クリーム状になったもの、ムース状になったものなどがある。ヘアスプレーは、液体状の整髪料を、霧状にして噴霧して髪に付けるというものであり、主に仕上げ用として使用される。整髪料の各種成分やオイル成分をアルコールを主成分とした液体に溶かした原液を噴霧用の圧搾ガスと一緒に詰め込んだものである。

尚、「ヘアスプレー」というタイトルの映画が1988年と2007年に製作されている。(2007年版は1988年版のリメイクである。また、2002年にはブロードウェイ・ミュージカルとして上演されている。)が、この作品は整髪料の「ヘアスプレー」とは特に関係なく、60年代のボルチモアを舞台にした青春ミュージカル作品である。

作品データを記しておくと、1988年版は、時間は87分、監督と脚本はジョン・ウォーターズ、撮影はデヴィッド・インスレー、音楽はケニー・ヴァンスである。そして出演は、リッキー・レイク、ディヴァイン、ソニー・ボノ、ルース・ブラウン、コリーン・フィッツパトリック、マイケル・セント・ジェラード、デボラ・ハリー、レスリー・アン・パワーズ、ジェリー・スティラー、ショーン・トンプソン、ピア・ザドラ、ジョン・ウォーターズ、ジョシュ・チャールズ、たちである。

一方、2007年のリメイク作品の方は、時間は116分、監督はアダム・シャンクマン、オリジナル脚本として1988年版のジョン・ウォーターズと2002年の舞台版のマーク・オドネルのものを元にして、脚本はレスリー・ディクソン、撮影はボジャン・バゼリ、音楽はマーク・シェイマンである。そして出演は、ジョン・トラヴォルタ、ニッキー・ブロンスキー、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン、クイーン・ラティファ、ザック・エフロン、ブリタニー・スノウ、アマンダ・バインズ、ジェームズ・マースデン、イライジャ・ケリー、アリソン・ジャネイ、ジェリー・スティラー、ポール・ドゥーリイ、ジョン・ウォーターズ、たちである。

尚、内容については見て頂くと言うことで、ここでは省略します。

ネクタイ」:洋服で、首、または襟の回りに巻いて、前部で結ぶ帯状の装飾用の布のことである。単に「タイ」と言ったり、「クラバット」と呼ぶこともある。ちなみに「ネクタイ(Necktie)」と言うのはアメリカ英語であり、イギリス英語では「タイ(Tie)」と言う。また、フランス語では「クラバット(Cravate)」、ドイツ語では「クラヴァッテ(Krawatte)」、イタリア語では「クラヴァッタ(Cravatta)」、スペイン語では「コルバタ(Corbata)」、ポルトガル語では「グラバッタ(Gravata)」と言う。

使用される布は絹が一般的であるが、それ以外の布を使ったものも当然の東風ながら存在する。(近年では合成繊維を使ったものまである。変わったところでは、毛糸や皮を使っているものまである。)

起源は17世紀とされていて、クロアチアの兵士がフランスを訪れた際、首に巻いていた白いスカーフとされている。この時、迎える側であったルイ14世がそれに興味を示し、それを真似たものが基本となって広がるようになった。尚、現在のような形(細長いもの)になったのは19世紀の半ばになってからである。

また、装飾用と言うこともあって、変形したものも色々と登場している。特に「蝶ネクタイ(ボー・タイ)」や「アスコット・タイ」または「ダービー・タイ」と言われるものはネクタイの変形例として広く知られているものである。特に「蝶ネクタイ」はネクタイを締めた時の結び目だけを残したものであって、19世紀中頃のイギリスで生まれたものである。一方、「アスコット・タイ」(「ダービー・タイ」)も19世紀半ばのイギリスで、アスコット競馬場に集まる紳士たちの正装として生まれたものである。

日本では、明治になってから政府が洋装を推奨したことから広がっていくことになって、一般的なものとして定着することになった。ちなみに、日本人で初めてネクタイをした人物は、ジョン万次郎とされている。

それにしても、ちゃんはこれで岡野さんの手を縛り上げていたが、紐の様に使うというのは本来の使い方ではないものの、なかなかお茶目な使い方ですね。

一次会」:各種会合(飲み会などの宴会も含む)で、最初に行われる主たる会合のことである。基本的には「一次会」と呼ぶのは何らかの会(例えば、歓迎会、送別会、披露宴、花見など)ということで行われるものであって、その会合の終了後に場所を変えて新たな会合が行われることを前提として、その新たな会合を「二次会」と言うことに対応して「一次会」と呼ばれることになる。

特に、宴会の場合は、基本的にこれがメインイベントという位置づけになるのだが、盛り上がって「二次会」「三次会」…、へというのはよくあることである。

この物語では、岡野さんはミニスカポリスたちとの合コンに何としても出席したかったが、事件解決後に連絡をすると、二次会は無くて解散してしまったことを知って岡野さんは怒っていたが、全ての会合(特に宴会)で二次会が行われるとは限りません。(一次会だけで終了というのは珍しくないことである。→翌日が休日ならばともかく、翌日の仕事に差し障るなど、その理由は色々とあります。)

二次会」:最初の会合が終わった後に、続けて開く会合のことをいう。(一応、主催者は変わることになるが、参加者は最初の会合から引き続きというのは当たり前である。)特に、その会合が宴会であった場合は、場所を変えて新たに行われる宴会のことをいう。尚、英語では「Post-Party Party」と言う。

また、最初の会合のことを後に続くことを「二次会」と言うことから「一次会」と言うことがあるが、この言い方は「二次会」があることが前提となっている。また、「二次会」の終了後に、更に場所を変えて行う会合を「三次会」と言い、更に「四次会」「五次会」「…」と言う。(とは言っても、せいぜい三次会か四次会程度までで終わるのが一般的である。)

再現ドラマ」:実際に起こった事件などの出来事を伝えるために製作されるドラマのことである。また、事件を検証するために事件の顛末を再現するものもこのように呼ばれることがある。(単に「再現」と言う場合もある。)再現しているということで、基本的にはドキュメンタリーと言うことになるのだが、テレビ(特にワイドショーなど)で放送される再現ドラマは結構な脚色が行われていたり、意図的な特定の演出が成されていることもあって、厳密には「再現」と言うことには問題があるのだが、ワイドショー番組では定番となっている。


ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ヘアスプレー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 角川映画
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ヘアスプレー(2枚組) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

↑2007年のリメイク作品 |1988年のオリジナル作品↓
ヘアスプレー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD
↓参考まで

 

ネクタイの数学―ケンブリッジのダンディな物理学者たち 男性の首に一枚の布を結ぶ85の方法 (新潮OH!文庫)

  • 作者: トマス フィンク
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫

男はなぜネクタイを結ぶのか (新潮新書)

男はなぜネクタイを結ぶのか (新潮新書)

  • 作者: 出石 尚三
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/06/16
  • メディア: 新書


二次会・結婚パーティ デキる幹事の司会・段取り・演出

二次会・結婚パーティ デキる幹事の司会・段取り・演出

  • 作者: ウエディングパーティ研究会
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本


成功する!結婚式二次会・パーティー 幹事と司会

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2009/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


結婚披露宴・二次会の司会―はじめての人もこれ一冊でOK!

結婚披露宴・二次会の司会―はじめての人もこれ一冊でOK!

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新星出版社
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本
ラベル:ケータイ刑事
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2010年08月18日

「SCHLOCK」

表題の作品は1973年のアメリカ映画「シュロック」である。この作品は、コメディ映画を中心に多数の作品で監督を務めているJ・ランディス監督の長編映画デビュー作でもある。しかも、本作では監督、脚本、主演を務めている。また、特殊メイクを数多く手掛けることになるR・ベイカーが参加しているということも凄い所である。本作は完全なB級作品であるが、後にハリウッドで大活躍することになる人たちの若き作品ということで、これだけでも注目の作品である。尚、日本では、1980年の「ブルース・ブラザース」でJ・ランディス監督の名前が広がった後の1981年に劇場公開された。また、アメリカでは後に「BANANA MONSTER」にタイトル変更されている。

作品データを記しておくと、時間は81分、監督と脚本はジョン・ランディス、撮影はボブ・コリンズ、特撮・特殊メイクはリック・ベイカー、音楽はデヴィッド・ギブソンである。そして出演は、ジョン・ランディス、ソール・ケイハン、ジョセフ・ピアンタドーシ、イライザ・ギャレット、ジョン・チェンバース、フォレスト・J・アッカーマン、エリック・アリソン、エンリカ・ブランキー、たちである。

カリフォルニアのある町の人たちがピクニックに出掛けるが、その全員が何者かに襲われて惨殺されるという事件が起こった。現場にはバナナの皮が散乱していた。警察は直ぐに捜査を開始、TVも大事件として大々的に報道される。が、被害者は239体の遺体以外にもバラバラにされた人がいたことから、バラバラ死体は何人分になるのかをクイズとしてTV番組が出題する有様で、面白おかしく騒ぎ立てていた。やがて、事件の被害者が789人に達していることが分かると同時に、犯人は人間ではなく、類猿人に近い謎の生物と言うことが分かる。で、人類学者がその生物の住む洞窟に調査に行った。その様子がTV放送され、多くの人たちが見守る中、怪物が現れた。現場はパニックになり、怪物は町へと向かい、姿を消した。やがて、怪物はミルクを常に飲んでいて、バナナ、チョコレート、アイスクリームなどが好物であると分かる。怪物は街中で暴れ、更に犠牲者が増えていく。一方、学者は怪物の洞窟に潜入して調査を行う。警察も総力を上げて怪物を倒そうとする。で、高層ビルに追いつめ、一斉射撃を受けた怪物は屋上から転落して死亡する。が、そういう騒ぎを知らない人類学者は怪物の洞窟から、怪物の子供を抱きかかえて出てきて...

物語はコメディ仕立てであると同時に、いくつかの有名映画のパロディも入っている形で進んでいくが、低予算のB級作品であるので、大作映画のような迫力あるシーンは無いものの、そこはアイデアで勝負という勢いがある作品である。確かに、作りはちゃちなところがたくさんある。が、B級作品らしいノリがそういう所を忘れさせてくれる。(と言っても、大作志向の方は見ない方が良いのは言うまでも無い。)B級作品がお好きな方にはお勧めの1本である。

尚、本作のアイデアの元になっているのは「地底の原始人・キングゴリラ」であるが、「キングコング」(本作製作当時では、J・ギラーミン監督作(ジェシカ・ラング出演作)はまだ生まれていないので、1930年代のモノクロ時代の作品の方である。)を意識している所が多数あるのは言うまでも無い。そのため、映画ファンにとっては色々とにやりとする所がある作品でもあります。


↓余りにもマニアックすぎる作品のため、DVD化されていません。(ビデオです。)

シュロック [VHS]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: VHS
↓輸入版のビデオです。

Schlock [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Englewood Entertainment
  • メディア: VHS


Schlock [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Troma
  • メディア: VHS
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EVERYTHING BUT THE GIRL『EDEN』

表題のアルバムは1984年に発表された彼らの1st.アルバムである。後にエレポップの道を進んでいくことになる彼らであるが、デビュー・アルバムではアコースティック系のサウンドで、これが「ネオ・アコースティック」と呼ばれる新しいムーブメントの傑作として評価されているあのアルバムである。セールスの方も順調で、イギリスで最高位14位を記録したということで、まずまずの船出となった記念すべきアルバムである。

収録曲は以下の全12曲である。『Each And Every One』『Bittersweet』『Tender Blue』『Another Bridge』『The Spice Of Life』『The Dustbowl』『Crabwalk』『Even So』『Frost And Fire』『Facination』『I Must Confess』『Soft Touch』。

この中からシングル・カットされたのは『Each And Every One』の1曲だけであったが、この曲はイギリスで最高位28位を記録していて、前年のデビュー・シングル『Night and Day』(イギリスで最高位92位に留まった。)を超えてTOP 30入りを記録している。

お薦め曲は、ヒット・シングルの『Each And Every One』と、『Bittersweet』『The Spice Of Life』『Frost And Fire』『I Must Confess』という所をピックアップしておく。

彼らは、ヒットの規模では後のダンス系エレポップ路線に転向してからの方が大きいヒットを飛ばしているのだが、デビュー当時のサウンドは長く聴いても疲れないものであり、発表から四半世紀が流れた現在でも心が安らぐエヴァーグリーン・ミュージックとして心を癒してくれるものである。確かに、後のサウンドの方が派手さがあって、瞬間的には華やかで良いものに感じられるが、何度も聴くような味わいはない。やはり時を超えてじっくりと聴くことの出来るのは初期の作品である。

ということで、記念すべきデビュー・アルバムでもある本作は、今でも時々聴きたくなる名盤であるだけに、お手元に於いておくことをお薦めする。

Eden

Eden

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros UK
  • 発売日: 1998/11/03
  • メディア: CD

エデン(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インペリアルレコード
  • 発売日: 2010/02/17
  • メディア: CD
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(洋楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BEST HIT USA 2010[2010/8/17]

高校野球の放送延長が波及して、45分繰り下がってのスタートとなった。が、実は、そろそろ終わる時間になるから、早見再生で流そうと思って(TVの)電源を入れたら、始まって間もない所だったということで、繰り下がったことを初めて知ることになった。ということで、EPGの利用によって自動的に放送時間繰り下げの際の録画時間の自動修正が便利だと言うことを感じた今週でした。

時間の無駄遣いのOP-PVは1966年のTHE MONKEES『(Theme From) The Monkees』、OP挨拶の後、「8/16はELVIS PRESLEYの命日でした」ということから、プレスリーについて色々と語り、1956年のライヴ『Hound Dog』(白黒でした)、1968年のライヴ『All Shook Up』、1972年のライヴ『Can't Help Falling In Love』でした。いずれもが1分半前後という短いということで、3曲繋げたというところですね。「HOT MENU」に移るとCHARICE。本人のインタヴューと『Pyramid』(名義はCHARICE featuring IYAZ)のON AIR、「COUNT DOWN USA」のPART 1(20位から11位まで)でCMへ。

CM明けの「STAR OF THE WEEK」はDAVY JONES。MONKEESについての説明があってから本人のインタヴュー、1967年のTHE MONKEESの『Daydrean Believer』のON AIRでした。そして「C/D USA」のPART2(10位から4位)、CMを挟んで「大いなる伝説」で、ようやく「TIME MACHINE」のコーナへ。

今回の「TIME MACHINE」は8/17と言うことで、以下の4件が紹介されました。

1960年:デビュー前のTHE BEATLESがドイツ・ハンブルグのクラブIBDRAのと契約してステージに立った。(48日間続けた。尚、この時は 5人組であった。)、1968年:THE RASCALSの『People Got To Be Free』が全米シングル・チャートで1意を獲得、5週連続1位の大ヒットとなって彼らとしては最大のヒットになった。(1968年のBillboard年間シングル・チャートでも5位にランクインしている。)、1969年:ニューヨーク州ベセルで15日に開幕したウッドストックの最終日が開催された、1986年:DEF LEPPARDのドラムのRICK ALLENが事故で左腕を失って1年半後のこの日、復帰した。

8/17が誕生日のアーティストとして名前が出たのは次の2人でした。BOSTONのSIB HASHIAN(1949年生まれ)、BELINDA CARLISLE(1958年生まれ)。

尚、それ以外の8/17が誕生日として筆者のデータベースに名前があるのは以下の面々です。LARRY CLINTON(1909年生まれ)、GEORGIA GIBBS(1919年生まれ)、MAUREEN O'HARA(1920年生まれ)、GEORGE MELLY(1926年生まれ)、MARK DINNING(1933年生まれ)、FLOYD RED CROW WESTERMAN(1936年生まれ)、LUTHER ALLISON(1939年生まれ)、DAVE "SNAKER" RAY(1943年生まれ)、JOHN SEITER(1944年生まれ)、GARY TALLEY(1947年生まれ)、ROD MacDONALD(1948年生まれ)、KEVIN ROWLAND(1953年生まれ)、ERIC JOHNSON(1954年生まれ)、STEPHAN EICHER(1960年生まれ)、GILBY CLARKE(1962年生まれ)、COLIN JAMES(1964年生まれ)、MARIA McKEE(1964年生まれ)、MAYSA LEAK(1966年生まれ)、KEVIN MAX(1967年生まれ)、DONNIE WAHLBERG(1969年生まれ)、KELVIN MERCER(1969年生まれ)、UHM JUNG-HWA(1971年生まれ)、TONY HAJJAR(1974年生まれ)、TARJA TURUNEN(1977年生まれ)、KARENA LAM(1978年生まれ)、VIBEKE STENE(1978年生まれ)、LENE MARLIN(1980年生まれ)、MARK SALLING(1982年生まれ)、BRYTON JAMES(1986年生まれ)、NICHOLE CORDOVA(1988年生まれ)、COLIN BATES(1990年生まれ)。

また、8/17が命日のアーティストとして名前があるのは、EDMOND AUDRAN(1901年没、享年61歳)、BILLY MURRAY(1954年没、享年77歳)、PAUL WILLIAMS(1973年没、享年34歳)、VIVIAN VANCE(1979年没、享年70歳)、GARY CHESTER(1987年没、享年62歳)、PEARL BAILEY(1990年没、享年72歳)、GÉRARD SOUZAY(2004年没、享年75歳)、という人たちがいます。

今回はDEF LEPPARDの話をして、1987年の『Pour Some Sugar On Me』でした。「U/D USA」のPART 3(TOP 3)を経て、最後のリクエストは1985年のMIKE + THE MECHANICSの『Silent Running』でした。

次回のEPG情報は、全世界を魅了する歌姫・コリーヌ・ベイリー・レイをフジロックで直撃!アジアの歌王子スティーヴィー・ホアン!去年のベストアクトだったU2豪華ライブ映像!とあります。→「姫」だ「王子」って連発すると、言葉のインフレ状況となって、全く価値を感じなくなってしまうだけ...


ザ・デフィニティヴ・モンキーズ (ワーナー・スーパー・ベスト40)

ザ・デフィニティヴ・モンキーズ (ワーナー・スーパー・ベスト40)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD

Greatest Hits

Greatest Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 1995/10/24
  • メディア: CD
Elvis Presley

Elvis Presley

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg / Elvis
  • 発売日: 2005/01/12
  • メディア: CD
Elv1s 30 #1 Hits

Elv1s 30 #1 Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg / Elvis
  • 発売日: 2002/09/24
  • メディア: CD
エルヴィス75~グレイテスト・ヒット75

エルヴィス75~グレイテスト・ヒット75

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2010/01/06
  • メディア: CD
MEGAエルヴィス〜エルヴィス・プレスリー・エッセンシャル・コレクション

MEGAエルヴィス〜エルヴィス・プレスリー・エッセンシャル・コレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMGビクター
  • 発売日: 1995/08/16
  • メディア: CD
シャリース(初回限定スペシャル・プライス盤)

シャリース(初回限定スペシャル・プライス盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: CD
Charice

Charice

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Star Bust
  • 発売日: 2008/10/14
  • メディア: CD
Hysteria

Hysteria

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island / Mercury
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
Mike & Mechanics

Mike & Mechanics

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
Hits

Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 2005/09/13
  • メディア: CD
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ケータイ刑事銭形泪36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 10

銭形泪」の2nd.第23話(アナザーストーリー第1話であり、通算では第36話)の「まりもクイーンVS女王卑弥呼 〜邪馬台国を迎撃せよ!」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、前回残した「邪馬台国」について、この物語では邪馬台国はここだったと言うことから「健康ランド」について、そして(ダウジング)卑弥呼からちゃんは邪馬台国のこれに任命すると言われた「警視総監」について記します。尚、「邪馬台国」については「・36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 1」で、「健康ランド」については「・36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「こちらをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/11/2、3、5、7、10、11、14、15日付けで記しています。)

邪馬台国」:「魏志倭人伝」に記されている2世紀後半から3世紀前半に倭の国(当時の日本)にあった最大の国である。(現在の日本の全てを支配していた訳ではないが、8世紀初頭に律令国家が成立すると「倭国」という名称を使うのをやめて「日本」という名称を使うようになったとされている。よって、現在の日本の元になった国である。また、奈良時代には日本のことを「倭」と言うこともあったが、奈良時代中期(8世紀半ば)には「倭」と同音であり好字である「和」に置き換わっていくことになった。日本式のことを「和式」と言うが、この「和」というのは「倭」の同音として用いられた「和」から来ているのである。)

女王卑弥呼が支配していた国として有名でもある。尚、「三國志」では「邪馬壹国」と表記されており、「後漢書」では「邪馬臺国」と記されているが、現在では「邪馬台国」と表記するのが一般的となっている。(以前は「耶馬台国」と表記されることもあったが、現在ではこれは少なくなっている。)また、読みは「やまたいこく」であるが、「やばたいこく」と読む場合もある。

国の創設時期については1世紀中頃という説から2世紀初頭という説があって定かではない。しかし、2世紀後半の倭国大乱の以前から成立していた国であるということは分かっている。当初は他の国と同様に男王が統治していた国であったが、日本中を舞台とした2世紀後半の倭国大乱によって倭の国全体が混乱する中、卑弥呼を王とした女王の国となり、倭国大乱を治め、卑弥呼が倭の国の国王になって沈静化することになり、約30に及ぶ国々を支配した。邪馬台国は倭国の首都ということになった。尚、卑弥呼は邪馬台国の女王として邪馬台国、更に倭国の統治を行っていたものの、卑弥呼の弟が補佐として実質的に統治していて、卑弥呼は呪術師として統治していたとされている。(政治的な実権は弟にあったと言われている。)

3世紀半ば(西暦248年頃)に卑弥呼が没すると、男王が後継となったが、人々はこれに服さずに内乱となった。で、卑弥呼の親族である13歳の「壹與」(壱与)を女王として立てることでその混乱が治まった。その後、女王となった壹與が3世紀半ばに朝貢を行っているが、これを最後にして中国の歴史書からも「倭国」の記録がなくなり、どうなったのかは分かっていない。(一応、歴史の中に消えてしまったことになるが、邪馬台国が大和朝廷になったという学説から、滅亡したという説まで、様々な学説があって、確かなことは不明のままである。)

国としては水稲耕作を行っていたことと、「大人(たいじん)」「下戸」「生口」という3つの階級があった階級社会であったとされている。(「生口」は現在で言う所の「奴隷」である。)「魏志倭人伝」などの中国の歴史書に色々と記載がされている。また、「日本書紀」の編者は、邪馬台国と大和朝廷を、卑弥呼と神功皇后は同一であるとしているが、詳細については不明であって定かではない。

国のあった位置に関しては、「魏志倭人伝」の記載では、「倭国に至るには、船で韓国を経て7000余里で倭国の北岸の狗邪韓国に到着する。そこから海を1000余里渡り、対海国に着く。瀚海と呼ばれる海を南に1000余里渡ると一大国に至る。また海を1000余里渡ると末廬国に至る。東南へ500里陸行すると伊都国に到着する。東南へ100里進むと奴国に至る。東へ100里行くと不弥国に至る。南へ水行20日で投馬国に至る。南、女王の都のある邪馬壹国に至る。水行10日陸行1月。帯方郡から女王国までは1万2000余里ある。」とある。これの解釈を巡って畿内説と九州説とがある。(これ以外にも、解釈の違いによって、吉備、出雲、四国、尾張、千葉、甲信越、岩手、琉球、ジャワなどにあったという説まである。但し、これらの説はいずれもが少数派である。)現在の学会では「畿内説」が有力とされていて学会では9割が「畿内説」を採っているとされている。(これだけの指示があれば確定されそうであるが、決め手となるものが無く、独立した検証も行われる所までいっておらず、確定という所には至っていない。)

そんな中、2009年に、奈良県桜井市にある纒向遺跡(まきむくいせき)から出土したものの炭素年代測定法による年代測定で新たな動きがあって、この地が邪馬台国のあった地の有力な場所として注目を集めるようになっている。(この遺跡は元々、弥生時代末期から古墳時代に入った頃の遺跡であり、「前方後円墳」の発祥の地とされている遺跡である。時期的にも邪馬台国の存在した時代と一致していて、新たな年代測定による調査の結果が卑弥呼の没した時期にほぼ一致するという結論が出た。但し、反論もあって、確定した訳ではない。)これによって、現在では畿内説(奈良)にほぼ固まりつつある状況になっているが、確定までは行っていない。

また、「邪馬台国」をモデルにした作品もいくつかあって、手塚治虫の「火の鳥 黎明編」が邪馬台国を舞台にしているというのは有名な所である。(1967年の作品であって、現在では否定されていたり新たに分かったことがあるが、当時の学説を元にしている。)

尚、邪馬台国をモデルにした創作作品では、何故か九州説に基づいた作品が多く、位置は九州としているものが多い。また、九州にあったがそれが近畿に移動したという東遷説に基づいている作品もあるが、畿内説に従った作品が少ないのはどうしてなのでしょうかねぇ?(→邪馬台国の位置は畿内説が有力となっているだけに、フィクションでは創造の範囲が狭くなってしまうということがあるのでしょうか???)

邪馬台国に関する研究は、日本の国家としての成立に関係している可能性が高く、大和朝廷の成立についての謎を解き明かす鍵とも言われており、今後の更なる研究が待たれるところである。(が、事実として分かるのも良いが、「謎」がある方が色々と想像できてロマンを感じるのですが...)

健康ランド」:公衆浴場施設の一つであり、様々な種類の浴槽を備え、更にはサウナ、マッサージ施設、ゲームコーナー、休憩所、水泳施設、トレーニング設備、食堂、観劇などの付随する施設を併せ持った大規模な入浴施設のことである。

また、入浴施設であるが、銭湯とは異なったものであって、法的にも銭湯とは別扱いとなっている。そのため、都道府県単位で価格が統一されている銭湯とは異なり、独自の料金体系が設定できる。(ちなみに「銭湯」とは、「日常生活における保健衛生上必要な入浴のために設けられた公衆浴場」と定義されているので、健康ランドにあって銭湯に無いもの(例えばサウナ、ゲームコーナー、トレーニング施設などの付随施設)は日常生活における保健衛生上必要ではないもの、と解釈することが出来る。→確かに「保健衛生」ということでは関係ないですね。)

使用している湯は、水を単に暖めたものという所もあるが、温泉水を利用している所や、湧かしたお湯に入浴剤を添加している所など、様々である。(温泉施設ではないため、この当りも自由である。)

日本に最初に登場したのは、1955年に営業を開始した「船橋ヘルスセンター」とされている。(1977年に閉場したため、現在は存在しない。その跡地に「ららぽーと船橋ショッピングセンター」が作られ、現在は「ららぽーとTOKYO-BAY」と名称が変更されている。)一応、現在の「健康ランド」が備えている施設を持ったものということになるが、分類状は「健康ランド」ではなく「ヘルスセンター」とされている。(ヘルスセンターは、保養と娯楽のための施設であり、元々は「医療センター」という位置づけのものである。尚、英語で「Health Center」と言うと保健所のことになる。)

その後、各地にこれを模した施設が登場した。しかし、大きく変わったのは1980年代になってからのことであり、娯楽施設に関してよりもサウナなどの入浴施設をより充実させたものが登場するようになり、「健康ランド」と呼ばれるようになる。ターゲットも中高年齢層からファミリー層や若年層をターゲットにするようになった。(これが登場した当時は「スーパー銭湯」と呼ばれるものはまだ存在していないが、現在では「スーパー銭湯」に療養施設や娯楽施設が併設されているもの、といったら宜しいかと...)

また、24時間営業をしている施設もあって、宿初施設のように利用できる所もある。(しかし、あくまでも「健康ランド」であって、法的な宿泊施設ではないので、「宿泊施設」ではなくて「休憩施設」と言う位置づけである。)尚、24時間営業をしている施設であっても、精算や施設の清掃のため、連続利用をすることが出来ず、午前中に一端退出させられるというのが一般的である。→上手に利用すれば、色々と役に立つ施設でもある。

警視総監」:警察法によって定められた警察官の階級の1つであり、その中の最上位に位置する階級である。また、東京都を管轄する警視庁のトップとなる役職のことでもある。トップであるため、定数は1名である。(東京都以外の各道府県の警察そしてのトップは道府県警察本部長であるが、それに相当する警視庁(東京都警察に相当する)のトップである。)尚、英語では「The Superintendent General」と言う。

法律上、警視総監は、東京都公安委員会の同意と内閣総理大臣の承認を得た上、国家公安委員会が任免することになっている。(警察法第49条第1項)尚、日本の警察組織は警察庁が管轄しているため、警視総監は日本の警察組織の中では第二位である。(道府県警察本部長と同格。)また、あくまでも警視庁のトップである。

歴史は、明治になって、西欧の警察組織を元にして日本にも警察組織が作られたが、当時の東京府を管轄する警察として1874年に創設された東京警視庁のトップの役職として現在に至っている。但し、1874年に創設された時は「警視総監」という役職名ではなく「大警視」という名称であった。これが1881年に「警視総監」と名称が変更され、それ以来現在に至っている地位であり、役職として警視庁のトップを占めている。

尚、戦後の一時期(1949年9月〜1954年6月までの間)に存在した大阪市警視庁(前身は大阪市警察局であって、大阪市警察本部となり、更に大阪府警察本部と統合されて、現在は大阪府警察本部となっている。)のトップもやはり「警視総監」であった。


ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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図説 地図とあらすじでわかる!邪馬台国 (青春新書INTELLIGENCE)

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  • 作者: 千田 稔
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「邪馬台国=畿内説」「箸墓=卑弥呼の墓説」の虚妄を衝く! (宝島社新書 296)

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邪馬台国論争 (岩波新書)

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  • 作者: 佐伯 有清
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
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卑弥呼の正体―虚構の楼閣に立つ「邪馬台」国

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  • 作者: 山形 明郷
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歴史から消された邪馬台国の謎 (プレイブックス・インテリジェンス)

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邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)

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  • 作者: 鯨 統一郎
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邪馬台国の滅亡―大和王権の征服戦争 (歴史文化ライブラリー 294)

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「邪馬台国」はなかった―解読された倭人伝の謎 (古田武彦・古代史コレクション)

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  • 作者: 古田 武彦
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2010/02
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邪馬台国と大和朝廷 (平凡社新書)

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  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/10/12
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新説 邪馬台国論

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  • 作者: 古田 悠
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邪馬台国と狗奴国と鉄

邪馬台国と狗奴国と鉄

  • 作者: 菊池 秀夫
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  • 発売日: 2010/02
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邪馬台国の候補地・纒向遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)

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  • 出版社/メーカー: 新泉社
  • 発売日: 2008/12
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立ち寄り湯&健康ランド (旅の森)

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  • 出版社/メーカー: 昭文社
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ラベル:ケータイ刑事
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2010年08月17日

EMOTIONS『REJOICE』

表題のアルバムは1977年に発表された三姉妹グループである彼女たちの4枚目のアルバムであり、彼女たちのアルバムでは最大のヒットを記録したアルバムである。(シングル・カットされた『Best Of My Love』は全米No.1ヒットとなった。)当時、絶頂期にいたEW & Fの元で活動していた彼女たちであるが、EW & Fの勢いに乗り、M・ホワイトのプロデュースが大ヒットに繋がった。ということで、本アルバムはEW & Fのような雰囲気もあるアルバムとなっている。尚、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位7位を記録していて、1977年のBillboard年間アルバム・チャートでも74位にランクインしている。

収録曲は以下の全9曲である。『Best Of My Love』『A Feeling Is』『A Long Way To Go』『Key To My Heart』『Love's What's Happenin'』『How'd I Know That Love Would Slip Away』『Don't Ask My Neighbors』『Blessed』『Rejoice』。

この中からシングルカットされたのは2曲であるが、『Best Of My Love』はBillboardで4週連続1位を獲得し、1週だけその座を明け渡したが、翌週に再び1位を獲得して、都合5週に渡って全米No.1の座を獲得する大ヒットになり、1977年のBillboard年間シングル・チャートでも堂々の3位にランクインしている。また、イギリスでも最高位4位を記録している。続いて2nd.シングルとしてリリースされた『Don't Ask My Neighbors』はBillboardでは最高位44位を記録している。

お薦め曲は、やはり全米No.1ヒットの『Best Of My Love』は外せない。それ以外では『A Feeling Is』『A Long Way To Go』『Blessed』というところと、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Rejoice』をピックアップしておく。

本アルバムはM・ホワイトのプロデュースであり、更にEW & Fのメンバーの何人かも参加しているということもあって、EW & Fのサウンドという雰囲気に満ちたものになっている。一応、EMOTIONSのアルバムなので、メイン・ボーカルは女性になっているが、このことを除くと正にEW & Fという様な曲まであるぐらいである。このことが結果的に大ヒットに繋がったのだが、'70's終盤のあのディスコサウンドに染まった雰囲気をたっぷりと味わうことが出来るのは、これはこれで貴重なものであり、うれしい所でもある。(EW & Fファミリーと言うことになりますが...)尚、彼女たちは本アルバムでEW & Fのお世話になったということもあって、1979年のEW & Fの大ヒット曲『Boogie Wonderland』ではコーラスで参加しているというのも有名な話ですね。

ただ、EW & Fの世界とは離れた彼女たち独自の世界を楽しみたいという声も出てくるでしょうが、長いものには巻かれろ、ということで製作されたアルバムというのもまた宜しいかと...


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ケータイ刑事銭形雷8話[裏ネタ編]PART 2

今回からの「銭形雷・裏ネタ編」は第8話の「死ぬほどつまらない合コン! 〜こいつはほんとに死んでるよ殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「合コン」について、そしてこの物語に名前だけ出てきた「ミニスカ・ポリス」について、そしてそのミニスカ・ポリスの面々はここに所属ということで「交通課」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/20付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

合コン」:「合同コンパ」の省略した言い方であるが、現在ではこれが一般名しかしている言葉でもある。「コンパ」とは英語の「Company」、ドイツ語の「Kompanie」、フランス語の「Compagnie」に由来する仲間との親睦を深める目的で行われる飲み会のことである。

歴史は以外とあって、明治期の大学生が行っていた仲間内で行われていた酒席が起源とされている。昭和になると、大学生の間での親睦会(=酒席)は一般的に定着し、戦後になって一般的な風俗となって定着することになる。但し、当時は、ほんの仲間内で行われていたものであったため、数人の男同士、または女同士というのが一般的であった。

これが女子の大学進学率が高くなってきた60年代後半あたりから、仲間内と言っても男女が交じるようになりはじめ、70年代にはそういう仲間内での交流の範囲が広がって、複数の小グループが一緒に行うものとして広がりを見せ、「合同に行うコンパ」ということから「合同コンパ」と呼ばれるようになった。その後、'80's後半のバブル期を経て、学生だけでなく社会人の間にも広がりを見せることになり、社会人の合コンも一般的となる。また、当然のことながら、男女の出会いの場にもなるということで、広がりを見せた。

しかし、バブル期に何かとトラブルを生ずることになり、様々な事件にまで発展したものもあって、悪いイメージも付くことになる。その後、男女の出会いの場ということが薄れてきて、「飲み会」という意味で使われていることが多くなっている。

この物語では、岡野さんが合コンに燃えていたが、何かとバブル期の「合コン」のイメージがあるのでしょうね。一方、ちゃんはまだ高校生と言うこともあるが、合コンには冷めていたが、最近ではそういう人も増えていることを考えると、なかなか面白い反応をしていました。

ミニスカ・ポリス」:元々は、1996年から2001年にかけて、テレビ東京系で放送されていた「出動!ミニスカポリス」というバラエティ番組に登場していた女性出演者(婦人警官の格好をしての出演)のこと、若しくはこの番組のことである。(その後の番組タイトルが変更になった後継番組も含む。)

番組初期の頃は1クール(3ヶ月)でめまぐるしく入れ替わっていたが、途中からはもう少し長くなって、半年から1年ほど同じメンバーであったこともある。で、番組終了の2001年11月までに8代目までが登場している。(一度に複数人であるため、かなりの人数に達している。また、中には次代まで引き続きというメンバーも複数人いる。)

2001年11月に番組タイトル変更、2003年10月からは地上波ではなくBSデジタル(BS-JAPAN)での放送となり、2005年9月に終了となる。その後、インターネット配信のみとなるが、2006年にそれも終了した。この間もこれまでと同様に何代かの代替わりが行われ、13代目までが登場している。そんな中、2009年に秋葉原でのイベントを行うという形で突如復活し、14代目が生まれ、2010年に15代目に代替わりをして現在に至っている。

今回の物語の本放送は2006/2/19ということで、既にテレビ放送(BS-JAPAN)での放送も終了していたことになる。

尚、歴代ミニスカ・ポリスの面々の中には、さとう珠緒、来栖あつこ、というように戦隊シリーズのピンクを演じたような人や、松井友香のように「シャンゼリオン」で後半に登場したヒロインを演じた人もいるが、BS-JAPANでの放送になった頃からは小粒というような感じになり、現在はグラビア・アイドルが完全に中心となっている。(「えっ?あの人が?」と言うような驚くような人(例えば、クイーン女優・宝積さんが「東京フレンドパークU」の女性従業員をしていたというようなレベルですら無い...)が全くいないという状況である。)→但し、現役の15代目、または去年までの14代目のメンバーの中には、今後大きくブレイクする人が出てくる可能性は否定できませんが...(でも、そういう可能性を感じる人がいないのもまた事実であって、小粒ですが...→ZENピクチャーズの作品に出演するのが精一杯では役者としても小粒だし...)

交通課」:警察組織内に於いて、交通関係を担当する部署である。警察内では必置部署となっている(警察法にその規定がある。)ため、全国の何処の警察署にも必ずある部署である。(但し、「交通課」としてではなく「交通部」となっていたり、「交通○○課」という名称になっている所もある。)

主な業務内容は、街中のパトロール、交通事故処理、駐車違反や速度違反の取締まり、酒気帯び運転の取締まりなどであるが、ひき逃げ事件、自動車窃盗、車上荒らしなどの捜査も(刑事部門と合同で)捜査を行う。尚、捜査を担当する部門は刑事課の警察官(刑事)と基本的には同じであって、私服勤務が一般的である。

が、一般的に認知されている「交通課」の業務は、各種交通関係の取締まりと罰金徴収、及びパトカー(ミニパトを含む)を使った街中の巡回パトロールといったところであり、ギャップがある。

交通課を舞台とした作品としては、アニメ化、実写ドラマ化もされた「逮捕しちゃうぞ」などがある。(この実写版は、タイトルと登場人物は原作と同じであるが、内容的には原作を無視していて、実に酷かったですね...)
 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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↓こんなのって役に立つの?

大人の合コン力検定 合コンを制す者は、ビジネスを制する。

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  • 発売日: 2008/05/01
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合コンの翌日にデートできる方法―結果を残す男が実践する、超簡単ルール

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合コン手帳

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鬼合コン―これでキミも合コン勝者になれる! (集英社ムック)

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  • 作者: アミーゴ奥村
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↓一応拾っておきます。

ミニスカポリス 復活ミニスカポリス [DVD]

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出動!ミニスカポリス DVD-BOX

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↓一応こういうものを...

国土交通六法(交通編)〈平成21年版〉

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  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
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国土交通省機構関係法令集〈平成21年版〉

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  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
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ラベル:ケータイ刑事
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ケータイ刑事銭形泪36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 9

今週も「名曲探偵アマデウス」は完全にお休み(火曜朝の再放送だけはあります。また、次の新作は9/6で、ファイルNo.072のハイドン「弦楽四重奏 作品64-5『ひばり』」です。)ということで、代打のちゃんの登場です。


銭形泪・裏ネタ編」も今回からは「アナザーストーリー」の方に突入となります。で、通算で36話となる2nd.23話(アナザーストーリー1話)の「まりもクイーンVS女王卑弥呼 〜邪馬台国を迎撃せよ!」の登場です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 8まで記している(2009/11/2、3、5、7、10、11、14、15日付けで記しています。)ので、PART 9からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「まりも」について、「女王」について、「卑弥呼」について記します。(「邪馬台国」については次回に回します。)尚、「まりも」と「卑弥呼」については「・36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。

まりも」:漢字で記すと「毬藻」、英語でも「Marimo」という。(ドイツ語、フランス語、イタリア語などでは「Aegagropila linnaei」(但し、発音は異なる)と言う。)緑藻類シオグサ科の淡水藻である。世界の寒冷地の淡水湖に分布しているが、球状になったまりもが分布している所は世界でも数少ない。

日本では北海道・阿寒湖に生息しているものが特に有名である。(特別天然記念物に指定されている。)阿寒湖以外では、釧路湿原のいくつかの湖沼やチミケップ湖、青森県の左京沼、田面木沼、小川原湖など、山梨県の山中湖、河口湖、西湖、滋賀県の琵琶湖などである。但し、阿寒湖と小川原湖以外では、特にボールのような球形にはなっていないで生息している。→それだけ、阿寒湖(と小川原湖)のまりもは珍しい存在であって、国の特別天然記念物にに指定されているのも当然である。尚、特別天然記念物に指定されているのは「阿寒湖の毬藻」であって、それ以外の湖矢沼に生息している毬藻は特別天然記念物には指定されていない。また、天然記念物に指定されたのも古く、大正10年(1921年)に天然記念物に指定され、昭和27年(1952年)に特別天然記念物に指定変更されたという歴史がある。

外国では、北半球の寒冷地の湖に分布しているが、球状になったものが確認されているのはアイスランドのミーヴァトン湖、エストニアのオイツ湖ぐらいである。(球状になっていないものは、北欧諸国、ロシア、アメリカ、カナダなどにも生息している。)

本来は糸状の藻である。(そのため、普通の形で生息しているところはけっこう多い。)阿寒湖などで球状になって生息しているのは、いくつかの特別な条件があって球状になる。それは、糸状の藻が絡み合い、それが水中を沈んだり、光合成で生じた酸素のために浮き上がるという水中での上下移動や、河川の流入や風による水の動きなどによって動く上下移動の際、転がるように動くことでボールのような形に形成されていくのである。つまり、自然の力で丸くなって球状になるのであり、自らの生育によって球状になるものでは無い。こういう条件が生じる特別な場所で生息しているものだけが球状になる。(→特に阿寒湖はその条件に優れていて、大きいものは直径が25cm〜30cm程度まで生育する。)

但し、直径が大きくなると、球の内部の方までは太陽光が届かないため、その部分の藻は光合成が出来ず、それ以上生育することが出来なくなって枯れてしまう。そのため、球形の中心部分は中空になる。そして、その部分は糸状の藻が無くなるため、大きさを支えきれなくなって、自然と崩壊してしまう。(小さいものも、中心部になると藻の生育が鈍るのは同じである。)但し、球形が崩壊しても、本来の藻は糸状の形をしているため、それが再び水の動きによって丸められて、新たな球状の毬藻へとなっていく。尚、水の動きが無い所にいる糸状の藻は、自ら動くことがなく、沈殿してしまうため、芝生状になってそのまま生育していくことになる。

ちなみに、阿寒湖をはじめ、観光地では「毬藻」が販売されているが、これらは自然に出来た毬藻ではなく、糸状、もしくは芝生状になった毬藻の藻を集め、それを人工的に丸めたものである。(阿寒湖の毬藻は特別天然記念物であるため、それを採取することは禁じられているので、天然の球状になった毬藻を持っているだけで処罰される。よって、販売することは不可能である。)→(人工的に丸めた)毬藻を育てること、販売することは法的にも問題はない。(だからお土産として販売されているのである。)

お土産の毬藻は人工的に丸めたものであるが、条件的には自然に丸まったものと変わらない。やはり大きく育っていくと自然と崩壊してしまう。球形を保つためには、ある程度転がることが必要であり、単に水槽の中に入れておくだけでは、それほど大きくならない内に自然と崩壊してしまうことになる。(天然の毬藻の大きさにというのは無理であるが、ある程度の大きさにまで育てようとするのなら、水槽をシーソー状にするとか、ら旋運動をするような仕掛けを作り、毬藻が転がっていくようにする必要がある。→そこまでするには、結構な仕掛けとなるため、何かとお金が掛かるのは言うまでもない。まあ、人工的に丸めた毬藻を定期的に手で丸めてやることぐらいは出来るが、それほど長い間球形を保つことにはなりません。)

また、毬藻は寒さには強く、暑さには弱いという性質がある。(だから、世界でも寒冷地の湖にのも生息している。)そのため、夏場は保管場所に気をつける必要がある。→冷蔵庫の中に入れて保管するというのは実は毬藻にとっては生息しやすい環境であるため、これはなかなかいい場所なのである。但し、日光が当たらないので、光合成が出来ないということで、あまり成長しないことになる...

女王」:女の君主、女帝のことである。英語では「Queen」という。また「じょおう」とは読まずに「にょおう」と読む場合もある。(「じょうおう」と読むこともあるが、「女」という感じには「じょう」という読み方は無い。しかし、長音を付加して読む読み方の一つとした場合の読み方が「じょうおう」と言うことになる。)または、君主である王の配偶者のことを「女王」と言う場合もある。(日本語ではこの場合は「王妃」と言って「女王」とは区別されるが、言語によっては日本語で言う所の「女王」と「王妃」とを区別しない言語があって、その場合は本来は「王妃」と訳すのが適しているにも関わらず「女王」と訳される場合がある。)

一応、「女王」というと「君主」である女性の王のことが一般的な意味であるが、それ以外の意味としても複数の意味がある。まずは律令制に於いては、天皇の2世から5世(孫、曽孫、玄孫、来孫)までの女子のことを指し、現在の皇室典範では。天皇の3世以下の嫡男系嫡出の子孫たちの女子のことを指す。

また、ある分野に於ける花形の女性、または最も優れた女性のことを言う場合にも用いられる。(「ケータイ刑事」に於ける「○○クイーン」はこれですね。)尚、この意味で使う場合は「女王」と言うよりも「クイーン」と呼ばれることの方が多い。

更に、「女王様」という言い方になるが、SMの世界でS専門の女性のことを指したり、高飛車な態度を取る女性のことを呼ぶ場合にも使用される。

君主としての「女王」は、歴史的に有名な人物としては、古代ではエジプトのクレオパトラ(プトレマイオス朝の最後のファラオであるクレオパトラ7世が最も有名ですね。)、邪馬台国の卑弥呼、壹與(台与)、パルミラ王国のゼノビアという所が有名であり、中世から近世では欧州諸国に何人かの女王がいる。現在では、イギリスのエリザベス2世、デンマークのマルグレーテ2世、オランダのベアトリクスが女王として君主の座にいる。

卑弥呼」:普通は「ひみこ」と読むが、「ひめこ」と呼ぶ場合もある。生没年は不明であるが、一応、西暦175年頃の生まれで、西暦248年頃に亡くなったとされている。2世紀の後半から3世紀前半に活きた人物であり、「魏志倭人伝」に出てくる「邪馬台国」の女王であて、また倭国の王として君臨した人物である。(但し、実験は弟が握っていたという説もある。)日本史に於いては、女性天皇が数人いたとはいうものの、国を支配していた女性ということでは数少ない人の1人である。(日本人で君主となった女性の中では、卑弥呼が最も有名な存在でしょうね。)

2世紀の後半の日本では、「倭国大乱」と呼ばれている争乱が起こったとされている。(中国の複数の史書に記述がある。しかし、日本書紀などの日本に伝わる歴史書には「倭国大乱」の記述は無い。)それまでの倭国は男の王が統治していたが、この大乱で統治が乱れ、内乱は数年間続いたとされ、大規模な内乱に発展した。内乱を治めるための打開策として、女である卑弥呼を倭の国の王として立て、騒乱に終止符を打ったとされている。そしてこの大乱を鎮めたことで卑弥呼の国(邪馬台国)は30数カ国を統治することになって巨大な力を持つことになった。

彼女が倭国の王となってからは、難升米(なしめ)を魏の国に使者として派遣し、親魏倭王の仮の金印(福岡市の志賀島で発見された「漢委奴国王印」は余りにも有名である。)と銅鏡100枚を与えられたが、これが「魏志倭人伝」に記されている有名な記述の一つとなっている。

呪術的宗教の巫女であった彼女は夫を持たず、弟(有男弟佐治國)を補佐役として国を統治したとされている。また、卑弥呼は人前には殆ど姿を見せなかったとされていて、神秘のベールに包まれている存在でもある。

西暦248年前後(いくつかの説があって、247年説と248年説の2つが有力で、どちらとも決められないのだが、以前から248年説が主流である。また、それ以外の説もあるが、西暦240年代の後半ということだけは一致している。)に死亡したとされていて、没すると、直径が百余歩もある大きな塚を作り、そこに彼女は埋葬された。また、この時に奴婢100余人を殉葬したとされている。(正に巨大な権力を持った王を埋葬した古墳先駆けのようなものとなった。)彼女の後継の王としては、男王が継いだが、これに対して混乱して内乱となり、1000人が死んだとされ、卑弥呼の親族である13歳の壹與(とよ、一般的には「台与」という文字で代用される)が王位を継ぎ、国中が治まったとされている。(しかし、それ以後の邪馬台国については不明なことが大く、詳細は分かっていない。)


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2010年08月16日

「不良番長」(その8)

今回は5作品製作された1970年の作品の中から、シリーズ第8作と第9作の2本についてです。

シリーズ第8作不良番長 出たとこ勝負
作品データを記しておくと、1970年の東映東京の作品で、時間は87分、監督は内藤誠、脚本は山本英明と松本功の2人、撮影は中島芳男、美術は中村修一郎、音楽は八木正生である。そして出演は、梅宮辰夫、谷隼人、渡瀬恒彦、待田京介、大信田礼子、永原和子、小林千枝、夏珠美、山城新伍、安岡力也、鈴木ヤスシ、沢彰謙、安部徹、八名信夫、佐藤晟也、土山登志幸、小松方正、東光生、谷本小夜子、大泉滉、由利徹、日尾孝司、吉野妙子、永井秀明、山岡徹也、桂ルミ、上田吉二郎、南利明、藤井まゆみ、梶原真由美、田内加代子、関山耕司、たちである。

新宿を根城にしているカポネ団だが、暴力団大滝組の圧力と、町ぐるみの浄化運動によって新宿にはいられなくなってしまう。で、神坂たちは色々と考えて、タニーをアメリカの財閥・ドックフェラー三世に仕立て、ミスサウナ親善使節をアメリカに派遣する、ということにして、磐梯熱海で大量スケコマシ作戦を展開しようという作戦を立てた。色々と準備をして、作戦は上手く進んでいたが、タニーがニセモノということがばれてしまい、大滝に追われることになる。そんな神坂を助けたのは、少年時代の友達であった峰だった。で、峰によって逃がされた神坂たちは、尾高老人が埋蔵金の発掘に力を入れていた翁島という所であった。しかし、翁島は、大滝組が観光ホテルを建設しようとしている場所でもあった。神坂たちはミスサウナで一位を獲得した銀子が尾高老人の孫娘であることを知ると、埋蔵金目当てで発掘作業に協力をする。が、埋蔵金は全く出てこず、温泉を掘り当てた。大滝組はホテル建設の方に本腰を入れ始め、邪魔な尊大である尾高老人たちを始末した。そんな所に、銀子の兄・ジョーが戻って来て、峰と共に神坂たちカポネ団に協力して大滝組への復讐を誓った。工事は進み、大滝組のホテルが完成し、その記念のオートレースが行われることになり、神坂たちはそのレースに紛れ込み、大滝たちを襲って復讐を遂げた。

シリーズ第9作不良番長 暴走バギー団
作品データを記しておくと、1970年の東映東京の作品で、時間は84分、監督は内藤誠、脚本は松本功と山本英明の2人、撮影は山沢義一、美術は藤田博、音楽は河辺公一である。そして出演は、梅宮辰夫、菅原文太、谷隼人、山城新伍、鈴木ヤスシ、砂塚秀夫、カルーセル麻紀、植田峻、永原和子、山田桂子、上田吉二郎、天津敏、八名信夫、中田博久、福山象三、佐藤京一、佐藤晟也、木川哲也、三原葉子、由利徹、根岸明美、鈴木暁子、園佳也子、相馬剛三、藤村有弘、南利明、殿山泰司、たちである。

カポネ団の面々は、集団万引事件の犯人に間違えられて留置所に入れられていたが、容疑が晴れて釈放された。で、彼らは新宿にあるモデル住宅を根城にして、インチキ・テキヤを始めた。しかし、新宿を縄張りとしている暴力団・拓心会が横やりを入れて失敗する。で、神坂は気分一新で新たな商売を始めるため、「大日本ムチ打ち協会」を設立させ、当たられ屋を始めた。最初は事故後の補償金をせしめ取り儲けていたが、五郎が本当にむち打ちになって入院してしまい、それっきりとなる。続いて「東都畜犬協会」を設立した神坂は、野良犬を集め、インチキ血統書を作って名犬ということにして売りさばき、大儲けをするが、またも拓心会の横やりが入る。そんな時、神坂は鑑別所時代の仲間だった五木勝が不動産屋で儲けていることを知ると、「万博不動産」という会社を作り、家のカラ売りを始めた。しかし、またも拓心会によって邪魔される。そんな中、拓心会の会長で新日本土地の社長でもある二階堂修造が、兄・泰造と組んで、計画倒産をもくろむマンション投資会社と、五木の会社が造成した別荘地の横取りを企んでいた。それを知った神坂は、何度も邪魔をされ、しかも仲間たちも殺されていることで黙っていられなくなり、一発勝負に出ることにした、で、カポネ団は拓心会に殴りこみをかけて、二階堂たちを倒した。

パターンのあるシリーズ作品であるだけに、あまり極端な型破りなことが出来ないとはいうものの、手を変え品を変えてというところは面白い。今回の2本は、その品を変えた方法で、綿密な計画でじっくりと進めていく展開の物語と、次々と商売替えをしていく展開とが対称的であることが興味深い所である。(が、第9作の手を変え品を変えというのがもはやコントのようになっているだけに...)が、もはやネタ見せのような展開になっているだけに、そういう所を楽しむということで宜しいかと...


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posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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