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2010年07月25日

とみたゆう子『PORTRAIT』

表題のアルバムは1985年にリリースされた彼女のベストアルバムである。尚、リリース闘志をの本アルバムはは、LP+EPという変形の2枚組ということになっていて、EPの方に後ろの2曲のライヴ・バージョンが収録されていた。(→現在ではこういうのを「ボーナス・トラック」と言うが、「ボーナス・EP」とでも言ったようなものとなっていました。)「とびっきりのミルキーボイス」というキャッチフレーズで、アイドル的な要素も持っていたシンガー・ソングライターである彼女は、その歌声と、扇子理誉差が評価されで、将来を期待されたシンガー・ソングライターであったが、1986年に交通事故に遭って長期の休養をせざるを得なくなったこともあって悲運のシンガーでもある。特に、デビューしてから一つのまとめという形で本アルバム(ベスト・アルバム)を発表してからま事故だっただけに、本アルバムが皮肉にも一つの集大成になってしまったのが残念な所であった。(復帰後、数枚のアルバムをリリースしているが、小さくなってしまったのが残念でした。)それだけに、本アルバムは彼女のベスト・トラックが集まっていて、構成もなかなか考えられている。

収録曲は以下の全13曲である。『セプテンバー・ガール』『海のキャトルセゾン』『振り向いた夏』『Funny Lady』『カシオペアのふたり』『Secret Lips』『VACATION』『シベールの日曜日(Time)』『愁雨』『オルフェの涙』『とどけ愛(インストゥルメンタル)』『Dance Dance Dance(ライブ)』『とどけ愛(ライブ)』。

選曲はシングルとしてリリースされたものに拘らずに彼女らしさが出ている曲が選ばれているだけに、彼女の魅力が詰まった構成となっている。ただ、2nd.シングルの『Bobby』が抜けているのが残念な所なんですが...

お薦め曲は、彼女のデビュー曲でもある『セプテンバー・ガール』、秀逸のバラード・ナンバーである『海のキャトルセゾン』『シベールの日曜日(Time)』『愁雨』、シンセサイザーを上手く使っている『カシオペアのふたり』、そして彼女のパワフルな所と繊細さを感じ取れる『Dance Dance Dance(ライブ)』と『とどけ愛(ライブ)』のライヴ・テイクをピックアップしておく。

LPではA面5曲の半分以上が「海」をテーマにしていて、この部分は夏になると聴きたくなる曲が集まっている。そして後半(LPではB面の6曲の部分)になると、大人の雰囲気とヨーロピアン・テイストのお洒落な構成は秀逸である。そしてブリッジのようにインスト・バージョンの『とどけ愛』が雰囲気を作り、CDでは一気にライヴ収録に突入というのも気持ちのいいところである。(LP/EPでは、ライヴは1曲ずつEPへの収録となっていたため、連続して聴くことが出来るというのはCDの嬉しい所である。)

'80'sの女性シンガーソングライターということでは、沢田聖子の存在が大きいが、彼女は沢田聖子と同じレーベルであり、アイドル的な部分では引けを取らなかっただけに、大きくブレイクしなかったのが残念な所である。曲の方は、海に対する拘りと、お洒落な独特のセンスが'80'sのポップなメロディとマッチしていて、芸術的な所があっただけに、'80'sサウンドを聴く上ではチェックしておきたい所である。それにしても、「あの事故がなかったら」とつくづく思ってしまう美人シンガーソングライターである。


PORTRAIT

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン株式会社
  • 発売日: 2002/11/21
  • メディア: CD
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(特撮/邦楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メジャー(6th.)#17

ここのところ、吾郎が優等生になっていたことから、本作の魅力が失せていた凡作となっていたが、今回は久しぶりに吾郎のキャラが出ていた物語となり、しかも6th.の隠れテーマである「マスゴミ」に関する描写があったので、楽しめる内容でした。→やはり吾郎は破天荒なキャラを出していないと面白くないですからね。

優勝のチャンスがあるホーネッツ。が、オーナーの頭は「優勝」よりも「商売」でった。で、吾郎を日本のCMに登場させると言うことを考えた。で、そのことを吾郎に告げる。が、吾郎は優勝争いをしている大事なときにそんなことではない、として拒否したしまった。で、オーナーの命令を受けて、クライアントが頭を使い、ある女性が起用された。彼女は様々な資格を持っていて、トレーニングコーチとして吾郎に近づいてくる。が、吾郎はCMの話は拒否する。

登板ではしっかりと答えを出して完封勝ちをおさめる吾郎。が女は吾郎にまとわりつき、トレーニングの指導をして成果を上げていく。吾郎は調子が良く、成績を上げていくことで、CMの話は別として、彼女を信頼していくことになる。

結局、彼女の熱意に応えると言うことで、CM出演をOKした吾郎だった。が、撮影内容を流具って出演拒否など、簡単にいかないのか吾郎であった。結局、彼女が間に入り、CM撮影は行われた。

まあ、ホーネッツのオーナーの商売最優先という考えは、ある部分では当然のことであるが、吾郎の言い分もまた正論である。こういうぶつかり合うというのは、これまでの吾郎は何度も経験しているだけに、「またか」ということにもなるのだが、これがあるからこそ吾郎である。結局は「大人の事情」という言葉で片付けられてしまうことになるが、夢を提供するという大リーガーもたいへんだ、ということでまとめて、ラストにここのところ完全に無視されている薫がTVで吾郎が出演したCMを目にするというように持っていって、最後はギャグで締めたのが残念でした。

残りもあと8話であるが、今回のように面白くなる部分が今後も出ると良いのだが、はたしてその期待に応えてくれるのでしょうか?(原作漫画の方も、この辺りになるとネタ切れで何とか繋いでいるだけとなっているだけに、大きな期待し持たないことにしていますが...)


↓一応拾っておきますが...

MAJOR(メジャー) 71 (少年サンデーコミックス)

MAJOR(メジャー) 71 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/02/18
  • メディア: コミック

MAJOR(メジャー) 72 (少年サンデーコミックス)

MAJOR(メジャー) 72 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/06/18
  • メディア: コミック
MAJOR(メジャー) 76 (少年サンデーコミックス)

MAJOR(メジャー) 76 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/05/18
  • メディア: コミック
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スターウォーズ・クローンウォーズ(2nd.)#20

まずはソフト化のニュースから。予想されていたことではあるが、シーズン2のBD/DVD-BOXのリリースが10/27(11月になると思っていただけに、一ヶ月ほど早かったですね。)ということになりましたね。ただ、シーズン1の時よりも値段が下がっているということは、色んなおまけが付いていないような予感がします。

日曜の定時枠よりも先行して最後まで放送されてしまった2nd.シーズンの物語の最終三部作の最初の物語となるこの回は、ボバ・フェットのメイス・ウィンドゥに対する復讐劇である。映画EP2で、ボバの父・ジャンゴがメイスに敗れて首をはねられた所を目にしていたボバであるだけに、時間軸上ではEP2とEP3の間を埋める物語となる本作の本領発揮という物語である。ただ、3話もかれて描く物語なのか?という気もしますが...(前後編ぐらいで良いような気もするのだが...)

クローン少年団が実習と言うことでジェダイ・クルーザーにやってくる。その中には「ラッキー」と名乗る新顔の少年がいたが、彼こそ、ボバ・フェットだった。また、ジェダイ・クルーザーにはメイス・ウィンドゥとアナキンが乗っていた。

説明を受けて、見学と訓練が行われる。その中での射撃訓練では、他のクローン少年たちは的を外すだけだったが、ラッキーは簡単に仕留め、更には3機編隊をもした訓練も見事に命中させた。

そんな一同が移動する際、ラッキーはこっそりと抜け出し、仲間と無線で連絡し、データを受け取るとメイスの部屋に向かい、爆弾を仕掛けるのに成功し、しかも元の少年団の隊に戻った。

メイスは自室にやってきたが、アナキンが呼んでいるというクローン兵の言葉で自室に入らず、クローン兵に、部屋に置いておいてくれと言って渡した物があって、クローン兵が部屋に入ると、センサーが反応して爆発が起こった。メイスは難を逃れたが、クローン兵は死亡した。

クルーザーの中に暗殺者がいるということで、警戒態勢が厳しくなる。ラッキーはメイスが生きていることを知ると、またも少年団から抜け出し、仲間と連絡する。で、クルーザーの反応炉の破壊作戦を実行することになり、そちらに向かうボバ。クローン兵に見つかるが、「迷った」と言って油断させると、反撃に出て、クローン兵を倒し、反応炉を破壊した。

このままではクルーザーが危ないということで、少年団は救命ポットで脱出することになり、ボバは少年団の中に戻り、救命ポットでクルーザーから脱出した。が、ボバはクルーザーから離れる最にちょっとしたことをしたため、ボバの乗ったポットだけが他の救命ポットから離脱してしまった。

一方、アナキンやメイスたちはクルーザーを捨てることを命じるが、提督だけはそれを拒否する。何だかんだでクルーザーを捨てて脱出したアナキンは、1台の救命ポットが行方不明になったことで、その捜索に向かった。

結局、ボバは救命ポットから脱出し、仲間たちの元に向かうが、自分たちと同じクローン少年の中に裏切り者がいたことを知ったクローン少年たちはショックを受けていた。

メイスとボバの因縁に絡めた物語ということで、ボバが父・ジャンゴの復讐をしようという物語。が、子供一人で簡単にできることではなく、バックに仲間(分離主義勢力)がいて、じっくりと練られた作戦を実行することになり、その手順がじっくりと描かれている。また、クローン兵にしては、クローン少年は自分の兄弟であり、しかも将来の戦友になる存在であるだけに、全く疑うことをしないということで、計画が上手く進んでいく。→このような「盲点を突いた計画」というのは見事である。

結果的に、メイスは難を逃れたが、ジェダイと言えども警備の点では問題となる所があったということを、高い授業料を払って知ったと考えればいいんでしょうかね...

で、この物語は次へと続きます。(が、最初に見た時は、1話で締めて、更なる続きはシーズン3かな?というように思えたのですが...)

この物語はEP2とEP3の間を埋める物語という本作のポジションを考えると、正に内容を補充する物語になっただけに、まあよかったということで...


↓2nd.はこちらてす。(予約出来ます。)


↓1st.はこちら


↓今回からの主役はこの人

スター・ウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア メイス・ウィンドゥ

スター・ウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア メイス・ウィンドゥ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

STAR WARS ベーシック フィギュア メイス・ウィンドゥ

STAR WARS ベーシック フィギュア メイス・ウィンドゥ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
STAR WARS フォースバトル フィギュア メイス・ウィンドゥ

STAR WARS フォースバトル フィギュア メイス・ウィンドゥ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓そしてこのキャラ

スター・ウォーズ 1/7 ボバ・フェット (完成品)

スター・ウォーズ 1/7 ボバ・フェット (完成品)

  • 出版社/メーカー: 壽屋
  • メディア: おもちゃ&ホビー

スター・ウォーズ ボバ・フェット

スター・ウォーズ ボバ・フェット

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー
Wacky Wobbler - Star Wars: Boba Fett

Wacky Wobbler - Star Wars: Boba Fett

  • 出版社/メーカー: ファンコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
スター・ウォーズ チャビー シリーズ2 ジャンゴ・フェット&ボバ・フェット

スター・ウォーズ チャビー シリーズ2 ジャンゴ・フェット&ボバ・フェット

  • 出版社/メーカー: ホットトイズ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
posted by MEICHIKU at 11:45| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MM-9 #3(補追・BS-TBS版)+α

3日前のMBSの放送ではiアプリに関するお知らせの字幕が出たことで、それが出ないBS-TBSの放送はやはり必要ですね。が、BS-TBSの放送はOPのところに「キングレコード」のロゴが出るということで、MBS版にはそれが無いだけに、余計な字幕の無いものを得るには両者が必要です。(まあ、いずれリリースされるDVD(BD)ソフトを待てば、放送局ロゴの無いものが得られますが...)

本作は製作委員会の形を取っているものの、MBSの製作であり、地上波は遅れて放送している地域もあるものの、関西ローカルである。BS-TBSでの放送はそれを全国一律放送にするということで大いにメリットがあるが、MBSでの余計な字幕を考えると、それ以外でのメリットもあるので、非常に有益ですね。

ただ、BS-TBSが放送するのなら、「古代少女ドグちゃん」や「アザミ嬢のララバイ」も放送して貰いたいところですね。(「あり得ない」という失敗作はどっちでも良い...)→ここのところ舞台に傾倒している丹羽Pのお陰で新作ドラマの製作が途絶えているが、それを埋めるのにピッタリのドラマをMBSが制作してくれている...

「+α」は、やはり「ベストドラマ100」についてです。先週は野球中継でお休みとなったが、5/1スタートだったことで最初の3ヶ月は14週あるのだが、1週飛ばして13本として、「1クール=13本」というように整えたと考えれば良いというところですね。が、過去の資産を使った再放送であるだけに、そういうことをする必要はないと思いますが...(流石に「ベストドラマ100」の再放送はしないでしょう...そもそも放送されるドラマは再放送なんだし...)

今回は「恋日・1st.」から「ダイアリー」だったが、これは1つの脚本を別の役者と演出によって2つの異なる物語にしたという実験作品である。同じ脚本を使っているのに、1本はシリアス劇、もう1本はコメディ仕立てとなっているのだが、出演している役者の雰囲気が大きく影響していますね。特にコメディ仕立ての方は佐藤二朗さんだから、それだけでコメディになると予感させている...それにしても「恋日」の1st.では本当に傑作が多いですね。

で、来週は「恋する日曜日・ニュータイプ」となっている。「恋日・ニュータイプ」は南沢奈央のデビュー作品であるだけに、いずれ取り上げられると思っていたが、予想以上に早い登場ですね。(2006/10〜12放送でした。)「恋日」の名前があるが、「恋日」としては第4弾(第1、第2、文學の唄に続いてということになる。)の作品であり、現時点での「ベストドラマ100」は「恋日・1st.」の途中ですからね...→残りの「恋日・1st.」からとチョイスするとなると、「そして僕は、途方に暮れる」や「南Q太」原作の3本(「丘をこえて」「ゆらゆら」「猫」)があるだけに、そちらが先だと思うのですがね...しかも傑作「終章」も未放送だし...

尚、8月の「ベストドラマ100」は、4週ともお休みとはならずに放送される予定のようですね。


MM9 (創元SF文庫 )

MM9 (創元SF文庫 )

  • 作者: 山本 弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/06/20
  • メディア: 文庫

MM9

MM9

  • 作者: 山本 弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本
↓「ダイアリー」は未収録ですが...

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD
posted by MEICHIKU at 11:30| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BS-TBS(BS-i)関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ケータイ刑事銭形泪33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 10

銭形泪」の2nd.第20話(通算では第33話)「赤坂の中心で、愛を叫ぶ! 〜時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、この物語は時効直前のこれだったということで「未解決事件」について、この物語では大活躍となった備品である「ホワイト・ボード」について、そしてちゃんがいつも自慢しているが、今回は色々と笑わせてくれることになった「IQ」について記します。尚、「IQ」については「・33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/9/24、26、27、30、10/1、3、4、6日付けで記しています。)

未解決事件」:事件が解決していない事件、則ち、被疑者が検挙されていない事件、または被疑者が分からない事件のことである。

解決していないということでは、発生したばかりの事件もこれに含まれることになり、時効が成立した事件もこれに含まれることになる。しかし、一般には時効になった事件は捜査が行き詰まった状態になって解決できなかったものであることから「迷宮入り」と呼ばれることが多い。(「迷宮入り事件」は未解決事件であって、解決したら「迷宮入り」とは言わない。)

尚、事件が解決したというのは、基本的に被疑者が逮捕された時点で解決したとされるため、被疑者が特定できて、手配も行われたが、犯人が逃走していて逮捕されていない事件もこれに含まれることになる。また、時効が成立した事件では、犯人が指名手配もされたが、そのまま時効成立まで逃走を続けて時効が成立した事件も、犯人が特定出来ずに公訴時効が成立してしまった事件(=「迷宮入り事件」)も「未解決事件」になるのは言うまでも無い。

また、未解決事件(時効が成立した事件も含む)の中には、実際は事件ではなくて偶然の事故によるものも含まれていると言われている。

この物語での「未解決事件」は迷宮入りして公訴時効の成立が直前に迫っている事件である。尚、現在では刑事訴訟法の法改正が行われているため、この物語の状況は大きく変わることになる。この物語の本放送は2004/8/15であって、劇中での事件発生日は1989/8/28であった。当時の法律では公訴時効は15年であったため、2004/8/28ということになるが、2004年のの法改正(施行は2005/1/1である。)では時効成立が15年から25年に延長された。しかし、法の不遡及の原則が適用されたため、2005/1/1以降に発生した事件に適用されて、それ以前の事件の時効は15年のままであった。更に、2010/4/27に公布・施行された改正刑事訴訟法では、「人を死亡させた罪であって死刑に当たる罪」の場合は「公訴時効無し」となった。しかも、これは改正法の施行日(2010/4/27)までに公訴時効が成立していない全ての事件に適用されることとなった。

尚、この物語の事件は「殺人罪」であるため、罪の種類としては「死刑に当たる罪」であるため、現在の法律では公訴時効は成立しないので、この物語はあり得ない物語ということになる。(尚、この事件の罪は「死刑に当たる罪」に該当するが、起訴後の裁判で「死刑判決」とはならない可能性はあるが、それは裁判で判断されることである。)

ホワイト・ボード」:英語の「White Board」から来ているため「白板」と呼ばれることもある。水性のフェルトペンを用いて文字などを書き留めるボードのことである。後から布で拭くことで、書いた文字を消すことが可能である。

元々はちょっとした掲示板のようなものとして登場したが、次第に大きなサイズのものが登場し、現在では黒板に取って代わるようになり、広く使われる用になった。黒板は白墨(チョーク)を使って文字や絵を書くため、書く場合に手が汚れる拭き取った際の粉が健康被害を与える可能性があるということで、その問題を解決するものとして利用が広がっている。特に、水性ペンを使うため、手が汚れることが無く、また、粉を出すことがない。また、ボード自体は鉄板をベースにしているため、黒板と同様に磁石がくっつくため、黒板と同様の使い方が出来る。そして、黒板とは逆にバックが白地であることも紙書類を見るのと同様になるため、ビジネス・シーンでも歓迎されている。

また、「電子黒板」と呼ばれるものは、「ホワイトボード」の使い勝手を更に良くしたものであって、シート状の盤面上に記した文字や絵をプリントアウトすることが出来るものである。(乱暴に言うと、スキャナーとプリンターとホワイトボードが一体になったものである。)特にビジネス・シーンでは、会議の際の議事録として、簡単に記録を書類として残すことが出来るということで歓迎され、広く普及することになった。(コンピューターが当たり前のようにオフィスに普及する前に浸透した。)現在では、更にコンピュータと接続してネットワーク機能を持ったホワイトボードまで登場している。

尚、ホワイトボードが登場したのは1980年代になってからであるが、当初はオフィスでの普及が中心であった。これが広く普及するようになったのは1990年代後半になってからであるが、21世紀になってからはコンピュータとのリンクが当たり前のようになっている。→歴史的には比較的新しいものであって、「黒板」の進化したものと言うことが出来る。

IQ」:アルファベット2文字ということで、略号ととて使われている言葉であるので、いくつかの意味がある。この物語での意味もこれであるが、一般的には「知能指数」という意味で使われている。それ以外では、イラクの国名コードがこれであるため、「イラク」という国のことでもある。(但し、「IRQ」という3文字で記す場合もある。)数学(情報理論)の世界では「データ圧縮における逆量子化」という意味がある。更に、「Import Quota」の略としてのIQは輸入管理の一つであって、輸入する物の総量を決定し、その範囲内で輸入を行うようにする制度のことである。また、会社の名前が「IQ」であったり、音楽の世界では「IQ」という名前のバンドが存在する。というように、それぞれの専門分野の関係者であったり、貨車に勤務している方であれば、そちらの方を先に思い浮かべることになろうが、世間一般では、「IQ」と言うと「知能指数」のことを指しているのが現状である。

で、その「知能指数」は英語では「Intelligence Quotient」と言って、この頭文字から「IQ」と呼ばれている。尚、ドイツ語では「Intelligenzquotient」、フランス語では「Quotient intellectuel」、イタリア語では「Quoziente d'intelligenza」、スペイン語では「Coeficiente intelectual」、ポルトガル語では「Quociente de inteligência」、オランダ語では「Intelligentiemeting」と言うが、これらの言葉では略しても「IQ」とはならないのだが、英語での略である「IQ」が通用するため、世界中で「IQ」と言うことで通じる。

知能指数は知能検査の結果を表す数値であって、「生活年齢と精神(知能)年齢の比」を基準としたものである。算式は、『「精神年齢」÷「生活年齢」×100 』である。

また、平均値は100である。→柴田太郎さんのIQは100ということがこの物語で語られていることから、柴田さんは実に平均的な知能指数の持主ということになる。また、ちゃん、高村さん、柴田さんの3人の合計が300というのは、「平均値×3人」ということから考えると、実に妥当な所である。が、高村さんの知能指数を「300-180-100=20」として算出するのはちょっと違っていますね。

尚、普通の結果から算出される数値は、最高値で160程度、最低値で40ぐらいである。このことから、IQ180の銭形姉妹は非常に高い値を持っていると言うことになる。尚、50〜70だと「軽度知的障害」、35〜50だと「中度知的障害」、20〜35は「重度知的障害」とされている。→これを考えると、この物語の中でIQ20とされた高村さんの立場は一体どういうことになるのやら...

算式から分かることであるが、IQは年齢によって左右されるものであるため、例え同じ数値であっても年齢が異なると同じ知能とは言うことが出来ない。例えば、5歳の子供のIQ200と、10歳の子供のIQ100は、数値で見ると大きな差があるように思えるが、実はこれは同じ知能とされている。→IQ180の銭形姉妹であるが、実は年齢差がある。「ケータイ刑事」の時に17歳だった、命は16歳のよりも少しだけ知能が高いことになり、13歳のちゃんの知能が一番低いということになる。(17歳組の5人と同じ知能ということになるには、ちゃんはIQ191、ちゃんはIQ235とならなければならない。)このことがあるのかは定かではないが、本家姉妹ではでは就任時の年齢差があったが、一応は同じ知能にしようという意図があったのか、分家姉妹(7代目までの3人)では17歳の時に務めているのでしょうか...???

尚、算式から同じ知能であっても年齢が上がっていく程IQは下がっていくことになるが、人間は日々学習をして知能を高めていくことになるのが普通であるため、突然IQが下がるということはまずはあり得ないこととされている。(徐々に下がっていく傾向にあることだけは確かのようですが...)

数学的な統計を取ると、IQの平均値は100(=IQ100)であって、標準偏差は約15である。また、数学的にIQの分布は正規分布となることが分かっている。そのため、68%の人はIQ85〜IQ115の範囲に収まることになり、95%の人がIQ70〜IQ130の間に入り、99.7%の人(1000人いたら997人)がIQ55〜IQ145の中に含まれることになる。また、IQ180は「平均値+5σ」を超えることになるので、数百万人以上に1人というような希少な存在確率となる。これを考えると四姉妹、更には分家四姉妹も全員がIQ180という銭形姉妹の存在の方が異常と言って良いでしょうね...(そもそも、IQが160以上、または40以下というのは、現在の知能テストに於いてはあり得ない数値である。)→IQ200、IQ300というようなインフレIQの持主という人物が登場する物語が他にあることを考えると、IQ180という銭形姉妹が登場する「ケータイ刑事」の数字は、まだまだ可愛いものである、ということが出来る。(より現実味を持たせるのなら、IQ160にしておけば良かったということになるのかしら...???)

とは言っても、IQは知能を表す一つの指標であって、これが万能というものではない、と注意しておきます。


ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
↓参考まで

戦後未解決事件史―犯行の全貌と「真犯人X」 (宝島社文庫)

戦後未解決事件史―犯行の全貌と「真犯人X」 (宝島社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫


【昭和・平成】 9大未解決事件の真犯人! (宝島SUGOI文庫)

【昭和・平成】 9大未解決事件の真犯人! (宝島SUGOI文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/05/09
  • メディア: 文庫


消えた殺人者たち―あの“未解決事件”の真犯人はここにいる! (ナックルズBOOKS)

消えた殺人者たち―あの“未解決事件”の真犯人はここにいる! (ナックルズBOOKS)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミリオン出版
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本


迷宮入り!?未解決殺人事件の真相―真犯人たちは、いまどこにいるのか? (別冊宝島Real (053))

迷宮入り!?未解決殺人事件の真相―真犯人たちは、いまどこにいるのか? (別冊宝島Real (053))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本


戦後未解決事件史 (別冊宝島)

戦後未解決事件史 (別冊宝島)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2005/08/02
  • メディア: ムック


知能指数 (講談社現代新書)

知能指数 (講談社現代新書)

  • 作者: 佐藤 達哉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 新書


IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実

IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実

  • 作者: 村上 宣寛
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2007/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓いくつか

アルミフレームホワイトボード 600x450mm WBJ-6045

アルミフレームホワイトボード 600x450mm WBJ-6045

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: オフィス用品


ウッドホワイトボード 900X600 ナチュラル木目

ウッドホワイトボード 900X600 ナチュラル木目

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


レイメイ ホワイトボード・600×450 LNW284

レイメイ ホワイトボード・600×450 LNW284

  • 出版社/メーカー: レイメイ
  • メディア: オフィス用品


ホワイトボード 両面

ホワイトボード 両面

  • 出版社/メーカー: 株式会社ケイズプランニング
  • メディア:


メニューボード ホワイトボードタイプ Sサイズ ナチュラル木目

メニューボード ホワイトボードタイプ Sサイズ ナチュラル木目

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


ソフトホワイトボード マグネット付 Lサイズ ブルー

ソフトホワイトボード マグネット付 Lサイズ ブルー

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


ホワイトボード(脚付き)

ホワイトボード(脚付き)

  • 出版社/メーカー: MonotaRO
  • メディア:






ラベル:ケータイ刑事
posted by MEICHIKU at 00:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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