尚、約2年11ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「固有名詞」:名詞は品詞の一つであり、事物の名前を表すものである。普通名詞、固有名詞、集合名詞、物質名詞、抽象名詞などに区別される。また、欧米の言語であれば、単数形と複数形があったり、男女の性を持っている場合もある。
固有名詞は名詞の中の一つであって、人名、グループ名、地名など、またはそれ以外には存在しない特定の対象物を表す名詞である。対になる言葉は「普通名詞」である。
また、英語では名前の場合は「Proper Noun」、その他(地名など)の場合は「Unique Noun」という。
「10円玉」:「十円硬貨」というのが正しい言い方であるが、一般には「10円玉」と呼ばれている。日本の硬貨の一つであり、現在使用されているものは1959年から発行され続けており、半世紀にわたって改訂されていない。(1951年から1958年に製造されたものもデザインは同じであるが、周囲にギザが設けられている(=「ギザ十」)ので、正確に言うと別物と言うことになる。(価値は同じである。)→デザインでは58年間変わっていないことになる。)
直径は23.5mm、重量は4.5g、銅と亜鉛、スズの合金である。(銅が95%なので、殆ど銅ですけど...)描かれている絵柄は、表面が平等院鳳凰堂で、裏面が常盤木である。また、表には「日本国」「十円」という文字が入っていて、裏には「10」という数字と発行年(「昭和○○年」または「平成○○年」(「○○」は漢数字、但し「一年」(=平成一年)は使われず「元年」(=平成元年)となっている。))→「10」と刻印さけている方が表と思われているが、これは誤りである。また、他の硬貨も同様であって、漢数字で「○円」という刻印がある方が表である。(五円硬貨意外は「日本国」という文字と一緒に刻印されているが、そちらが表である。)
※「ギザ十」については「愛・14話[裏ネタ編]PART 4」で記しているので、そちらを参照されたし。(ここをクリックして下さい。)
「靴」:足の甲を覆う履き物であって、歩行する際に使用する道具である。尚、足を覆うものであるが、靴下や足袋、草履は靴とは別物扱いされる。また、歩行野際に使用されるサンダルや下駄も靴とは別物扱いである。
日本では、草履が広く普及していたこともあって、「靴」と呼ばれるものは明治になってから普及することになる。最初は軍が靴を必要としたことから製造されるようになった。
歴史的には、いつから使われるようになったか、詳細は不明であるが、古代エジプトで(ツタンカーメン王の墓から)サンダルが発見されていることから、数千年の歴史があると考えられている。(古代ギリシャやローマでは、表と底が1枚の皮で出来ているモカシンや長靴が使われていたことから、最低でも2000年の歴史はある。)
英語では「Shoes」、ドイツ語では「Schuhe」、フランス語では「Chaussures」、イタリア語では「Scarpe」、スペイン語では「Zapatos」という。
尚、日本語では「靴」以外に「履」または「沓」という同音漢字を使う場合もあるが、「履」は装束の履き物の総称として、「沓」は革製の履のことをさして言う。
また、運動靴などのような布製の靴のことを「ズック」または「ズック靴」と呼ぶことがあるが、これはオランダ語の「Doek」から来ている言い方であって、意味は麻または綿の太撚糸で、地を厚く平織にした織地のことであり、その布で作っていたことから呼ばれるようになった。(布地としてのズックは、(運動靴)以外では、テントや鞄、帆船の帆などにも使われている。)
「ゴング」:元々は銅鑼であって、打楽器(体鳴楽器)である。青銅、真鍮、鉄などでできた金属製の円盤を枠に吊るしたものであって、撥を使って鳴らすものである。東南アジアではお馴染みの者であり、仏教の法要の際や、民俗芸能の囃子として使われているものである。また、船が出帆する際、その合図として使われていた。
合図として鳴らされることから、ボクシングやプロレスのような格闘技に於いて、試合の進行を知らせるために打ち鳴らすのに使用されるようになった。(但し、楽器として知られている銅鑼を簡単な構造にしたものである。)試合の開始や終了、各ラウンドの最初と終了時に打ち鳴らされる。→プロレスを扱った雑誌に、「ゴング」というものがあるだけに、「ゴング」というと「プロレス」というイメージがあって、楽器の「銅鑼」というイメージは全く無くなっていますが...尚、この物語に登場した「ゴング」は当然のことながらプロレかなどの格闘技で使用されるゴングである。
また、ゴングは英語では「Gong」と表記する。(中国出身で2008年にシンガポール国籍を取得した女優のコン・リー(漢字表記は「鞏俐」)の英語表記は「Gong Li」となるが、「ゴング」とは一切関係無い。)
↓参考まで

キャラメルの値段―昭和30年代・10円玉で買えたもの (らんぷの本)
- 作者: 市橋 芳則
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
たった11円で効く驚異のツボ療法―10円玉と1円玉を貼るだけで病気が治る (1985年) (Seizan books)
- 作者: 刑部 忠和
- 出版社/メーカー: 青山書房
- 発売日: 1985/12
- メディア: −

大人のオトコの靴スタイルBOOK―おしゃれで機能的な本格ビジネスシューズ選び (SEIBIDO MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2008/05/15
- メディア: ムック

最高級靴読本―世界の高級靴品番付全カタログ450足 (ビッグマンスペシャル)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 大型本
↓コン・リー出演作(いくつか)