二段構成で記してきた「
銭形海」であるが、遂に最終回となりました。(最後まで二段構成で記します。)放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告についてです。(今回の「次回予告」は後番組の「東京少女」・山下リオ」の第1話「初恋ダッシュ」についてとなります。)
最終回の物語は、当然ながら
相棒との別れの物語でもあり、「さらば松山刑事! 〜愛のメモリーは聞こえるか?」という物語です。やはり、相棒との別れの物語となると、一味違いますね。今回は松山さんに見せ場がしっかりと用意されていて、いい感じでした。
最初は、松山さんの栄転を祝う送別会ということで、語られてはいなかったが、
海ちゃんはやはりおじいちゃまから松山さんの栄転のことを聴いていましたね。但し、プレゼントを揃える(買ってきた物を贈った)時間があったということで、昨晩ではなく、数日前に教えられたのでしょうね。
松山さんは
パプアニューギニア警察に出向ということで、
海ちゃんの相棒はみんな遠くに言ってしまうことになりました。(高村さんはスコットランドヤード(イギリス)、五代さんは沖縄ですからね)ある意味では銭形とコンビを組むと言うことは、
裏の出世コースですね。
今回は
岡野警部の名前もしっかりと出てきたが、来るべき

「M3」では
海ちゃんと岡野さんがコンビを組むことになるのでしょうね。(
零ちゃんの相棒はまたも松山さんか?)で、その岡野さんは
ヨーデル検定4級の資格を受けにスイスに行っていた、ということで、「2nd.」の時に五代さんがもうすぐ1万になると言っていたけど、確実に1万は突破しているでしょうね。(岡野さんの復帰が楽しみです。)
ゲストの木之元亮は「太陽にほえろ!」のロッキー(岩城創)ではなくて波越哲平ということだったが、ロッキーは殉職しているのだから、これも当然でしょう。が、「富士見署」ということでは「トミーとマツ」だし、松山さんが「山登りしてるか?」と尋ねていて、「グロッキーで...」という答えは「太陽にほえろ!」をたっぷりといじっていて、面白い所でした。→「太陽にほえろ!」のロッキーのキャラを使い、さらには駄洒落で返すなんて、流石は
エース・KJ脚本ですね。(何を求められているのか、ちゃんと分かっている。)
今回の事件は、
赤坂刑務所から脱獄というのが、赤坂刑務所は「日本のアルカトラズ」と言われている脱獄不可能の刑務所である。(「
雷・10話」を参照されたし。今回はそのことは語られていませんでしたが...)→この設定を知っていたら、これもヒントになります。
海ちゃんから松山さんへのプレゼントの「
日ピジン辞典」が出てきた時、まさかこれを使って

「荒野の1ドル銀貨」をやるのか?と思ったら、その通りになっちゃったが、「
雷・2nd.14話」の古銭のストラップによる

「荒野の1ドル銀貨」の再現をここで繰り返しても仕方ないですし、これはこれで良かったところです。
その前のところで

『愛のメモリー』がたっぷりと流れて、しかもこれまでの「
海・3rd.」でのシーンのいくつかが出てきた所はちょっとウルウルときました。曲も良い曲ですし、「
名曲はいつの時代でも名曲である」と筆者は言っているが、その言葉に誤りのないことを改めて感じた所でした。
今回の物語では、これまでのシリーズのいくつかの物語を思い出させてくれた。逆探知の所では「
愛・26話」を、松山さんが廃工場に入って行く所では

「
M2」を、ピンチの松山さんを間一髪で
海ちゃんが現れた所は「
舞・11話」を、
海ちゃんの叫びは「
泪・2nd.4話」を、港での別れのシーン(パプアニューギニアに行くのに飛行機ではなくて、どうして船でいくの?)は「
泪・2nd.22話」や「
雷・1st.26話」等複数を、それ以外にも、「
愛」「
舞」「
泪」「
零」「
雷」の物語をいくつか思い出しました。
海ちゃんは、松山さんにもイルカのストラップを最後にプレゼントしていたけど、やっぱり手作りストラップも用意していたんですね。
ただ、「
雷・2nd.14話」のような展開(=
雷ちゃんは二階級特進で
警視監に昇進)はありませんでした。ということで、

「M3」での
海ちゃんは警視正のままで、(TVシリーズでコンビを組んでいない)岡野さんとおそらくコンビを組んだ「M3」の最後に二階級特進で警視監に昇進ということですかね。
鑑識メモの方は、「
銭形海」では「さかなへんの漢字シリーズ」が続いていたが、最後に3つを出して(「鰆」「鰍」「鮗」)松山さんネタに繋いだが、上手い所でした。また、束志ということで「
雷・2nd.14話」に準じた所もありましたね。で、「また会う日までさようなら」と言ってたけど、「M3」か7代目(
海ちゃんの妹・三女)には登場してくれるでしょう。(「柴田太郎復帰」というのも期待しているのだが...→7代目では、相棒は変わらず、鑑識が途中で交代という手があるかも???)
そして、「鑑識メモ」から続く形でご挨拶(いつもは「着ボイスDL」の部分)ということになったが、こういう形だと地上波での放送でも流しやすいかもしれませんね。
ということで、第四期「ケータイ刑事」も9ヶ月で幕となりました。「シリアス路線」でいくと言っていたが、シリアスな物語から、コメディ色の強い物語まで、これまでに築き上げられた「ケータイ刑事・ワールド」をしっかりと継承しながら、「世田谷区下北沢」が新たに事件多発地域に加わったこと、そして何と言っても「舞台」ということで、「ケータイ刑事・ワールド」を更に広げてくれた6代目・
絢ちゃん。お疲れ様でした。(柴田束志さんも9ヶ月連続の2度目、お疲れ様でした。)また、1クール3ヶ月ごとでしたが、高村さん、五代さん、松山さん、ありがとうございました。7代目の登場を待っています。
また、「
海・3rd.」はTVシリーズに初登場となる松山さんが相棒ということで、やはり「トミーとマツ」での脱線ぶりが頭に浮かんだし、五代さんとキャラが被らないか心配したが、思った以上にシリアスな方向に進んでいき、五代さんとも差があって、引っかき回すだけにならなかったのは良い所でした。7代目以降でも再登場願いたい所です。
他にも色々と思い浮かぶこともあるが、それは火曜日にUPする方に記すことにします。
次回からは、「東京少女・山下リオ」がスタートする。(毎月一人の女優が週替わりで別々の設定・役柄にチャレンジ!ということなので、山下リオは4月です。5月以降は「セピア編」にも登場した顔ぶれがやっぱり有力???)まずは「初恋ダッシュ。」という物語です。次回予告では

『イケナイ恋』が流れていたが、やっぱりこの曲が主題歌になるということ何ですかね。また、次回予告を見た範囲では、「
恋日・3rd.」のような若い女の子の物語のように感じました。とりあえずはHPの更新を見てから、火曜日にUPする方にもう少し詳しく記すことにします。
一つキニナルのは、
プレゼントのアンケートについてである。「
銭形海」では、アンケートに「土曜23時ドラマ枠で好きな番組は何ですか?」という質問の選択肢が「ケータイ刑事シリーズ」「恋する日曜日シリーズ」「両方とも好き」「どちらでもない」の4つなのだが、これがどうなるのか、ということである。(この質問が無くなるというのが無難なところ...)→「
銭形海」でも1度当選した筆者だが、今後も応募はしていきます。(でも、次はいつ当たることになるのかなぁ?)
今回で最終回を迎えた「
銭形海」であるが、来週からは日曜日の朝10時で1st.1話から再放送が始まる。(4/6スタート)また、関西ではMBSでも4/10(木)深夜から「
銭形海」の放送がスタートする。→関西では、
同じ週にBS-iとMBSで同じ物語が放送されるということになります。(いずれMBSの方はお休みが入って、週遅れとなり、BS-iの再放送終了(=2008年年末)時点では2〜3週遅れになるのではないかと思いますが...)
↓歴代ケータイ刑事
↓一応「ロッキー編」を
↓やはり名曲です。
愛のメモリー
- アーティスト: 松崎しげる/田中星児,松崎しげる,田中星児,たかたかし,D.Boone,R.McQueen,馬飼野康二,あかのたちお,カラオケ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1993/10/27
- メディア: CD
↓こういうものを
ピジン語小辞典
- 作者: 守田 健一
- 出版社/メーカー: 泰流社
- 発売日: 1990/12
- メディア: 単行本
↓やっぱりこの作品も...