二段構成として記している「
銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。今回の物語は3rd.4話(通算では30話)となる「松山刑事、最大の危機! 〜会社社長誘拐殺人事件」である。今回はシリアスなドラマということで「
銭形愛」を随所に感じさせてくれる物語でした。相棒が誘拐されるということで、「
愛・26話」を意識しているのかと思っていたら、「
愛・1話」を思わせる所も出てきたということで、やっぱり一筋縄には行かない「ケー刑事」です。
それでは、いつものように、長文&ネタバレありで記していきます。尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版は
ここをクリックして下さい。
日焼け焼き肉・満足王国(マンゾクワング)の焼き肉食べ放題1割引の割引券を10枚集めて笑っている松山さん。(これは絶対に1割引×10枚=10割引→ただ、と思っていますね。)で、

『ズンドコ節』を口ずさむ。(『愛のメモリー』ではないんですね。)そんな松山さんはマスクをした黒ずくめの男とぶつかり、倒れてしまい、文句を言う。男は金属バットを手にしていて、それで松山さんを殴打

、気を失ってしまった松山さん。
一方、
海ちゃんは「焼き肉をご馳走してくれるなんて、松山さん、何か良いことあったのかなぁ〜」とウキウキしながら自転車をこいでいた。で、待ち合わせのお店に到着。「焼き肉ってまさか?」と思って店の看板に目を移すと「肌を焼いて肉も焼こう!!」という文字があり、「
日焼け焼き肉」の店だと知り、「やばい、日焼けだ...」と困惑していた。そんな所に「
警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入る。「港区赤坂で誘拐事件発生。誘拐されたのはホエール・コーポシーション社長・鯨岡潤一郎(くじらおか・じゅんいちろう)。直ちに現場に急行せよ」で「とりあえず焼き肉はお預けか...」と呟く
海ちゃんだった。
鯨岡邸、捜査員たちが電話に逆探知の装置を取り付ける作業を行っている中、
海ちゃんは被害者の妻・真理子に身代金のことを尋ねた。真理子によると、9時半頃(1時間程前)に電話があって、甲高い男の声で5億円の身代金の要求があったということだった。
そんな所に

電話が鳴った。電話に出ようとする真理子だったが、それを
海ちゃんが止める。そして捜査員たちが録音を始めたのを確認してから「お願いします」と言って、真理子に電話に出てもらうように言う。で、真理子は電話に出た。身代金の用意が出来たかを尋ねてきた電話であり、真理子は用意するので時間をくれ、と頼む。が、「またかける」と言って電話は切れてしまった。電話の時間が短かったこともあって、逆探知も失敗だった。夫のことを案じる真理子、
海ちゃんは「松山さん、何やってるんだろう...」と漏らしていた。(やっぱり上司です。)
その頃、松山さんは目隠しをされて暗い部屋の椅子に縛られていた。そんな所に

『カンのメモリー』を着うたとして、

携帯が鳴った。(テンポも良く、楽しい曲であるだけに、目立ちすぎますね。1秒でも早く電話に出ないと恥ずかしい...)で、黒ずくめの男は慌てる。スーツのポケットから携帯を取り出すと、それを切ってしまう黒ずくめの男。電話は
海ちゃんからであって、「どうして切っちゃうかなぁ?」と呆れ顔の
海ちゃんだった。
黒ずくめの男は松山さんの警察手帳を手にしていて、拉致したのが刑事だと知った。ペットボトルを取り出すと、それを振り、松山さんの口を塞いでいたガムテープを剥がすと、口の中にペットボトルに入っていた液体を注ぎ、無理矢理飲ませる。「何飲ませたんだ!?」と叫ぶ松山さんだったが、黒ずくめの男は再び松山さんの口をガムテープで塞いだ。そして目隠しを外し、椅子を回転させると、その暗がりの部屋から出て行った。
鯨岡邸。電話の前にいる真理子、その横にいる
海ちゃん。で、

電話が鳴った。が、それは銀行からの電話であって、お金の準備が出来たということを伝えた電話だった。時刻は11時になり、柱時計の鐘の音が時刻を知らせていた。
松山さんは必至になって、体を揺すりながら、椅子で移動しようとしていた。(キャスター付きの椅子、(短足の)松山さんの足は床に届いていない...←これもマツらしいネタの一つです。)というのは、隣の部屋で何かの物音がしたからであった。で、何とか扉の所に移動すると、ガラス越しに男が捕らえられているのを確認する。で、ドアをぶち破ろうとして足でドアを叩き壊そうとする松山さん。が、睡魔が襲ってきて、ドアに靴跡を残したものの、松山さんは

眠り込んでしまった。(床に落ちていたペットボトルに何かの薬が入れられているのをしっかりと見ていました)
時刻は午後2時になった。鯨岡邸の

電話が鳴り、録音が始まったことを確認して合図を
海ちゃんが送り、真理子が電話に出る。甲高い声で「俺だ」ということで、犯人からの電話だった。「お金の用意が出来ました」と言う真理子。男はスプレー(VOICE CHANGERと言うスプレー缶→そのまんまだ...)を使って声を変えていて、三浦の
多聞ヶ浜に、午後4時に金を持ってくるように指示を出した。
地図で多聞ヶ浜の位置を確認する
海ちゃん。(津久井浜と三浦海岸のほぼ中間で、京急三浦海岸駅の近くです。地図で調べたら、金田湾とありました。)で、現在地からだと車でも1時間以上かかるということで、
海ちゃんたちは急いで多聞ヶ浜に向かうことにした。
時刻は4時を回っていた、眠ってしまった松山さんは目覚めていて、椅子から転げ落ちて床に横になっていた。ということで口のガムテープを剥がし、足を結んでいるロープを解き、隣室の様子を見る。床に縛られた男が倒れているのを目にして、飛び込んでいき、助け出すと、二人は逃げていった。
多聞ヶ浜。身代金を入れた台車を押している真理子。(随分と重そうです。が、5億円の札束となると、一段で積み上げていくと約5mになります。→中に
海ちゃんが隠れていました。→「M2」で
雷ちゃんが清掃員に扮し、中に
零ちゃんが隠れていたのを思い出します。)
海ちゃんは時刻を確認すると「PM 4:05」となっていた。「約束の時間を過ぎている」と呟く
海ちゃん。犯人は身代金の受け取りに姿を現さなかった。
海ちゃんが目にしたのは男と一緒に逃げてくる松山さんだった。で、飛び出していく
海ちゃん。一方、真理子は男を見て「あなた」と言ったことで、捕らわれていたのは鯨岡潤一郎でした。「何でこんな所にいるんだ?」「松山さんこそ?」というやりとりの後、目玉の書かれた目隠しがおでこにあることから「何ですか、それ」と笑う
海ちゃんでした。そんな所に「
警視庁から入電中」と、再び事件を知らせる入電が届いた。「港区赤坂のマンションで女性の変死体が発見された模様。直ちに現場に急行せよ」これに「また事件...」と漏らす海ちゃんだったが、直ぐに松山さんと共に現場に向かった。
鯨岡邸、
海ちゃんと松山さんは鯨岡夫妻に話を聞きに来ていた。事件のことは全て話した、と言う潤一郎に、誘拐事件のことではない、と言う松山さん。で大村あきこ(漢字まで確認できないので、名前の方は平仮名としておきます。)の写真を見せる松山さん。大村は鯨岡の秘書であった。「先ほどお亡くなりになりました」と言って、大村が殺されたことを伝えた。松山さんは話を続け、死亡推定時刻は11時から12時の間と伝える。
海ちゃんは潤一郎が

メガネを拭き続けていることをじっと見ていた。松山さんは、更に不可解なことがあると続け、
死体の第一発見者がピザを届けに来た配達員で、店に注文の電話が入ったのが午後3時だと語る。(「
愛・1話」ですね。バイトをしている
愛ちゃんが3時にピザを届けて欲しいという注文で配達しに行くと、死体を発見しました。が、警察を呼びに言っている間に死体は消えていました。→記念すべき「ケータイ刑事」の第1話であり、今日の「ケー刑事」も全てはこの事件からということになります。)電話は甲高い声の男であり、大村の交友関係の心当たりを尋ねる松山さん。しかし、「プライベートには把握していない」という潤一郎の答えだった。
海ちゃんは側にあった金属球が5つの振り子の玩具(「
雷・2bd.1話」では金属球が2つのが出ていました)を手にして、一番端っこの球を動かし、運動量保存の法則で両端の弾が交互に弾かれ続けるのを見続けていた。で、熟考に入り「
寄せる、悪のさざ波」(ここでAパート終了。経過時間は13分半でした。よってBパートは12分ということになります。)
松山さんが監禁されていた部屋で捜査を進める
海ちゃん。そして事件を整理しながら推理をしている。水を飲まされたて眠ってしまったということで、隣の部屋に鯨岡がずっといたことは確認できないということで、
海ちゃんは鯨岡に疑いを向けていた。しかも、鯨岡は秘書が亡くなったとを知らされた時、普通は驚いて動きが止まるはずだが、ずっとメガネを拭き続けていた。と言うことで、鯨岡はあの時既に大村の死を知っていた、と考えた。が、松山さんは鯨岡は誘拐されていて、誘拐犯の目を盗んで大村を殺しに行ったというのはおかしい、と反論する。また、上手く抜け出せたとしても、監禁されていたのは三浦で、大村が殺されたのは赤坂であり、犯行は不可能だと言う。これに「
トリックがあるはずです。必ず、何処かに」と
海ちゃん。
すると腕組みをした松山さんは「偉そうな女子高生だなぁ...」と言って笑い「お前、
冷え性だろう」と口にした。これに
海ちゃんは待っていたかのように「
来た!冷え性...」と返した。松山さんは「頑固な女には冷え性が多いって言うからな」と、五代さん、高村さん、岡野さんが口にしたのと同じ台詞を口にした。すかさず
海ちゃんは「そんなことありません。私、全然普通ですから」と冷え性を否定する。すると松山さんは「冷え性は認めなくても、
頑固さは認めた訳だ...」と返した。更に「お前所の家系だ、血筋だ」と続ける松山さん。これには
海ちゃんもタジタジで「おじいちゃまに...」と口にする
海ちゃん。が、「何かあるとお前はいつもおじいちゃまに...」と松山さん。が、そんな所に柴田さんが「二人とも、よろしいですか」と割って入って、マツの「冷え性」発言からのドタバタは止まった。→高村さんの時とも、五代さんの時とも違う反応をした
海ちゃんですが、口では松山さんが上手でした。(お約束のネタも、こういう新しい所が出てくると、楽しくなります。)
で、柴田さんは報告をする。犯人の指紋は出ず、出たのは鯨岡の指紋だけだった。これを聴いて悩む松山さんだったがドアを目にすると「あれっ?」と言って、ドアを調べる。「おかしいなぁ?」と言うと「柴田、このドア、拭いた?」と確認する。「現状のままですが」と柴田さんが答えると「汚れてないんだよ」と言って、自分が付けた靴跡がないということを口にした。で、「柴田、拭いたんじゃないか」と疑う松山さん。
海ちゃんは、そんな二人のやりとりを無視して、「右から左、右から左、…」と考えると、鯨岡邸でいじっていた振り子のことが頭に甦った。で、「そうか、

分かった」と言って

笑顔になる。
これに「何が?」と言って駆け寄ってくる松山さんと柴田さん。すると
海ちゃんは「
チンパンジイから怪人パンチ」と言って「右からでも左からでも成り立ちますよね」と言い、「
謎は解けたよ、ワトソンくん」(本家四姉妹でお馴染みの「チンパンジイから怪人パンチ」が出ました。ここのところは「上から読んでも、下から読んでも…」という「しばたたばし」ばかりだったので「右、左」というのがちょっと新鮮に聞こえました。)
鯨岡邸。CDをプレーヤーに入れて再生ボタンを押す潤一郎。真理子は「私、あなたにもしものことがあったらどうしようかと思っちゃった...」と心配していたことを口にする。二人は

音楽をバックに踊り始め、アツアツぶりをみせる。が、突然、CDの再生音が飛び、三味線の音が届いてきた。岩場に激しく白波が砕け、夜の闇に包まれる潤一郎。「
大波小波かき分けて。…」
海ちゃんの口上が届き、「
私の碇で沈みなさい!」から「神奈川沖浪裏」の大浪がうねると、
赤い碇のストラップが飛ぶ。碇が床に突き刺さると、鎖は潤一郎を捕らえていた。
海ちゃんが鎖を引くと、大回転してその場に倒れる潤一郎。
海ちゃんに向かって「一体、どういうつもりですか?」と言う潤一郎。「大村あきこさんを殺害したのは、あなたですね、鯨岡さん」と
海ちゃん。が、鯨岡はすかさず「馬鹿馬鹿しい。冗談じゃない。どうしたら僕に犯行が出来ると言うんですか?僕は大村くんが殺害された時間、三浦で監禁されていたんです!」と主張する。海ちゃんは「分かっています」と言うが「本当に三浦で監禁されていたとしたら...」と続け、推理を語る。「松山さんとあなたは、大村さんが殺害された時刻、三浦ではなく赤坂にいたんじゃありませんか」そして説明に入る。
松山さんを拉致した潤一郎は、赤坂に用意した三浦と造りが全く同じ部屋に松山さんを連れてきた。(時計の針を指で回しながら語ってくれる
海ちゃんです。)そこで松山さんを拘束すると、隣の部屋で誘拐された被害者を装った。そして自分の姿を松山さんに見せた。(目隠しを取ったのもそのため)松山さんが眠ったのを見計らうと部屋を抜け出し、大村さんを殺害、再び赤坂の部屋に戻り、眠っている松山さんを三浦へ運んだ。そして、大村の遺体を発見させるためにピザを注文、更に松山さんが目覚めた時に簡単に解けるようにロープを緩めた。そして目を覚ました松山さんと共に、誘拐された被害者として三浦の一室から逃げ出した。そして「これが事件の全貌です。誘拐は自分に完璧なアリバイを作るための狂言だった。違いますか?」と
海ちゃん。
これに潤一郎は「デタラメだ。そんなもの全て君の推測じゃないか。証拠が何処にある?」と犯行を否定する。すると「鯨岡さん、あなたは
2つミスを犯しているんです」と
海ちゃん。
すると松山さんがやってきて、赤坂の部屋のドアに残した靴跡を気づかなかったこと、と告る。続いて
海ちゃんが、自分の手足を縛っていたロープを大村殺害の凶器に使ったこと、と指摘する。そして、三浦の部屋に残っていたロープと大村の首に残っていた柵状痕が一致したことを告た。
すると、真理子が潤一郎に喰ってかかり「あなた、まだあの女と別れてなかったのね」と凄い

剣幕になる。潤一郎は、大村が結婚を迫り、浮気をしていることを真理子にばらすと言い、このままだと鯨岡家から放り出されてしまうことになるので殺害したと自白した。(潤一郎の鼻を摘んで「当然じゃない」と真理子が言っていたことから、潤一郎は養子のようですね。)
海ちゃんは「でも、どうして松山さんを?」と松山さんを拉致した理由を尋ねる。すると「誰でも良かったんだ」と言い、犯行時刻に三浦で監禁されていたことを証言してくれる人間だったら誰でも良く、松山さんが刑事だと知ると、しめたと思ったと口にした。すると松山さんは「そこらの刑事とは
ものが違うんだよ。俺だったことが運の尽きだったな」と言い、潤一郎に手錠を掛けた。→こういう所も、歴代の銭形の相棒と全く同じの松山さんですね。
事件解決後、最初の約束通り、日焼け焼き肉の店にやってきた
海ちゃんと松山さん。1割引の割引券を10枚持っていることを自慢げに言う松山さん。(完全に「1割引×10=10割引=ただ」と思っていますね。)そして割引券を
海ちゃんに見せる。割引券を手にした
海ちゃんはそっと裏を見た。そこには「※ご来店1回につき一枚までご利用できます。」と記されていた。で、そのことを言う
海ちゃん。すると「

えっ?」と驚いた松山さんは戻ってくる。で「10枚一緒に使えないの?」と
海ちゃんに尋ねていた。すると「そういうことですね。残念」と
海ちゃん。(→割引券って、そういうものですけど...)
すると松山さんは「全て忘れてくれ」と言って去っていこうとする。「何がですか?」と
海ちゃんが確認すると、振り返った松山さんは「焼き肉食べる約束だよ」と答えた。これに「いいですよ。綺麗さっぱり忘れますから、その代わり
お寿司奢ってください。勿論、日焼けはなし」と
海ちゃん。(「回らない」と言う言葉は言わなかった
海ちゃんです。)松山さんは「バカだな。日焼けしないで焼き肉も寿司も食えないだろう」と怒る。すると「じゃあ、松山さんとは
永遠に一緒に食事は出来ないということですね」と言いながら自転車にまたがる
海ちゃん。そして「あ〜あ、良かった。お先で〜す」と言って帰って行った。するとその言葉を問い糾そうとして
海ちゃんを追いかける松山さん。そして「相棒だろう。俺のようにガンガン日焼けしろ!」と叫ぶ。それを耳にした
海ちゃんは自転車を停めて振り返ると「嫌ですよ」と返し、「お疲れ様です」と言って敬礼していた。
次回は3rd.5話(通算では31話)となる「川渕浩探検隊シリーズ! 〜海底洞窟の謎を追え!殺人事件」という物語である。「
雷・1st.15話」で川渕浩は殺されたということで、しっかりと「
二代目・川渕浩」と言うことになっていました。(以前の物語を踏まえておらず、行き当たりばったりというような駄作がはびこる中、「ケータイ刑事」はしっかりとこれまでの物語を踏まえています。当然と言えば当然ですけどね...)次回予告では「今回の「ケータイ刑事」は大袈裟な
セミ・ドキュメンタリー・タッチで放送します」と言っていたので、完全に「
雷・1st.15話」のフォーマットに則った物語ですね。「
氷曜スペシャル」という旗も出ていましたし... で、脚本はその時と同じ
佐々木浩久監督です。尚、監督は佐々木監督ではなくて浜監督です。(→睦月さんのドイル、千穂さんの怪人○面相/怪盗マリンと同様に、「川渕浩シリーズ」は佐々木監督の持ちネタとして「ケータイ刑事」に定着させようということですかね。)
雷お姉ちゃまと同様の反応をしている
海ちゃんですが、次回予告で頬を膨らませた所がありました。(前にも頬を膨らませたことがある
海ちゃんだけど、ちょっと楽しみ。)
鑑識メモ。松山さんが監禁されていた暗室にいる柴田さん。「柴田です」と言うと「冬のロケは辛いです」と言ってくしゃみを一つ。「私、ちょっと風邪気味です」と言ってました。で「
鯨」と書かれたフリップを出すと「鯨も鼻から息を吐きますね。あれ、潮を吹いているようにも見えますが、実は「はぁ〜」で息が白くなる現象と一緒なんですね」と言い、そのポーズを真似る。が「って、それ違うか」と最後に一言言ってました。→鯨の潮吹きは、湿度の高い圧縮されて暖められた呼気を急に排出するが、この時に水滴を生じるが、それと共に鼻孔周辺にある水も一緒に吹き飛ばしている。よって、柴田さんの言うことは完全な間違いでは無いが、完全な正解とも言えません。
これに続いて、着ボイスDLのお知らせ、海ちゃんCM(インフォマーシャル)と続きました。(今回のインフォマーシャルも前回と同じ「声ちぇき!」でした。)
今回の物語は、前回とは打って変わって、ギャグを排除したシリアス路線の物語でした。(何か、「
恋日・3rd.」がコミカル編とシリアス編を交互にしていたのを真似ているような気がします。→これをやると、
海ちゃんのキャラが振り子のように変わってしまうことが心配になってしまいますが...)今回は「
銭形愛」を色々と思い出させてくれる物語であったが、
海ちゃんは次女ということで、本家の次女・
泪ちゃんも意識しているような所もしっかりとありました。(「お寿司、奢ってください」と言うのも、ラストの「嫌です」と言うのも
泪ちゃんに倣っていますし...)
愛お姉ちゃまに教わった「おまじない」と
零ちゃんは言った「
チンパンジイから怪人パンチ」を
海ちゃんは特に説明しなかったものの、これが出てくるというのは嬉しい所でした。また、やっぱり松山さんも口にした「
冷え性」だが、口では負けない松山さんらしい所は新鮮でした。大きな笑いは無いものの、小さな笑いが上手く散りばめられていたのと、「
愛・1話」へのオマージュというのは、「
愛・1話」の監督だった平野監督が今回の監督(「
愛・13話」(これは歴史に残るワンシーン・ノーカットの物語です。)以来の監督とでした。)だからということもあるでしょうが、嬉しい所でした。(が、最近になって「ケータイ刑事」を見ている人(「
銭形愛」を見ていない人)には全く分からないでしょうが...)
尚、今回の事件は、途中までは妻・真理子も共犯ではないかと思っていたのですが、違いましたね。後からよくよく見直したら、真理子は星形のピアスをしていなかったので、(これだけで)納得してしまいました。
↓「銭形海」のDVDは現時点だけではこれだけです。
↓今回はこれに尽きます。
↓『カンのメモリー』はこれに収録されています。
↓『ズンドコ節』をいろいろ
きよしのズンドコ節
- アーティスト: 氷川きよし, 伊戸のりお, 松井由利夫, アベ・イチロー
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: CD
ズンドコ節/ダンチョネ節
- アーティスト: 小林旭, カラオケ, 遠藤実, 西沢爽
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/12/21
- メディア: CD
THE 伝説
- アーティスト: オムニバス, 植木等, タケカワユキヒデ, 加藤茶, 王様, カラオケ
- 出版社/メーカー: ファンハウス
- 発売日: 1995/10/25
- メディア: CD
T-BACKSのズンドコ節
- アーティスト: T-BACKS, カラオケ, 上野桂市, 梅田彰宏
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1994/03/01
- メディア: CD
↓一応これらも
まさかさかさま動物回文集
- 作者: 石津 ちひろ, 長 新太
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
↓多聞ヶ浜はこの付近です。(新しいもの/古いものを見ても出てないですが...)
↓こういう目隠しをされた松山さんでした
↓「鯨」に関して
鯨類生態学読本
- 作者:
- 出版社/メーカー: 生物研究社
- 発売日: 2006/10/02
- メディア: 単行本
クジラ・イルカ大百科
- 作者: 水口 博也
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 1998/07
- メディア: 大型本