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2007年10月27日

「LIFE STINKS」

表題の作品は1991年の映画「メル・ブルックスの逆転人生」である。'70'sの時代から数多くのコメディ映画を製作してきたメル・ブルックスであるが、「スペースボール」以来4年ぶりに手掛けた映画もやはりコメディ作品であった。この作品は、賭けに応じた大富豪が町のスラム街で暮らすことになるが、その模様を描いた作品である。が、単にコメディとしてだけでなく、人生における天国と地獄、表と裏という両面をしっかりと捉え、貧富の差をしっかりと描いている秀作である。(が、日本ではこの手の作品はダメなんですよね...)

作品データを記しておくと、時間は95分、製作、監督、原案、脚本、主演をメル・ブルックスがこなしているのはこれまでの彼の作品と同じである。製作総指揮はエズラ・スワードロウ、原案と脚本はメル・ブルックスの他にルディ・デルカとスティーヴ・ヘイバーマンの名前が加わる。撮影はスティーヴン・ポスター、音楽はジョン・モリスである。そして出演は、メル・ブルックス、レスリー・アン・ウォーレン、ジェフリー・タンバー、スチュアート・パンキン、ハワード・モリス、ルディ・デルカ、テディ・ウィルソン、マイケル・エンサイン、マシュー・フェイゾン、たちである。

ロサンゼルスの大富豪・ゴダード・ボルトはビジネスの天才でもあった。そんな彼はダウンタウンのスラム街にボルト・シティを建設するという計画に燃えていた。しかし、その計画を進めていく上で彼は最大のライバル・バンス・クラスウェルと土地を巡ってぶつかってしまう。で、バンスが「金もカードもなく、スラム街で30日間生きぬいたら自分の所有地をやる」という賭けを口にし、ゴダードはその提案に乗ることにした。事業の方はプリチャードたち3人の弁護士に任せて、浮浪者の姿となってスラムにやって来たゴダード。しかし、スラムでの生活は厳しいものであり、ボルトは最初の一夜の宿にも困ってしまった。そんな中、バッグ・レディのモリーと出会い、助けられたゴダードは、彼女を通して人間の生き方や考え方について、大きな変化が起こり始める。その頃バンスは、賭けを反故にして、プリチャードらを買収してボルトの会社を乗っ取ってしまった...

本作は人情的に描かれていて、心が温まる所がある。本作と同じような内容の作品も複数存在しているが、コメディの王道を行く結末を迎える所と言い、ハートフルな登場人物、分かりやすいキャラ設定など、全ての点で本作の方が一段上の内容となっている。(長年、コメディ作品を製作してきたメル・ブルックスの経験の勝利ですね。)本作はじっくりと見ておきたい所である。

メル・ブルックス/逆転人生

メル・ブルックス/逆転人生

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/29
  • メディア: DVD
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(洋画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大根刑事#17

BS朝日での放送は、終了間近となり、現在は「ショート DE アニメ魂」の時には未放映の物語が放送されている。今回・第17話の物語は「NYPD大根刑事」です。前回、ニューヨークにやってきた大根刑事という所を受けた物語である。また、今回の物語は3分45秒ということで、いつもよりも45秒長い物語である。元々はTV放送ということまで考えていたのか分からないが、TV放送が頭にあったら、このように決まった時間よりも長い物語を作るというのは失格である。(本作はそこまで考えていなかったと思われますけど...)

「ロケットボディに刑事魂!俺の名前は大根刑事!」と叫びながらニューヨークの待ちを走っている大根刑事。ニューヨークにやってきて1年が経過していて、今ではNYPD(=ニューヨーク市警)の刑事として毎日マンハッタンをかけずり回っていた。

ミッドタウン北署、事件を知らせる電話が入る。セントラル・パークでイラク帰還兵ランボーが銃を乱射している、ということで現場に急行する大根刑事。で、セントラル・パークにやってくると、帰還兵ランボーが機関銃を乱射していた。大根刑事は止めさせようとして説得する。「お前の戦争は終わったんだ」と言うも「何も終わっちゃいない」と言うランボー。(完全に映画カチンコ「ランボー」そのままである。)「国は俺達に何をしてくれた」など、映画「ランボー」に登場した台詞そのままというのが次々と出てくる。大根刑事は「俺だって命を賭けて果てしの無い犯罪と戦っているんだ。」と熱く説得しようとする。更には「仲間の壮絶な死を目の前にもした」「絶望を背負っているのはお前だけじゃない」「刑事人生を走っている」と言って身を削っていることを口にする。すると「そうよ、ランボー」と言う声がする。それはランボーの恋人のエイドリアンだった。(今度はカチンコ映画「ロッキー」です。)そしてランボーを説得するエイドリアン。これにランボーは心を開き「エイドリアン!」と叫び、説得に応じ、エイドリアンと抱き合うことに。(しっかりと「エイドリアン、愛しているよ!」と叫んでいた。)

事件が解決したということで、自由の女神が見える公園にやってきた大根刑事は、「誰か俺にも、愛を下さい」と呟いていた。

前回の物語を受けてニューヨーク編となったのは良かったものの、ネタがスタローン出演作の「ランボー」と「ロッキー」そのままというのはねぇ...(もう一捻りして欲しい所です。)まあ、2007年初めの製作ということでは、丁度「ロッキー」の第6作(「ロッキー・ザ・ファイナル」)と「ランボー4」の公開が近いこともあって、ネタとしたことが分かります。が、どちらも第1作からの引用というも... それに「ロッキー」だったらニューヨークは似合いません。(フィラデルフィアです。)こういう所がネタの料理に捻りが足りない所である。

次回の第18話は「セプテンバー・ツインタワー・ドリーマー・フラワー」で、やはり「ショート DE アニメ魂」では未放映の物語である。(この後は前後編の「未来世紀ダイコン」だけということになります。)これって、ニューヨークということを考えたら「9.11」のネタをやる気じゃないでしょうか?(そうだったら、今ネタとして使うには配慮不足だということに...)

大根刑事

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  • 発売日: 2007/12/21
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↓元ネタ
ロッキー (特別編)

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ロッキーDTSコンプリート・コレクション

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ランボー

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/25
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ランボー・トリロジー スペシャル・エディション DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/11/21
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↓製作時はこれが公開間近でした。
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編)

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ロッキー・ザ・ファイナル (特別編/勝負ガウン付BOX)

ロッキー・ザ・ファイナル (特別編/勝負ガウン付BOX)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/10/05
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posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

LINDSEY BUCKINGHAM『GO INSANE』

表題のアルバムは1984年に発表された彼の2nd.ソロ・アルバムである。FLEETWOOD MaCのメンバーとして活躍していた彼であるが、'80'sになると各自がそれぞれソロ活動をするようになり、LINDSEYも自分の世界を確実に歩んでいた。で、1st.アルバムからはヒット曲が生まれたが、2nd.となる本アルバムでは、Macとは違う実験的な試みを行っている。で、それぞれの曲をというよりも、1枚のアルバムとして完成した1つの楽章と言った方がピッタリのアルバムである。そんな中、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位45位を記録している。(年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)

収録曲は以下の全9曲である。『I Want You』『Go Insane』『Slow Dancing』『I Must Go』『Play In The Rain』『Play In The Rain (Continued)』『Loving Cup』『Bang The Drum』『D.W. Suite』。

この中からは、アルバム・タイトル・ナンバーである『Go Insane』がシングル・カットされ、Billboardのシングル・チャートで最高位23位を記録するスマッシュ・ヒットとなっている。(年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)

本アルバムからのお薦め曲についてであるが、このアルバムはアルバムとして1つの作品として仕上げることに力が入ったものなので、全曲を通して聴くべきである。よって、切り売りみたいになってしまう「お薦め曲」は記さないことにする。強いて言うなら、アルバム・タイトル・ナンバーであり、シングル・カットされた『Go Insane』ということになるが、このシングル・カットもアルバムのプロモのためという要素が強いだけに、本アルバムからの代表としてという認識に留めておいてもらいたいところである。

ヒットということでは、STEVIE NICKSに大きく水を開けられることになったが、実験的な試みといい、内容の方は決して劣る物ではない。じっくりと聴き込んで味わうアルバムである。

Go Insane

Go Insane

  • アーティスト: Lindsey Buckingham
  • 出版社/メーカー: Warner
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD
posted by MEICHIKU at 00:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(洋楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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