二段構成で記している「
ケータイ刑事 銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について思ったことを記しています。第3話となる今回の物語は「キミは超能力を信じるか? 〜テレポーテーション殺人事件」ということで、頭に浮かんだのは「
泪・1st.9話」と「
恋日・ニュータイプ」である。「
泪・1st.9話」は公開収録ということで、これはこれでまた色々とある物語である。(ここでは詳しく述べることは止めておきます。)一方、「恋日・ニュータイプ」は「超能力」をテーマにした物語であり、しかも、10話と12話には
絢ちゃんが出演していたということで、ネタの方に期待していましたが、それはなかったですね。(古厩監督でもなく、脚本もKJじゃなかったですから、仕方のないところでしょうか。)
ゲストは「
舞・2話」以来となる
藤田瞳子さんでしたが、「
海」では「
愛」や「
舞」(=初期「ケータイ刑事」)の時にゲスト出演した人が次々と戻ってきますね。これからも誰がゲストとして登場するか、楽しみです。(流石に、愛を演じた
あおいさん

が、というのは無理でしょうけど、今後も期待したいところです。)そして、もう一人のゲストである
三波伸一さんは、お父さんの三波伸介さんのギャグ(「ビックリしたなあ、もう」)をしっかりと言っていました。(→ネタとしてはちょっと期待はずれでした。)
「OP主題歌」の海ちゃんバンドの客席にクイーン・宝積さんと諏訪さんがいることに関しては、今回もこれは同じだったが、これは最後まで同じと思ったら良さそうですかね。(筆者としたら、他の常連さんも次々と登場するということで、毎回ここが変わっているということに期待したのですけど...)
物語の方では「
泪・1st.9話」ではなく、「
泪・2nd.3話」を思わせる所がけっこうあったが、全体的にはネタは控えめでした。→やっぱりシリアス路線ということを意識しているのでしょうかね。ネタの方は五代さんに任せたというような感じで、柴田さんも今回はおとなしかったですし... で、五代さんは「丑の刻詣り」で頭の中が暴走してましたけど、明治時代の話なのに、五寸釘を打っている主婦がいる公園の外を、現代の車が走っていたし、ほたるに説明する時には「豚の刻」と言ってましたし、「謎は解けたよジャクソンくん」から「シェー」もやっていましたからね。
今回の事件は、久しぶりに「
港区赤坂」でしたが、事件現場となったのが旧多聞高校って、廃校になった学校ということなんでしょうか?それにしたら普段から使っているようで、きれいでしたけど...
で、その旧多聞高校の階段から廊下を五代さんと一緒に歩いている
海ちゃんでしたが、この階段って、「
恋日・3rd.26話」(やはり
絢ちゃんが出演していました)の
昭和アニメ学園の階段でしたし、廊下は「
恋日・ニュータイプ」のたけやす西高(怜奈先生や津木野ユリの学校)のように見えましたけど...→コッチの方で、過去の
絢ちゃん出演作のネタに繋がっている...
今回登場した物理学者の小槻山彦というのは、物理学者で早稲田の名誉教授である大槻義彦教授の名前をいじった物でしたね。大槻教授は「火の玉の物理学的研究」「超常現象の解明研究」で業績を上げているが、そこから小槻教授が「いんちき超能力者バスター」というのも笑わせてくれます。→小槻教授は、伝説の超能力者みのるとも関係があったりして...?何せ「ニセ者が多い」と嘆いていたみのるだったので、小槻教授が暴いていたのかも...?
それにしても、「双子」とはやってくれました。これまでに「ケータイ刑事」に登場した双子と言えば、やはり「
泪・2nd.3話」の日本橋仙太・雷人がいるものの、禁じ手のようになっていて、出てきませんでしたからね。「
雷・1st.24話」で岡野さんに化けた怪人5面相と本物の岡野さんを見て、迷探偵たちが「双子?」と首をかしげていたことはあったが、当然双子ではなかったですし...
今回のトリックとしては、ちょっとストレート過ぎました。海老沢ほたるがマイクで語りかけようとしていた所でハウリングを起こしていたが、これが何かのヒントになるのでは?と思ったんですが、そういうことも無く、海老沢ほたるも簡単に殺されてしまいましたし...
そんな中、
海ちゃんが「見つけますよ。教授を殺害したトリック」と口にした所は、やっぱり銭形一族の人間らしいところでした。
「
銭形海」は1st.の舞台編で力を使いすぎたのでしょうかねぇ。2nd.になってからはちょっとパワーダウンしているように感じます。ただ、「シリアス路線」に持っていこうとしていることは分かるが、ちょっと迷走していそうな感じにも受け取れる。こうなると、怪人さん(二世と名乗る弟)やドイルくん、そして睦月&愛犬・プン太でも登場させて挽回をということになるのでしょうか。また、「
海」では今のところ睦月さんが脚本を書いていないというのもちょっと気になる所です。
次回・第17話(2nd.4話)の物語は「明日のスターを目指せ! 〜芸能プロダクション社長殺人事件」です。
愛ちゃんや
泪ちゃんは「TVに出たい!」と発言していただけに、この事件を担当したら脱線しそうですが、
海ちゃんはそういう姿勢を出していないので、冷静に対応するでしょうが、弾けてくれないか、という期待も少しあります。(2nd.に突入して、少しパワーダウンしているような感じですし...)また、ゲストは三輪ひとみさんということで、「
泪・2nd.22話」以来ということになります。監督は「ケータイ刑事」最多登板の佐々木監督ですから、これからの立て直しに期待します。(詳しくは、月曜にUPされる公式HPで確認し、火曜日にUPする方でもう少し述べることにします。)
鑑識メモの方は「
恋日・ニュータイプ」の「みのる超能力教室」を匂わせる胡散臭いことをやっていた柴田さんでしたが、やはり「さかなへんの漢字」として「鯰」が登場した。が、思い出したのは「
雷・5話」のアナグラムでした。(アナグラム変換で「ワタシノイナズマデシビレナサイ」→「タノシイワ
ナマズデシビレナサイ」の所です。)
↓やっぱり泪ちゃんと雷ちゃんを...
↓藤田瞳子さんは「舞」以来でした。
↓三波伸介ということで...
↓一応、今回の元ネタになります。
大槻教授の反オカルト講座
- 作者: 大槻 義彦
- 出版社/メーカー: ビレッジセンター出版局
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
posted by MEICHIKU at 01:00| 京都 ☀|
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