BS朝日での放送は、今回からは「ショート DE アニメ魂」では
未放映の物語に突入しました。で、今回の物語は第16話「飛べない大根はただの野菜さ」です。前回の近未来を舞台にしたものから、今までと同じ現代を舞台にした物語に戻っていたのだが、殉職したはずの刑事たちもしっかりと登場している。ということで、話数を見直す必要がありますね。
犯人を追いかけて、削れてしまって動けなくなってしまった大根刑事。その夜、ある居酒屋で大根刑事が酒を飲みながら嘆いていた。「また削れて犯人逃してしまった...」とぼやいていると、メロン刑事が「お前は大根だよ。よくやってるさ」と声を掛けてきた。これに大根刑事は「だけど、どうしようもない。この肉体的コンプレックスを抱えていては、刑事としての俺の人生は...」と悩んでいた。するとメロン刑事は「それが現実さ。聖書に良い言葉がある。刑事に相応しい言葉さ」と言って、その言葉を口にする。「ローマ人への手紙第5章。患難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出す。そして希望は失望に終わることはない」で、メロン刑事は大根刑事を見ていると若い頃の自分を見ているようだ、告げた。
別れて独身寮に千鳥足で歩いている大根刑事はメロン刑事の言葉を受けて考えていた。「どう考えるかだ。でないとただの食物だ、刑事じゃない...」と呟いていた大根刑事。
翌日、警視庁ベジタブル課。電話が鳴り、メロン刑事が出る。で、殺しの連絡を受けて出動命令を出す。が、大根刑事が「その前に...」と言って口に花火をくわえて「誰かこれを俺のケツにさしてくれ」と言った。で、じゃがいも刑事が「こんな感じか?」と言いながら、花火をさした。
花火に火が付けられる。それによって大根刑事は空を飛んで現場に向かった。「ジェットボディに刑事魂。俺の名前は大根刑事。ロケット花火を搭載して削れることなく犯罪を追いかけるぜ!」と威勢の良さを取り戻して、現場に向かっていた。で「削れない、削れないぜ!」と喜んでいた。しかし「だけど、どうやって停まるんだ...?」と気づき、何処までも飛んでいってしまった。で、それを見送るベジタブル課の刑事たちは「さようなら、大根刑事」と呟いていた。
「about 12 hours after」とテロップ。(約12時間後)、大根刑事はある所にいた。そしてそこが何処だか気づいた。大根刑事はニューヨークにいたのだった。で、ニューヨークの町中を橋目大根刑事は「マイ・ネーム・イズ・ダイコンデカ」と叫びながら走っていた...
今回はいつもの3分の物語で、ちょっと抜けた大根刑事のキャラが活かされた物語でした。ただ、12時間でニューヨークに到着というのは、

少し早いと思うんですけど...それに、ロケット花火ってそんなに長時間は持続しないと思うんですけど...
次回の第17話は「NYPD大根刑事」で、やはり「ショート DE アニメ魂」では未放映の物語である。(この後、「セプテンバー・ツインタワー・ドリーマー・フラワー」、「未来世紀ダイコン」の前後編と言うように、未放映の物語が続くことになる。)こうなると、逆に「ショート DE アニメ魂」では放送されてBS朝日の放送では未放送の「カーチェイスだぜ!大根刑事」と「爆裂都市だぜ!大根刑事」もしっかりと放送してもらいたいところですけど...(今からだったら物語の順番がおかしくなるから、30分枠で1回7本の全3回というような形で放送でもしてくれたらいいんですけど...)
大根刑事
- 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: DVD
↓くれぐれもケツに差し込まないように...
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☔|
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