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2007年02月18日

MADONNA『TRUE BLUE』

表題のアルバムは1986年に発表された彼女の3rd.アルバムである。これまでのアルバムは、どちらかというとセクシーさを売りにしたダンス・ナンバーが中心のアルバムであったが、本アルバムではアーティストとして脱皮して、メッセージを伝えるアルバムとなり、内容の方もしっかりした完成度の高いアルバムである。サウンドの方は軽快なテンポのダンス・ナンバーが中心であるが、彼女も曲作りに加わり、アーティストとしての才能も知らしめることになった。本アルバムは当然のように大ヒットを記録し、Billboardのアルバム・チャートでは5週連続1位を獲得、更に1986年は年間アルバム・チャートで37位、翌1987年は年間11位にランクインしている。


収録曲は、オリジナル盤に2曲のボーナストラックが追加されて、以下の全11曲となっている。『Papa Don't Preach』『Open Your Heart』『White Heat』『Live To Tell』『Where's The Party』『True Blue』『La Isla Bonita』『Jimmy, Jimmy』『Love Makes The World Go Round』『True Blue [The Color Mix]』『La Isla Bonita [Extended Remix]』。


この中からは3曲の全米No.1ヒットが生まれたのを始め、合わせて5曲の全米TOP 5ヒット曲が生まれている。1位を獲得したのは、『Papa Don't Preach』(2週連続、1986年のBillboard年間シングル・チャートは29位)、『Live To Tell』(1週のみ、1986年のBillboard年間シングル・チャートは35位)、『Open Your Heart』(1週のみ、1987年のBillboard年間シングル・チャートは30位)の3曲である。また、アルバム・タイトル・ナンバーの『True Blue』は1986年のBillboard年間シングル・チャートでは76位、レギュラー・チャートでは最高位3位を、現在でもライブで必ず演奏される『La Isla Bonita』は1987年のBillboard年間シングル・チャートでは58位、レギュラー・チャートでは最高位4位を獲得するビッグ・ヒットとなっている。


収録曲は彼女の代表曲が詰まっていて、ちょっとしたベスト盤のような感じがするが、歴としたオリジナル・アルバムである。そして、リマスターされてボーナス・トラックが追加されたが、その内の1曲が『La Isla Bonita [Extended Remix]』というのは、彼女が現在でも常に訴え続けている平和への願いのメッセージが込められているからでもあり、セックス・シンボルとして時代の寵児となった彼女が、それだけではなくアーティストとして変身を遂げることなった。ということで、本アルバムによって「真のスーパースター・マドンナ」の誕生となったと言うことが出来る。'80'sを代表するアーティストの一人である彼女であるが、本アルバムは'80'sという時代を代表するアルバムでもあり、名盤である。


曲の方はテンポの良い軽快なダンス・ナンバーであるが、とても聴きやすい曲ばかりである。単なるダンス・ナンバー集ではなく、彼女の発するメッセージもしっかりと受け取りましょう。

True Blue

True Blue

  • アーティスト: Madonna
  • 出版社/メーカー: Wea International
  • 発売日: 2001/05/22
  • メディア: CD
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2007年02月17日

「女囚さそり けもの部屋」

表題の作品は1973年の映画であり、「女囚さそり」シリーズの第3作である。前作同様に、篠原とおる原作の劇画の映画化作品であり、監督・伊藤俊也、主演・梶芽衣子のコンビである。(伊藤監督は本シリーズの監督はここまでなので、このコンビによるシリーズは本作が最後である。)映画データを記しておくと、原作は篠原とおる、監督は伊藤俊也、脚本は松田寛夫(本作は一人である。)、撮影は清水政夫、音楽は菊池俊輔という同じ顔ぶれが集っている。出演は、梶芽衣子、成田三樹夫、李礼仙、渡辺やよい、南原宏治、佐藤晟也、藤木孝、真山知子、森みつる、木村俊恵、藤山浩二、関山耕司、八名信夫、土山登志幸、三重街恒三たちである。


本作は前作までと少し毛色が違っていて、物語の舞台はとある町であり、刑務所から脱獄したナミが夜の女たちの恨みを晴らす物語である。前作のバイオレンス描写があまりにもどぎつかったこともあって、修正されることになったものの、本作でも松島ナミの台詞は少ない。が、ギラギラした野生の目は健在で、梶さんの貫禄の演技が見られる。


物語は、脱獄してある町に逃げてきた松島ナミ。彼女を追う刑事の腕を叩き斬ったナミ。(劇画タッチの演出が凄い!)が、その刑事は執拗にナミを追う。そんなナミはある売春婦の元に身を寄せる。が、ナミもリンチを受けることになり、怒りが爆発、ドスを手にするが...


前作よりもバイオレンス描写は控えめになったものの、劇画タッチの描写は冴えを見せている。また、梶芽衣子さんの凄味のある熱演も素晴らしい!'70'sという時代も感じる一本である。

女囚さそり けもの部屋

女囚さそり けもの部屋

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/06/21
  • メディア: DVD
↓シリーズ作品
女囚701号 さそり

女囚701号 さそり

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD

女囚さそり 第41雑居房

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/02/21
  • メディア: DVD

女囚さそり 701号怨み節

女囚さそり 701号怨み節

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD
ラベル:女囚さそり
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さそり1話(けもの道・前編)

この作品は2004年夏にBS-iで放送された全8話のドラマである。これは、1970年代に梶芽衣子さん主演でシリーズとして6作(梶さんは4作目まで)制作された「女囚さそり」のTVシリーズでもある。あの松島ナミが帰ってきたということになる。いまさらながらであるが、この作品について記すことにする。(これで、先日、映画「女囚さそり」を取り上げた理由がお分かり頂けたであろう。)


囚人番号701号、松島ナミ。復讐を誓った女。人は彼女をさそりと呼ぶ」鈴木史朗さんのナレーションで幕開けとなる物語。サイレンが鳴り響き、森の中を逃げる5人の女たちとそれを追いかける大勢の人間たち。彼女たちはY刑務所から脱獄した女たちで、囚人番号443号・花園千景、461号・汐留久美子、489号・新見敏江、784号・大友忍、そして701号・松島ナミであった。その連絡を受けた所長の郷田は「多少の危害は事故として処理する。一刻も早く全員連れ戻せ!」と刑務官たちに指示を出す。で、5人を追う刑務官たち。


が、5人は廃坑の小屋にたどり着いていて、千景、久美子、敏江は逃走のために着替えていた。リーダー格の千景が二手に分かれて逃げると言い、千景、久美子、敏江の3人は東に逃げて駅に行き、始発の電車に潜り込み逃げる、また、大友と松島は西から山を下りて逃げろと指示をして小屋を出る。


刑務官たちも小屋にやってくるが、既に5人は逃亡した後だった。着替えた3人の囚人服を発見、二手に分かれたことも察知する。そして「西に逃げていたら...」ということで西に行く。


夜の山道を逃げているナミと忍。忍は「もうすぐ彼に会える。彼に会えるなら死んでも逃げてみせる」と心のよりどころを口にしながら先を急ぐが、ナミは言葉を出すことなく、忍の後をゆっくりと逃げていた。先を急ぐ忍だったが「動かないで」とナミが言うも、遅かった。忍は脱獄防止用に仕掛けられている罠な足を挟まれた。で、「こんな所で捕まりたくない」と叫ぶ。ナミは周囲の様子を探りながら忍を罠から助けようとするが、気づいた時には刑務官たちに囲まれていて、逃亡失敗、確保される。


一方、東に逃げた千景たち。千景は西には脱獄防止用の罠が仕掛けられていることを知っていて、ナミと忍を西に逃がしたのは、自分たちが逃げるのに時間を稼いでもらうためであり、毛嫌いしていたナミを罠にはめたのだった。


警視庁、北見刑事はふとナミのことを思い出していた。北見は初手柄としてナミを捕まえた刑事だった。が、その時ナミに斬りつけられて怪我をした被害者でもあった。


2人を捕まえたという連絡を受けた郷田所長は、他の者の居場所をしっているかもしれん、ということで二人に吐かせよう指示だすと、廃坑の小屋に向かおうとする。が、そこに北見からの電話が入る。松島ナミの様子を尋ねる北見だったが「問題などあるはずが無いじゃないですか」と平静を装う答えしか得られなかった。


刑務官の恩田がナミに吐かせようとするが、ナミは何も言わない。で、相原が忍に吐かせようとするが、そこに郷田所長がやってきた。で、「駅です」とあっさりと口を割る忍。刑務官たちは始発の時間を調べ、6時に始発の電車があることを確認すると駅に向かおうとするが、「このことは公にしたくない」と言う所長は改めて恩田たちを駅に向かわそうとする。しかしナミが「違う」と言う。更に「風を聴いていた」と口にするナミ。


その頃千景たちは敏江が仕入れたパンを食べながら港の近くの岩場に隠れていた。でフェリーがやってきたことを確認して喜んでいた。


所長は一人でナミをいたぶっていた。「悪いことをしたら罰を受ける」と言ってナミの左手を万力に挟み、全く弱音すら吐かないナミを問いつめていた。が、ナミが反撃に出て、隠し持っていた釘を郷田の左目に突き刺した。のたうち回る郷田を尻目に、逃亡しようとするナミ。忍が「助けて」とナミに助けを求める。で、無線機で郷田を殴ったナミは忍を助けて逃げていった。


千景たちは船にいた。逃亡に成功したと確信して甲板で伸びをした笑っていた。が、久美子が「この船、戻っていない?」と気づく。そこに「ただいま船内に爆発物が仕掛けられたという通報がありましたので港に引き返します」というアナウンスが流れた。慌てる3人だったが、どうすることも出来なかった。で、港に到着すると3人は駆けつけた恩田たちに捉えられた。また、相原が、ナミと戸の部が逃走し所長が怪我をしたということを伝える。それを聴いた千景は「松島だ。」と言い、罠を仕掛けたはずのナミにはめられたということを悟った。そして「サソられた...」


山道を逃げるナミと忍は、目の前にある町があるのを知ると、忍が「やったんだ、私たち!」と逃亡に成功したことを確認して喜ぶ。が、ナミは冷静でいた。ナミの頭には両親を殺した男(左手にさそりの形の火傷がある男)に対する復讐のことしかなかった。


所長はナミと忍が脱獄したことを公にしたくないということで、内密で恩田と相原の二人に追わせるように指示を出す。「どうやって?」と尋ねられると「784号は以前務めていた病院を当たれ。701号は警視庁の北見という刑事をマークしろ」と細かく指示を出す。で、二人は命令を受けて出て行った。が所長はもう一人の男にも指示を出した。ナミの写真を投げて「701号だ。こいつだけはどんなことがあっても逃がすな」と言う。するとグレーのトレーナーを来た男が入って来るとナミの写真を手にした。「殺すなよ」と所長が指示を出すが、男はナミの写真を真っ二つに切り捨てた。


忍はナミに対して「一緒に来るなら匿ってあげても良いわよ」と言い、彼は病院の院長ということを口にする。しかしナミは無反応で黙ったまま先を急ぐだけだった。忍は「逃げられたんだよ私たち。自由なんだよ」と言うがナミは「自由なんかない。ここから先はけもの道」と呟き、黙々と目の前に見えた町に歩を進めていくのだった。(前編 了、ということで、以下は「中編」に続く)


第1話ということで、登場人物の説明が必要となるのだが、「松島ナミ」と言えば「女囚さそり」というシリーズがあるために、説明は不要である。(→だから、最近「女囚さそり」シリーズを見て、一応記事にしたのです。)ただ、どうして刑務所に入ったかということぐらいは説明が欲しいのだが、ナミの回想からそれも容易に分かるので、よろしいんじゃないですか。


'70'sの映画と比べると、TV作品(しかもBS)ということでスケールが小さくなっている。しかし、主人公が脱獄した女囚であり、「復讐」ということを目的にしている限り、地上波作品としては制約がありすぎて、いきなり「ボツ企画」ということでドラマ化なんて無理でしょうからねぇ。松島ナミを演じる水橋貴己。本作が初主演ということで心配もありますが、なかなかどうして、目が良いですね。また、口数が少ないというのもクールで良いところです。(ただ、松島ナミを演じるにしては可愛い過ぎる...→「愛の道 チャイナロード」の方がイメージはピッタリです。(「チャイナロード」に関してもいずれは書こうと思っているのですが...))


尚、大友忍を演じているのは坂上香織である。彼女は「ウルトラマンコスモス」で水木忍(シノブ副隊長(リーダー))を演じていましたが、ここでも「忍」を演じている。(全くキャラは違いますが...)そして、脱獄した5人のリーダー格・花園千景を演じた伊佐山ひろ子は、1972年の映画「女囚さそり 第41雑居房」でも脱獄する7人の一人を演じていました。→こういうキャスティングをするというのは、やっぱり丹羽Pの考えなのでしょうか?


 

さそり DVD-BOX

さそり DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
↓ばら売りはこちら
さそり けもの道(前・中編)

さそり けもの道(前・中編)

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

さそり けもの道(後編)/悪女道(前・後編)

さそり けもの道(後編)/悪女道(前・後編)

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
さそり 阿修羅道(前・中・後編)

さそり 阿修羅道(前・中・後編)

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
 

怨み節/雪舞い

  • アーティスト: 梶芽衣子, 豊島ひとみ
  • 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
  • 発売日: 1994/10/21
  • メディア: CD
↓水橋さん関係
恋する日曜日

恋する日曜日

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD
ラベル:さそり
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MY FAIR LADY (SOUNDTRACK)

表題の作品は1964年の映画「マイ・フェア・レディ」である。この作品は元々はブロードウェイ・ミュージカル作品であり、大ヒットを記録したことで有名であり、それを映画化したものである。また、本作はアカデミー賞を8部門(作品、監督、主演男優、撮影(カラー)、編曲、美術監督・装置(カラー)、音響、衣装デザイン賞)に渡って獲得したことでも知られている。主演はオードリー・ヘプバーンというのもあまりにも有名ですね。(これまでのミュージカル映画の中では傑作中の傑作です。)


まずは映画データを記しておく。原作はジョージ・バーナード・ショウ、監督はジョージ・キューカー、脚本はアラン・ジェイ・ラーナー、撮影はハリー・ストラドリング、音楽はアンドレ・プレヴィンである。そして出演は、レックス・ハリソン、オードリー・ヘプバーン、スタンリー・ホロウェイ、ウィルフリッド・ハイド・ホワイト、グラディス・クーパー、ジェレミー・ブレット、セオドア・バイケル、ヘンリー・ダニエル、モナ・ウォッシュボーン、イソベル・エルソムたちである。


ロンドンの下町で花を売っている貧しい娘・イライザ。彼女はたまたま通りかかった言語学者のヒギンズ教授によって、正しい発音と淑女としての行儀作法を始動されることになる。そしてその特訓によって社交界の花形レディに変身していく、というシンデレラ・ストーリーである。劇中に登場する数々の名曲、キューカー監督の巧みな演出、ヘプバーンの魅力が相乗効果となって、映画史に残る名作となった。(あまりにも有名ですから、ストーリーについてはご存知でしょう...)


本作は、サントラ盤の方も名盤として知られている。現在ではエンハンストされて、以下の全27曲が収録されているが、こちらも絶品である。尚、本サンド盤はBillboardのアルバム・チャートでは最高位4位(どうして本盤が1位を獲得していないのかが不思議である。)、年間アルバム・チャートでは、1965年が4位、1966年が19位にランクインしている。尚、オリジナル・キャスト盤(要するに舞台の方の音楽集です)は3度の1位返り咲きを含めて通算12週1位の座を獲得しており、通算480週にわたりBillboardのアルバム・チャートにランクインするという大記録を樹立している。


収録曲は以下の通りである。『Overture』『Why Can't The English?』『Wouldn't It Be Loverly?』『I'm an Ordinary Man』『With A Little Bit Of Luck』『Just You Wait』『Rain In Spain』『I Could Have Danced All Night』『Ascot Gavotte』『On The Street Where You Live』『You Did It』『Get Me To The Church On Time』『Hymn To Him』『Without You』『I've Grown Accustomed To Her Face』『Embassy Waltz』『You Did It』『Just You Wait (Reprise)』『On The Street Where You Live (Reprise)』『Show Me』『Flower Market』『Get Me To The Church On Time』『Hymn To Him』『Without You』『I've Grown Accustomed To Her Face』『End Titles』『Exit Music』。


あまりにも有名な曲なので、説明は不要でしょう。映画と共にじっくりと聴いて、たっぷりと楽しみましょう。尚、オリジナル・キャスト盤の方と聴き比べてみるのも良いでしょうね。時には本作のような名作をじっくりと楽しみましょう。

My Fair Lady

My Fair Lady

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • メディア: CD
↓映画DVD
マイ・フェア・レディ 特別版

マイ・フェア・レディ 特別版

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

マイ・フェア・レディ スペシャル・エディション(2枚組)

マイ・フェア・レディ スペシャル・エディション(2枚組)

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
マイ・フェア・レディ スペシャル・エディション

マイ・フェア・レディ スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: DVD
↓オリジナル・キャスト盤
My Fair Lady (1956 Original Broadway Cast)

My Fair Lady (1956 Original Broadway Cast)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: CD

My Fair Lady [Original Cast 20th Anniversary Production]

My Fair Lady [Original Cast 20th Anniversary Production]

  • アーティスト: Frederick Loewe, My Fair Lady Pit Orchestra, Christine Andreas, George Rose, Ian Richardson, Jerry Lanning, Robert Coote, Sylvia O'Brien
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2006/08/29
  • メディア: CD

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2007年02月16日

「女囚さそり 第41雑居房」

表題の作品は1972年暮れに公開された作品であり、「女囚さそり」シリーズの第2作である。篠原とおる原作の劇画の映画化で、前作同様に監督・伊藤俊也、主演・梶芽衣子のコンビである。映画データを記しておくと、原作は篠原とおる、監督は伊藤俊也、脚本は松田寛夫、神波史男、伊藤俊也の3人、撮影は清水政夫、音楽は菊池俊輔である。また出演は、梶芽衣子、白石加代子、荒砂ゆき、伊佐山ひろ子、八並映子、賀川雪絵、石井くに子、渡辺文雄、室田日出男、堀田真三、小松方正、佐藤京一、安藤三男、阿藤海、久地明、林宏、宮地謙吉、五野上力、田中筆子、相馬剛三たちである。


本作は刑務所を脱獄した7人の女囚たちの逃亡劇と、それを追う警察の行き詰まる戦いの物語である。尚、本作では主人公・松島ナミの台詞はたった二言しかないが、野性的な目がギラギラと輝く梶芽衣子さんの演技が光っている。また、バイオレンス描写も前作以上になり、言葉が無くても貫禄で物語を見せてくれる。


冒頭の刑務所の視察のシーンから、さそり・松島ナミの目はギラギラとしていて、例え非人間的な扱いを続けられていても、決して腐ることのない執念をクールさの中に秘めた姿は貫禄そのものであり、ここから見る者を虜にしてしまう。懲罰ということで重労働をさせられる女囚たち。でも、いつの時代、ここは何処なんだろうかとも思ってしまう。→この辺りは'70'sの無国籍ドラマらしい所でもありますが...


刑務所に戻る護送車の中で、ナミがリンチを受けて死んでしまう。が、これは脱獄するための策略であり、刑務官たちを欺き脱走に成功する7人。で、自分たちをいたぶった刑務官に復讐していくが、これはあまりにも過激である。(そこが'70'sのバイオレンス作品だからということも出来るが、前作よりもはるかに過激であり、現在ならば「PG指定」どころか「R指定」を受けるのは確実である。)


逃げる7人と、威信にかけても捉えようとする警察の追っ手。一人、また一人と命を落としていく女囚たち。そんな中で、白石加代子の鬼気迫る演技がまた秀逸である。


ラストのクライマックスも、とにかく貫禄でたっぷりと見せてくれるが、全ての憎悪を刑務所長にぶつけて襲うナミだが、権力に対する反発、また権力を持つ者は薄汚れた企みを持っているなど、社会風刺として捉えることが出来るが、あまりにも過激な演出は'70's作品と言ってもあまりにも過激である。(間違いなく、そのまま受け取ってしまうような年代の子供には見せるべきではないですね。)

女囚さそり 第41雑居房

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/02/21
  • メディア: DVD
↓梶芽衣子主演のシリーズ作品
女囚701号 さそり

女囚701号 さそり

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD

女囚さそり けもの部屋

女囚さそり けもの部屋

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/06/21
  • メディア: DVD

女囚さそり 701号怨み節

女囚さそり 701号怨み節

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD
ラベル:女囚さそり
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MOTLEY CRUE『TOO FAST FOR LOVE』

表題のアルバムは1982年に発表された彼らのメジャー・デヴューアルバムである。邦題は「華麗なる激情」。元々は1981年に自主製作したものを元にしている。また、現在は幻のデヴュー・シングルなどが追加されて全14曲とパワーアップした形でリリースされている。(こういう所は嬉しい所です。)本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートでは最高位77位であるが、1984年の年間アルバム・チャートでは67位にランクインしている。爆発的なヒットにはなっていないが、長期にわたって売れ続けている。(最高位が50位以下(本アルバムは77位)であれば、年間チャートのTOP 100にランクインするというのはまず不可能である。→最高位が50位台のアルバムが年間TOP 100にランクインすることは時々あるとはいうものの、77位で年間TOP 100にランクインというのはある意味快挙である。)その証拠に本アルバムはゴールド・ディスク(50万枚の売り上げを達成)を獲得している。→「ゴールド・ディスク」を獲得したらやはり「ビッグ・ヒット」と言うことが出来ます。要は、瞬間最大風速は低かったが、長期間にわたって売れ続けたということです。


収録されている曲は以下の全14曲である。『Live Wire』『Come On And Dance』『Public Enemy #1』『Merry-Go-Round』『Take Me To The Top』『Piece Of Your Action』『Starry Eyes』『Too Fast For Love』『On With The Show』『Toast Of The Town』『Tonight』『Too Fast For Love』『Stick To Your Guns』『Merry-Go-Round(Live)』。


1982年に発表された時は9曲目までの収録であり、現在はボーナストラックとして5曲が追加されている。1982年のオリジナル盤(当然、当時はLPである)のリリースに合わせてボーカルを録音し直し、またリミックスし、曲順やアートワークも変更された。また、自主製作盤では『Stick To Your Guns』も収録されていて全10曲の収録だったが、この曲はカットされた。


この中で注目されるのは、幻のデヴュー・シングルである『Stick To Your Guns』と、ライブ・テイクの『Merry-Go-Round』である。前者はオリジナル盤ではカットされたと言うこともあり、ボーナス・トラックという形でこの曲が復活したのはファンにとったら嬉しいことである。


この他の曲(オリジナル盤の収録曲)での筆者のお薦め曲は、彼らのライブでは定番の『Live Wire』『Piece Of Your Action』と『Merry-Go-Round』(これはライブ・テイクと聞き比べてもらいたいところである。)をピックアップしておく。お馴染みの曲と言うこともあって、安心して聴くことが出来る。


'80'sの前半はHR/HMが活気づいていて、次々と活きの良いバンドが飛び出してきた時期であるが、彼らのサウンドもエネルギッシュであり、パワフルであり、良いものです。彼らのサウンドを聴くのであれば、やっぱり本アルバムは外すことは出来ない、たっぷりと聴き込みましょう!(でも、欲を言えば、1981年の自主製作盤の方も手に入れておきたいところなんですが...)

Too Fast for Love

Too Fast for Love

  • アーティスト: Mötley Crüe
  • 出版社/メーカー: Motley/Beyond
  • 発売日: 1999/06/01
  • メディア: CD
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雷・零 in オビラジ

去年の3人()よりも多く映画の宣伝で色々な番組に出ている&コンビ。(同じ事務所ということで、スケジュールの確保もしやすいのでしょうね。)が、「オビラジ」に出演ということで、取り上げました。


映画「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 〜決闘、ゴルゴダの森」の宣伝は最初にちらっとあったものの、それだけで、後のコーナーでも「ケー刑事」の話題はなし。(あんまり期待していなかったので、そんなところでしょう。)→3/10の「王様のブランチ」には制服姿で登場というのが残っているでしょうね。


秘密公開で出てきた3人(シホ(志保)、マリカ(福永真梨佳)、アオイ())。この3人はいずれも同じ事務所ということですが、夏帆ちゃんハートたち(複数ハート)を加えた4人がスタ・ログというブログを書いています。(早織ちゃん揺れるハートだけがここでは書いていない。)また、志保は先日の「恋日・3rd.5話」の「またあえる日まで」に出ていましたし、葵は「恋日・ニュータイプ」の10話に出ていました。(福永真梨佳だけがBS-iのドラマには(今のところ)出ていない。)→ちゃっかり、そのブログが本になるということを宣伝していました福永真梨佳...(笑

 

(2/25追記)
福永真梨佳、3/17放送予定の「恋する日曜日」の3rd.11話の「15才」に主演ということで、BS-iのドラマに出演します。(志保、葵よりも格上になる。→今後の「銭形」襲名レースに参戦ですね。)


で、夏帆ちゃんが最近i-podを買い換えたという話(これは夏帆ちゃんもブログに書いていました。)から、何を聴いているのか、ということで、i-podのチェックを。(「メタルテープ」というのが懐かしかった筆者です。→「フェリクロ(フェリ・クローム)テープ」というのを思い出しました...)で、出てきたi-podだが、そこから早織ちゃんは独自の世界を突き進んでいる。ジョブは一人だけnanoということで他の3人とは違う機種ということで結果的に(さりげなく)自己アピールをしていました。強烈ストレート・パンチは、最近聴いた曲はカーリー・サイモン(Carly Simon)の「うつろな愛」(原題:You're So Vain)。→この曲は1972年に発表された曲で、1973年の頭に全米No.1を獲得した名曲です。3週連続1位を獲得し、1973年のBillboard年間シングル・チャートでも9位にランクインしている。また、この曲が収録されたアルバム「NO SECRETS」も同時期に全米No.1に輝き、こちらは5週連続1位を獲得、1973年のBillboard年間アルバム・チャートでは4位にランクインしている。


そしてKOパンチは「カラオケで歌う曲」として吉田拓郎「全部だきしめて」。→早織ちゃん、「将来は平屋に住みたい」なんてことを言っていましたし、やはりただ者ではない〜!


ちなみに、夏帆ちゃんはcharaの「やさしい気持ち」(最近聴いた曲)とJUDY AND MARYの「くじら12号」(カラオケ)でした。


夏帆ちゃんハートたち(複数ハート)はバラエティにも慣れているということもあって落ち着いていましたが、早織ちゃん揺れるハートはまだまだ慣れていないという感じもあったが、あまりにも渋すぎる!(これでかっさらいました。)

↓やはりこれを最初に
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ケータイ刑事THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/02/22
  • メディア: 文庫
↓早織ちゃん、渋すぎ〜
No Secrets

No Secrets

  • アーティスト: Carly Simon
  • 出版社/メーカー: Elektra
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
↓名盤はDVD-Audioでもリリースされています。
No Secrets

No Secrets

  • アーティスト: Carly Simon
  • 出版社/メーカー: Elektra / Wea
  • 発売日: 2001/11/20
  • メディア: DVD Audio
拓郎ヒストリー

拓郎ヒストリー

  • アーティスト: 吉田拓郎, よしだたくろう
  • 出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/17
  • メディア: CD

 

↓夏帆ちゃんは普通の女子中学生ですね...

やさしい気持ち

  • アーティスト: Chara, 渡辺善太郎, 大沢伸一
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 1997/04/23
  • メディア: CD

くじら12号

  • アーティスト: Tack & Yukky, YUKI, JUDY AND MARY
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 1997/02/21
  • メディア: CD
ラベル:ケータイ刑事
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MO' BETTER BLUSE(SOUNDTRACK)

表題の作品はスパイク・リー監督が製作、監督、脚本、出演(主演ではない)の4役を務めた1990年の映画「モ’・ベター・ブルース」である。この作品はリー監督のジャズに対する傾倒が如実に出ている作品であり、彼の監督作品としたらちょっと違うものとなっている。で、あるジャズ・マンの物語と言うことで、本作は劇中に多数のジャズ・ナンバーが登場することになり、音楽の方が大いに注目される作品でもある。


まずは映画データを記しておくと、製作、監督、脚本は前述のようにスパイク・リー、撮影はアーネスト・ディッカーソン、音楽はビル・リーとブランフォード・マルサリス、出演は、デンゼル・ワシントン、スパイク・リー、ロビン・ハリス、ウェズリー・スナイプス、ジョイ・リー、ビル・ナン、ルーベン・ブラデス、ジャンカルロ・エスポジートたちである。


物語は、ある人気上昇中のジャズ・トランペッターのものであり、彼は幼少時から教育熱心な母親にトランペットを与えられ、練習を重ねてプロになった。が、トランペットの腕は一流になったものの、自己中心的な考え方しかできず、音楽以外のものは二の次という人間になっていた。そんな彼はある日、いざこざから唇を切る怪我を負い、再起不能に...


注目されるサントラ盤の方は、ジャズの名曲がたっぷりと収録されていて、ジャズ・ファンにとってはお涙もののサントラに仕上がっている。(中には、ポップでジャジーなテイストの無い曲もありますが、そこは純粋のジャズ・アルバムではなく映画のサントラ盤ですから...)


サントラ盤の収録曲は以下の全9曲である。『Harlem Blues』『Say Hey』『Knocked Out The Box』『Again, Never』『Mo' Better Blues』『Pop Top 40』『Beneath The Underdog』『Jazz Thing』『Harlem Blues [Acapulco Version]』。


お薦め曲は、9曲の中で異才を放っている『Jazz Thing』、また『Pop Top 40』という所もなかなか面白いところである。が、本サントラ盤ではやはりジャジーなナンバーに良いものがあり、『Harlem Blues』『Say Hey』『Again, Never』という所をお薦めする。バック理と気が手くれるボーカルも魅力に満ちたものであるが、ジャズのテイストに満ちた(というより、ジャズです)これらの曲が映画のストーリーに見事にハマっていて、感涙もののプレイを聴かせてくれる。


ジャズに興味がないという方でも、映画と共にサントラ盤を耳にして、それからジャズの世界に入っていくというのも良いものです。(「ジャズ」と言っても、その世界は奥深く、様々なサウンドがありますけど...)そういうきっかけにしてみるのにもピッタリのサントラ盤ですよ。

Music From Mo' Better Blues (1990 Film)

Music From Mo' Better Blues (1990 Film)

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/07/16
  • メディア: CD

モ’・ベター・ブルース

モ’・ベター・ブルース

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/12
  • メディア: DVD
posted by MEICHIKU at 00:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(サントラ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

「女囚701号・さそり」

今回は珍しく邦画をピックアップします。(が、突然本作を取り上げたのにはちょっとした理由があります。→それは今後の記事をご覧戴いたら明らかになります。)


表題の作品は1972年の作品であり、6作品が製作されたシリーズの第1作である。(以下、「第41雑居房」「けもの部屋」「701号恨み節」「新・女囚さそり701号」「新女囚さそり特殊房X」と続く。また、'90's以降はOV作品としても制作されている。)本シリーズは篠原とおる原作の劇画を映画化したシリーズである。また、主演の梶芽衣子さんの代表作(梶さん主演は4作目まで)であり、彼女の歌う主題歌るんるん恨み節』はヒットを記録した。(この曲は、2003年のタランティーノ監督の「キル・ビル」の主題歌としても使われたということは有名な話である。)


監督は本作が監督デヴュー作となる伊藤俊也、脚本は神波史男と松田寛夫、撮影は仲沢半次郎、音楽は菊池俊輔である。出演は梶芽衣子、横山リエ、夏八木勲、渡辺文雄、扇ひろ子、渡辺やよい、三原葉子、根岸明美、国景子、片山由美子、城恵美、三戸部スエ、小林千枝、由貴リエ、室田日出男、伊達三郎、堀田真三、沼田曜一たちである。


物語は、恋人の悪徳刑事に裏切られた松島ナミが女囚となって刑務所に収監されていたが、復讐のために脱獄をして、元恋人に復讐の刃を向ける、という(シンプルな)ものである。が、バイオレンス描写は壮絶であり、この当たりは'70'sという時代ならではの作品でもある。まずは囚人が脱走したということでサイレンが鳴り響く刑務所という所から物語がスタートする。ここから怒濤の展開で物語は進んでいく。


今だったら「R指定」を受けるのは間違いない作品であるが、いかにも'70'sの雰囲気に満ちた作品であり、なかなか面白いシリーズである。特に梶さんの目の印象が強烈です。

女囚701号 さそり

女囚701号 さそり

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD
↓主題歌

怨み節/雪舞い

  • アーティスト: 梶芽衣子, 豊島ひとみ
  • 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
  • 発売日: 1994/10/21
  • メディア: CD

↓シリーズ2作目以降

女囚さそり 第41雑居房

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/02/21
  • メディア: DVD

女囚さそり けもの部屋

女囚さそり けもの部屋

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/06/21
  • メディア: DVD

女囚さそり 701号怨み節

女囚さそり 701号怨み節

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD
ラベル:女囚さそり
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MOBSTERS(SOUNDTRACK)

表題の作品は1991年の映画「モブスターズ/青春の群像」である。この作品は、後にアメリカ全土に犯罪シンジケートを築き上げる実在の4人の大物ギャングの若き日の姿を描いた青春アクション作品であり、ギャング映画と言うよりも青春映画である。ということで、今ひとつ評価の低い作品である。(若き日といっても、後に大物になる面々の物語であるだけに、もう少し凄味があっても良かったのではないか、と思ってしまいます。)


本作のデータを記しておくと、原作はマイケル・メイハーン、監督はマイケル・カーベルニコフ、脚本はマイケル・メイハーンとニコラス・カザンの二人、撮影はラホス・コルタイ、音楽はマイケル・スモールが担当した。そして出演は、クリスチャン・スレイター、パトリック・デンプシー、リチャード・グリエコ、コスタス・マンディロア、マイケル・ガンボン、アンソニー・クイン、F・マーレイ・エイブラハム、ニコラス・サドラー、ララ・フリン・ボイル、ロバート・ツダール、ロン・マークエット、クリストファー・ペンたちである。


で、作品の方が今ひとつと言うことになると、どうしてもサントラ盤の方に注目すると言うことになるが、こちらもまた取り立ててこれだ、というものが無く、ごく普通の映画のサントラ盤の範疇に纏まっている。(普通、映画が今ひとつだったら、サントラ盤の方が注目されるべき点があるのですが...)


サントラ盤に収録されているのは以下の全10曲である。『Main Titles』『Charlie's New York』『Confrontations』『Theme For Mara』『Whiskey Business』『Ice Pick Love』『Double Cross』『Mara's Murder』『Don Is Dead』『Finale』。


この中からは、『Main Titles』はそれなりの出来であるが、後はギャング映画の音楽にしたら厚みがないし、青春映画の音楽にしたら元気が足りない。(結局はどっちつかずと言うことになってしまったということである。)C.スレーターのファンの方には「サントラ盤も一応は押さえておきましょう」と言っておくが、ごく普通の平凡なものになってしまったのが惜しいところである。(結構芸達者なキャスティングがされているだけに、本当に惜しい...)

Mobsters

Mobsters

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1991/08/13
  • メディア: CD
↓映画DVD
モブスターズ 青春の群像

モブスターズ 青春の群像

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: DVD
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(サントラ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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