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2007年02月20日

NEW ORDER『SUBSTANCE』

表題のアルバムは、1987年にリリースされた彼らのベスト盤である。内容は、これまでに彼らが発表したシングルのA面の曲をDISC 1に、B面の曲をDISC 2にまとめたものであり、当時は、これぞCDならではといった企画でもあった。(当時は、まだLPが健在で、主流はカセット、LPで、CDはまだ延びている所だった。)これまでに発表したシングル曲が発表順に収録されていると言うことで、本アルバムはコレクターにとっても嬉しいものであった。(何せ、12枚のEP盤が纏まっているのですから...)本アルバムは2枚組というハンデがありながらも、1988年のBillboard年間アルバム・チャートでは81位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位36位を記録している。


収録曲はDISC 1、2それぞれ12曲ずつである。(12枚のシングルだから、当然ですが...)DISC 1の収録曲は以下の通り。『Ceremony』『Everything's Gone Green』『Temptation』『Blue Monday』『Confusion』『Thieves Like Us』『Perfect Kiss』『Subculture』『Shellshock』『State Of The Nation』『Bizarre Love Triangle』『True Faith』。


続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『In A Lonely Place』『Procession』『Cries And Whispers』『Hurt』『Beach』『Confusion [Instrumental]』『Lonesome Tonight』『Murder』『Thieves Like Us [Instrumental][Mix]』『Kiss Of Death』『Shame Of The Nation』『1963』。


DISC 1は彼らが放ったお馴染みのシングル・ヒット曲が集まっていると言うことで、特に説明は不要であろう。彼らの代表曲『Blue Monday』をはじめ、シングルのリリース順という曲順もまた嬉しい所である。→リリース順に収録と言うことで、彼らを知らないという方にも、彼らのサウンドの変遷が分かるので、入門者にもピッタリというアルバムである。


勿論、コアなファンの方に対しても十二分に配慮されていて、アルバムとはバージョン違いのナンバーを収録しているというように、貴重なものが含まれている。


ベースにあるのは'80'sのエレクトリック・サウンドであるが、単なるダンス系のポップな曲ではなく、哲学的なメッセージが込められている。(と言っても、たいていの方はダンス・ミュージックとして聴き流してしまうんでしょうね...)楽しみながらも、彼らのメッセージも受け止めてみてくださいね。

Substance

Substance

  • アーティスト: New Order
  • 出版社/メーカー: London
  • 発売日: 1999/10/04
  • メディア: CD
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(洋楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デビルシャドー#7

今回7話のサブタイトルは「疑念の森」。今回からは物語の後編に突入と言うことで、「陰陽少女」と同様に、監督と脚本が変わった。ということで、今回は前回までのあらすじが無く、OP主題歌のCM明けはいきなり本編のスタートでした。今回のBGMは、今回の物語の舞台が深い森となっていることから、DO AS INFINITYのMAXI SINGLE「深い森」としてみました。


榊がある占い師の所を訪れた。(そこは天界と人間界を結ぶ聖域だった。)榊は「切人を人間界に送り込んだのは那美か?」と問うが、それには答えず「全てを司るのは「」」と言うだけだった。で、榊に一撃を食らわそうとするが、顔の前で押さえられてしまって攻撃できず「あなたの役割はもう終わりだ」と榊が言うと、占い師を抹殺してしまった。


榊邸、重岡がは氷室沙耶と話をしている。沙耶は十字団の一員として殉職したため、こんな所で会えるとは思わなかった、と口にしている。そんな二人が話をしていると、険しい表情をして戻ってきた。


澪は涼子が運転する車(セダン)車(切人も同乗している)で、源三の思念で見た森に向かっていた。澪は源三の「切人を信用するな」という言葉が頭から消えず、切人のことを疑いの目で見ていた。で、夜になり、切人が用意しておいたキャンピングカーに父ちゃん。が、こんなものまで用意していた切人のことが益々信用できなくなっていた。で、涼子に「ちょっと話があるんだけど」と切り出す澪。


榊は書斎で那美のことを思い出していた。(結花姉ちゃん、回想とは言うものの、やっと動いている姿を見せてくれました。)そこに鬼頭がやってきて、切人が動き出したことを報告する。榊は「那美は本当に女神になったと思うか?」と問う。切人との交信があるため、その可能性は高いと考えて「おそらく」と答える鬼頭。更に、「那美は女神になったとは言っても、それは死んでからのこと。生まれたときはただの人の子です」と口にする。で、榊はまたも那美の回想に入る。


澪は切人が「神の使い」と言うことと、源三の「信用するな」という言葉を涼子に告げるが、涼子には信じられなかった。涼子と切人は政府の秘密機関に属していているので、ここ(キャンピングカー)の手配も難しくない、と言い、神の使いと言うことは信じられないという。「神の使いと言うことは天使を意味するのよ。つまり、切人は人間じゃないことになる。」と澪に言うが、澪は「初めて会ったとき、自分でそう言っていたのよ」と引き下がらない。(→澪は冷え性?(このネタ、分かる人だけ分かって貰えれば...))涼子は、魔神剣に辿り着くには切人の力が必要であり、「今は信じるしかない」と言って、澪を諭すだけだった。


源三、那美、鬼頭、沙耶の4人が相談をしている。榊が悪魔だということが分かったのだった。で、その対応を相談していた。鬼頭は「野放しには出来ない、今手を打たねば」と言うが源三は「万一」の場合を考えていて、十字団が滅んでしまったら善と悪の均衡が保てなくなるということで、「共存」を考えていた。で、「榊は(十字団から)追放する」という結論を出し、榊を呼んでにそのことを伝える。榊が十字団に潜り込んだのはデビルシャドーの情報が欲しかったためであるが、源三は「あれは伝説に過ぎん」とデビルシャドーの存在を否定した。とりあえずはそれを受け入れる榊。そこに那美が姿を現すと、「裏切り者にはいつか天罰が下るわ」と険しい形相で榊を睨みつけて言い捨てた。「あの時、那美は既に身ごもっていたのか」と気づいた様に言葉を漏らす榊に「ええ」と鬼頭。で、榊は「那美の娘は殺すな。生け捕りにしろ。我々の切り札になる」と命じた。


キャンピングカー、澪は眠れずにいた。そんな澪に気づいてか、涼子がやってくると話をしようとする。で、澪が「私のお母さんのこと、知ってる?」と問う。が、涼子が十字団に入ったときには那美はもういなかったので「会ったことはないわ」と答えるが、那美は最強の戦士として十字団の中で伝説になっていて、憧れる人だということも口にする。澪も那美とは会ったことが無く、母を思う気持ちと、会っても何を話したらいいのかと戸惑いの間で揺れていた。そんな澪に「榊を倒せば必ず会えるわ」と言う涼子だった。(阿井莉沙、こういう所では言い表情を見せてくれるんですけど...)


山小屋にいる切人は那美と交信していた。鬼頭が交信をキャッチしたと言うことを告げる那美。切人は、澪の父である鬼頭を本当に消し去っても良いかと尋ねるが、那美の答えは「構わぬ。悪魔に魂を売るものは地獄に帰るしかない」と切り捨てる。切人は、戦いに興味はなく、那美の指示通り、澪を覚醒させて魔神剣を与えることを使命としていて、それをするだけ。那美もそのことは分かっていた。で、「日が昇れば全てが動き出す」と告げると交信を断った。


朝になり、双方が動き出す。榊邸ではみんなが朝食を取っていた。で、重岡に聴きたいことがある、と、今は澪たちを追うことよりも他のことを優先させようとしていた。食事が済むと、鬼頭は重岡に問う。「君は誰に魔神剣の話を吹き込まれた?思い出して欲しい」が、重岡は「それが思い出せないんだよ」とはぐらかす。すると、重岡を激しく睨みつける榊。思念を送り、重岡の首を絞める。で、行きが出来なくなった重岡は苦しみ出す。


一方、澪たちは森の中を歩いていた。(この森、「陰陽少女」でも出てきた森ですね。→同じ所が製作だったら、まあ、こうなるでしょうね。)が、澪は切人のことを信用していなかった。切人は「森の精霊を捜す」と言って、先に進んでいく。


森のある場所で、地面から突然人の手が出てくる。で、死者たちが甦った。澪も涼子も、その邪悪なスキルを感じ取っていた。が、甦った死者(榊の力で甦った悪霊)たちはいつしか澪たちを囲んでいた。で、涼子が剣を振りかざして澪を守りながらその場から逃げていく。切人は悪霊たちに取り囲まれる。


逃げる涼子と澪だったが、悪霊たちは先回りしていて、結局は取り囲まれてしまう。澪を庇いながら、剣で悪霊たちを倒していく涼子。が、澪も腰に下げた短剣を抜いて構えた。(この時の阿井莉沙の目が実に良い!)


問いに答えない重岡に思念を送り続ける榊。重岡は息が出来なくなり窒息して絶命した。それを鋭い形相で冷徹に睨み続ける榊は...


今回は、決戦前の澪と榊の心のドラマということで、両雄を決戦の前に掘り下げて描いたということで、これからのバトルに重みを付けてくれることになった。それにしても、阿井莉沙は憂いの表情は良いものを出してくれる。(その他はまだという所もあるが、こういう良いところがあるんだから、伸びていってもらいたいところである。)また、写真(静止画)ではない結花姉ちゃん(那美)がやっと登場と言うことで、待たせてくれました。この様子だと、那美も榊との決戦には何らかの形で関与しそうですね。

 
ところで、悪霊たちが澪、涼子、切人を囲む所って、「陰陽少女」を思い出しました...


次回のサブタイトルは「森の精霊」。予告では澪が剣のアクションを見せていたので、まずは悪霊たちを蹴散らすバトルがあるということですね。また、那美も剣を構えていましたが、これは回想の中とは思いますが、ちょっと期待します。(本作では、綾小路波子/波江ではなく、風間結花としての結花姉ちゃんに期待していますので...(綾小路の方は、次は波代、波○、…として、妹、更には従姉妹として出てきてくださいね。→上記の「冷え性」と同じシリーズが分かる方だけ分かって貰えれば、それで構いません...))

 
 
深い森

深い森

  • アーティスト: Do As Infinity, D・A・I, 亀田誠治
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2001/06/27
  • メディア: CD
↓本作のDVDが6月にリリースです。

デビルシャドー DVD-BOX

デビルシャドー DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/06/08
  • メディア: DVD

↓「陰陽少女」
onmyou1.jpgonmyou2.jpg
こちらからどうぞ
↓「悪霊」ということで
悪霊 (上巻)

悪霊 (上巻)

  • 作者: 江川 卓, ドストエフスキー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/11
  • メディア: 文庫

悪霊 (下巻)

悪霊 (下巻)

  • 作者: 江川 卓, ドストエフスキー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/12
  • メディア: 文庫
『悪霊』神になりたかった男

『悪霊』神になりたかった男

  • 作者: 亀山 郁夫
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本
悪霊から身を守る方法

悪霊から身を守る方法

  • 作者: 皆本 幹雄
  • 出版社/メーカー: 成甲書房
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本

自分でできる悪霊退散

  • 作者: 深見 東州
  • 出版社/メーカー: たちばな出版
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
悪霊消滅―貧乏神・事故・酒乱の因縁を払い事業を成功させる秘法

悪霊消滅―貧乏神・事故・酒乱の因縁を払い事業を成功させる秘法

  • 作者: 富樫 長順
  • 出版社/メーカー: 郁朋社
  • 発売日: 1988/02
  • メディア: 新書
悪霊の追い出し方ABC―エクソシスト養成講座

悪霊の追い出し方ABC―エクソシスト養成講座

  • 作者: 高橋 耕一
  • 出版社/メーカー: マルコーシュパブリケーション
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本
阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

  • 出版社/メーカー: avexnet VISUAL
  • 発売日: 2006/07/31
  • メディア: DVD
↓「冷え性」/綾小路波子・波江はこちらのシリーズです。
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD
↓結花姉ちゃん
スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/11/21
  • メディア: DVD
スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/06/21
  • メディア: DVD
くノ一忍法帖 劇場版 忍者月影抄

くノ一忍法帖 劇場版 忍者月影抄

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: DVD
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NIGHT RANGER『MIDNIGHT MADNESS』

表題のアルバムは1983年に発表された彼らの2nd.アルバムである。'80'sの初頭はアメリカの音楽シーンはイギリス勢をはじめとする外国のアーティスト達に席巻されていたが、その間にハードロックを中心としたバンドが新たな勢力となって登場してきたが、彼らはそんな中で登場してきた本格的なアメリカン・ハードロック・バンドである。とにかく、ギターのテクニックがあり、エネルギッシュに聴かせてくれるバンドである。本アルバムはそんな中でも彼らの最大のヒット曲を編み出してアルバムでもあり、それが1983年という黄金の一年産というのも頷けるだけのものがある。本アルバムは、1984年のBillboard年間アルバム・チャートで15位にランクインする大ヒットとなった。また、レギュラー・チャートでも最高位15位を記録している。


収録されているのは以下の全9曲である。『(You Can Still) Rock In America』『Rumours In The Air』『Why Does Love Have To Change』『Sister Christian』『Touch Of Madness』『Passion Play』『When You Close Your Eyes』『Chippin' Away』『Let Him Run』。


この中からは、やはり『Sister Christian』は外せない。この曲は彼らの代表曲の一つであり、また大ヒットを記録した'80'sに残る名曲である。この曲はBillboardのシングル・チャートでは最高位5位を記録しており、1984年の年間シングル・チャートでも40位にランクインしている。そして、もう一曲、『When You Close Your Eyes』もBillboardのシングル・チャートでは最高位14位、1984年の年間シングル・チャートでは98位にランクインしている。また、年間シングル・チャートのTOP 100にこそランクインしていないが、『(You Can Still) Rock In America』は彼らの出世曲となるスマッシュ・ヒットを記録している。


本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『(You Can Still) Rock In America』を筆頭にあげる。やはり、この曲から受けた衝撃が大きく、この曲によって彼らの存在を強烈に意識しただけに、この曲なのである。テンポが良く、しかもエネルギッシュなハードなナンバーであり、ギターのテクニックをたっぷりと聴かせてくれる。そして、彼らの代表曲であるバラード・ナンバーの『Sister Christian』は外せない。更に『Rumours In The Air』『Touch Of Madness』『When You Close Your Eyes』という所をお薦め曲としてピックアップしておく。


'70'sのハードロックと'80'sのハードロック・アルバムの違いは、「パワー・バラード」と言われるバラード・ナンバーがアルバムの中でメリハリを付けて世界観を広げているということが一つであるが、本アルバムでは『Sister Christian』が機能していて、たっぷりと聴かせてくれることでアルバム全体に動と静のコントラストが出て、これが本アルバムの魅力でもある。動の部分が疾走しているだけに、この静の落ち着きがたまらないのである。(でも、'70'sの主流だったアルバム全編がギンギラのHRアルバムもまた魅力はありますが...)'80's前半のアメリカン・(ハード・)ロックを語る上では欠かせない名盤である。じっくりと聴き込みましょう!

 
Midnight Madness

Midnight Madness

  • アーティスト: Night Ranger
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
posted by MEICHIKU at 00:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽(洋楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

「MARNIE」

表題の作品は1964年の映画「マーニー」である。本作はサスペンスの神様・アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコ・サスペンスであるが、本作の注目点は、初代007・JAMES BONDのショーン・コネリーが主役を務めているという所である。本作公開時には既に「007」の大ヒットによって世界的なスターの仲間入りを果たしていたS.コネリーであるが、まだ007を降りる前であり、現役バリバリのボンドを演じている時期でもある。また、実際には実現しなかったものの、ヒッチコック監督は本作のヒロインにモナコ公国王妃となったグレース・ケリーにオファーしたというのは有名な話である。(実現しなかったことで、「鳥」のティッピー・ヘドレンがヒロインを務めることになった。)


映画データを記しておくと、原作はウィンストン・グレアム、製作と監督はアルフレッド・ヒッチコック、脚本はジェイ・プレッソン・アレン、撮影はロバート・バークス、音楽はバーナード・ハーマンである。そして出演は、ショーン・コネリー、ティッピー・ヘドレン、マーティン・ガベル、ダイアン・ベイカー、マリエット・ハートレイ、ブルース・ダーンたちである。


物語は、盗癖のある女性と、その彼女を救おうとする男の心理的な葛藤が描いたものである。ある会社の社長であるマークは、秘書の求人広告を出す。それを見てやってきた若い女性・マーニーは、実は逃亡中の泥棒であったが、マークはそれを知った上で秘書として採用する。マークは何故かマーニーに惹かれており、いずれ愛するようになり結婚する。マークはマーニーの盗癖の原因を追及しようとするが...


現在であれば、PTSDという言葉をはじめとする、精神神経科の専門用語(病名)は広く知られるようになったが、そういう事に関しては殆ど知られていない時期に、それに着目したヒッチコック監督の着眼点は流石であり、それを一級のサスペンスに仕上げる所も、やはり神様である。


劇中に登場するアイテムは、確かに40年以上前という時代を感じるものであるが、サスペンス・ドラマの方はしっかりしたものであり、現在でも色褪せるものではない。007ではない若いショーン・コネリーの姿も見ることが出来るので、007(特に初代ボンド)のファンの方をはじめ、多くの方に見てもらいたい一本である。

マーニー

マーニー

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/01/01
  • メディア: DVD
↓サントラ盤です。

Marnie

  • アーティスト: Bernard Herrmann
  • 出版社/メーカー: Tsunami
  • メディア: CD
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(洋画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショートフィルム道「黒川芽以style」

BS-iの2月の「ショートフィルム道」の放送は、元々「ショートフィルム道」のシリーズとして製作されたものではなく、去年の頭にリリースされた銭形泪のフィギュア付きDVD「黒川芽以style」のDVDの方が一部カットされた形でのON AIRでした。(これは、ぴかぴか(新しい)芽以ちゃんスペシャルというDVDですが、「ケータイ刑事」から卒業する(した)芽以ちゃん黒ハートに対する「ケータイ刑事」からのプレゼントといったものでもある。制作時期は2005年秋、つまり「ケータイ刑事THE MOVIE」の撮影終了後、公開前の時期です。→「銭形泪」の番外編ということも出来る。)尚、カットされたのは、ショートコント「卒業制作」の「ケータイ刑事THE MOVIE」の撮影現場のカットと、インタビュー&フォトセッションの「卒業」の最後の「「卒業おめでとう」メールが届きます」、最後のスタッフなどのエンドロールの部分です。(特典映像の「ケータイ刑事THE MOVIE」の劇場予告編もON AIRなし。)このDVDは、本編の時間が約37分半ということで、放送枠が30分(CMを除くと26分半)だから、ある程度のカットは仕方ないとは思っていましたが...


ショートコント「卒業制作」は、佐藤二朗さんと金剛地武志さんも出ていて、高校卒業を控えた美術部員3人(黒川、佐藤、金剛地)が卒業制作に何を作るか、というお話。が、脱線して、いつしか銭形泪の口上(「潤む、悪の雫」と「私の泪で溺れなさい!」)のパフォーマンス大会になっちゃって...(金剛地さんの「世界第4位のパフォーマンス」・エアギターもあります。)でも、二朗さんと金剛地さんの高校生って、無理が...


ショートコント「のケータイ・のケータイ」は佐藤二朗さんが青葉台学園の中庭にある泉の聖として登場しますが、「泉の聖」というより、泪ちゃんが「変態?」と言いましたが、そんな感じが... 泪ちゃんのキャラが生きた物語です。


インタビュー&フォトセッションの「卒業」は、芽以ちゃんが色々と語ってくれます。


今でこそ、もフィギュアがリリースされることになりましたが、銭形姉妹で最初にフィギュア化されたのはちゃんですし、(当時は)シリーズ最長の全39話、シリーズで唯一「超人気」と言うことが許されている「銭形泪」ということもあり、更によくよく考えてみたら、これまで「ケー刑事」から卒業したあおいちゃん黒ハートに対しては何も無いですし、真希ちゃん揺れるハートに対しては、「THE MOVIE」の舞台挨拶で(芽以ちゃんと一緒に)卒業式が行われましたが、他には何もないですが、芽以ちゃんに対してこういうものが制作されるということで、「ケータイ刑事最大の功労者黒ハート黒川芽以ちゃん・ちゃんだと感じさせてくれます。(初代・あおいちゃんの功績も大きいですが、6:4でMVPは泪ちゃんといったところでしょうか...)


本作はフィギュアが限定生産と言うことで、現在では中古市場に出てくるかどうかという状況であり、入手はかなり難しいということもあり、今回のON AIRはとても貴重でした。(まさか、これが放送されるなんて思っていませんでした。)→と言っても、筆者はDVDを持っていますが...


尚、まもなく公開される「ケータイ刑事THE MOVIE2」では、5代目の早織ちゃんがシリーズから卒業になりますが、舞台挨拶では卒業式が行われるでしょうが、雷フィギュアだけで他の関連グッズは(映画関係のガイドブックはありますが、)本作のような企画は無いようですね。その一方で、既に6代目の準備は整っているということなので、新たな「ケー刑事」も楽しみです。(発表はまもなくと思います。)

 

(2/24追記)
3/18のBS-iの同じ放送枠で、再度放送されるようです。(3月の「ショートフィルム道」として)

 
↓内容はこれのDVDです。(フィギュアは冬服/夏服の違いがあるが、DVDは同じ)
ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: −

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: −
↓泪ちゃんの活躍はこちらで
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
10sprout

10sprout

  • アーティスト: 黒川芽以, 平松愛理, 斉藤英夫, 古澤衛, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, BANANA ICE, 佐藤朋生
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/01/17
  • メディア: CD
↓今更ですが、これも...
黒川芽以ケータイ刑事銭形泪カレンダー 2005 (2005)

黒川芽以ケータイ刑事銭形泪カレンダー 2005 (2005)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: コミック
ラベル:ケータイ刑事
posted by MEICHIKU at 12:00| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BEST HIT USA 2007[2007/2/18]

この番組における筆者の目的は「TIME MACHINE」のコーナーの情報であり、最後にかかるリクエスト曲に注目ということなので、そのポイントを中心に。(「COUNT DOWN USA」は省略。)


まずは、JETのメンバーの3人がゲストとしてスタジオに登場。1曲のPVがON AIR。続く「HOT MENU」はLADY SOVEREIGNでした。


STAR OF THE WEEK」は、CORINNE BAILEY RAEで、インタビューがありました。(スタジオ・ゲストということではありませんでした。)


TIME MACHINE」は2/18ということで、1959年:RAY CHARLESが「What'd I Say」をレコーディング、1968年:PINK FLOYDが、シド・バレットからデヴィッド・ギルモアにメンバー・チェンジを発表、1971年:マリー・マクドナルド・ローリー(LULUのことです)とBEE GEESのモーリス・ギブが挙式、1974年:KISSがデヴュー・アルバム「KISS」を発表、1992年:MOTLEY CRUEがボーカルのVINCE NEILの解雇を発表。(後に復帰するけど...)。という5件でした。


2/18が誕生日のアーティストは、以下の3人が紹介されました。ONO YOKO(1933年生まれ)、STYXのリード・ボーカル・DENNIS DEYOUNG(1947年生まれ)、DR. DRE(1965年生まれ)。


そして、このコーナーからのON AIR曲は、MOTLEY CRUEのバラード・ナンバーの『Home Sweet Home』でした。


そして、ラストのリクエストは、1987年のTIFFANYの『I Think We're Alone Now』(邦題:ふたりの世界)でした。テンポが良く元気のあるポップな一曲で、当時全米No.1(2週連続1位)に輝いた大ヒット曲ですね。(1987年のBillboard年間シングル・チャートでは18位にランクインしている。)


尚、次回のゲストはEPGの番組情報によると、CIARAということです。また、来週は開始時刻が35分繰り下がって、23:35からということになっていますが、その前に放送される世界スキーが最大延長24:00までという事になっているので、時間指定録画をしている方は要注意です。(と言っても、編集されての放送ですから、時間延長の可能性は低いでしょうが...)→EPGによる番組指定予約だと、時間を自動修正してくれるので、本当に楽ですね。

シャイン・オン[最強盤](DVD付)

シャイン・オン[最強盤](DVD付)

  • アーティスト: ジェット
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/24
  • メディア: CD
Public Warning

Public Warning

  • アーティスト: Lady Sovereign
  • 出版社/メーカー: Universal/Island
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: CD

Corinne Bailey Rae

Corinne Bailey Rae

  • アーティスト: Corinne Bailey Rae
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2006/06/20
  • メディア: CD

Tiffany

Tiffany

  • アーティスト: Tiffany
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
Theatre of Pain

Theatre of Pain

  • アーティスト: Mötley Crüe
  • 出版社/メーカー: Motley/Beyond
  • 発売日: 1999/06/01
  • メディア: CD
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ケータイ刑事銭形零19話(2nd.6話)[改訂版]

今回の物語は第19話(2nd.6話)の「演技が出来ずして演出が出来るか! 〜連続監督殺人事件」である。この物語は「ケータイ刑事」でこれまでに監督を務めた人たちがこぞって出演となった物語です。(普通ならばTV作品の監督を務めるなんて考えられないような監督が参加しているのが「ケー刑事」ですが、それにしても顔ぶれは凄い!)ノリは「・7話」的なところがあり、多少のアレンジがあるものの、「時空を越える」という所ではその物語の再現でもある。(その時もパートナーは五代さんでしたね。)「・1st.15話」でも若干ですが、このノリがありました。ただ、監督と言っても演技の方の経験は少なく、学芸会的な所があって、賛否両論ある物語でもある。が、前回が「体育祭」と言った感じの物語であり、今回が「文化祭」と言った感じの物語ということも出来、楽しい楽しい「ケー刑事」ワールドです。(地上波だと、こんな作品はまずあり得ないでしょうから...)


尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったため「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。


五代さんと共に犯人を追いつめた零ちゃん。「あなたですね、オラオラ詐欺の犯人は」と言って問いつめるが「オラじゃねぇ〜」と犯人。が「今のが動かぬ証拠です」と零ちゃん。で、五代さんが手錠を手にして逮捕しようとする。が、手錠を掛けようとしたら犯人の姿が消えてしまった。で、何が起こったのか戸惑っている零ちゃんと五代さん。そこに「警視庁から入電中」と零ちゃんの携帯に事件を知らせる入電が入る。港区赤坂のBS-iで事件発生。放送中の人気ドラマ「ケータイ刑事 銭形零」の監督に何かが起きた模様。直ちに現場に急行せよ、ということだった。(またもBS-iで事件発生。本当に事件がよく発生する放送局です。)


「どういうこと?」と口にする零ちゃんだったが、突然光に包まれた零ちゃんたちは(何故か)時空を越えてBS-iの正面玄関にやってきていた。訳が分からない零ちゃんだったが、柴田さんが現れると「説明しましょう」と言って説明を始めてくれる。「我々は「ケータイ刑事」最新作、現在絶賛放送中の「ケータイ刑事 銭形零」の登場人物。そしてここはそのドラマを製作している現実世界。」すると零ちゃんが「それって時空を越えちゃったってことですか?」と尋ねる。すると小さく頷きながら「しかり、前にも何度かあった」と答える。「そんなバカな」とバカにする五代さんだったが、柴田さんは「ケータイ刑事 銭形零 セカンドシリーズ 第6話「オラオラ詐欺殺人事件」」の台本を五代さんに手渡す。台本を手にした五代さんは「さっき、俺たちが追っかけていた事件じゃないか」と言うが、零ちゃんは「監督の身に何かが起きているせいで、犯人が消えたり、時空を越えたりしたのは確かです」と、理解するのも早い所ですね。で「とにかく急ぎましょう」ということで、中に入っていく3人。


会議室に入った零ちゃんたち。そこには万国旗が飾り付けられていて、12人の歴代「ケー刑事」シリーズの監督たちが集まっていた。(いずれもが本人である。)で、佐々木監督が「よく来てくれたね、零ちゃん」と言って「銭形零」のチーフ監督らしく、先陣を切る。そして「銭形泪」「銭形舞」のチーフ監督の安藤監督、鈴木監督の自己紹介、続いて、古厩監督、三原監督、井口監督、豊島監督、田沢監督、加藤監督、刀根監督、森嶋監督の順で続く。それを聴いた五代さんは「後ろの4人は何か雰囲気違うな」と言うが、(マニアの)柴田さんが「説明しましょう」と言って監督たちの元に移動し、「ケータイ刑事」には監督の監督TVのディレクターという2種類の監督陣が存在する、と語る。(TV組が4人、映画組が7人います。)佐々木監督が「それからもう一人」と言って床に倒れている「銭形愛」のチーフ監督である平野監督が紹介される。零ちゃんは「すいません」と言って平野監督の側にやってくる。すると「毒殺。即効性の毒薬だね」と柴田さん。(歴史に残る「・13話」の1シーン・ノーカットの話もしてくれる。)零ちゃんは「何があったのか、話してください」と言って、監督たちに事情を聴くことにした。


これに佐々木監督が語り始める。昨日、12人全員の所に招待状が届き、みんなが集まった。(で、みんながお互いの作品を褒め合う内輪話をしている。→結構裏話もあります。尚、田沢監督の台詞がやたらと長いのは、「・7話」に脚本の渡邉睦月さんを出演させたことを根に持たれたことです。(今回の脚本はその睦月さんです。))丹羽プロデューサが来るのが遅れていたが、まずは飲み物だけでもということで、お茶が配られる。が、それでも丹羽Pが来ないので「もう食べちゃいましょうか」ということで、部屋に置いてあった大きな箱を持ってきて、その中にあったバースデーケーキ(大きな箱で中身は小さなケーキでした)をみんなで分けようとする。が、井口監督だけが遠慮(これ以上お腹が出るとぬいぐるみと間違えられる、というのが理由でした。)して、11人でケーキを分け合った。(古厩監督が適当に切りました。)で、食べ始めると直ぐに平野監督が苦しみだして倒れたのだった。(平野監督にケーキを渡したのは古厩監督だったが、2つのお皿の内から選んだのは平野監督自身でした。)


すると、部屋にあったテレビが突然映り、「わたしは、視聴者代表ミスターX。」というメッセージが流れ始める。「私が思うワースト・スリー監督には死を持って償ってもらう。第一の犠牲者は平野俊一。銭形シリーズ史上、たった一人のTBS社員監督。そのため「逃亡者」など地上波連ドラのチーフ・ディレクタ業を優先し、銭形シリーズをないがしろにした罪により死亡。さあ、あと2人は誰かな?」と、平野監督を殺害した理由が語られた。といういきさつで、零ちゃんに助けを求めた、と佐々木監督。

 
五代さんはバースデーケーキに毒が仕込んであったと口にするが、零ちゃんは犯人がどうやって平野監督に毒入りケーキを選ばせる事が出来たのか、そのトリックを考え始める。平野監督の死体を携帯で撮影していた零ちゃんだったが、テーブルの下にテレビのリモコンが隠されていたことに気づき「増せり、悪の数字


廊下では、映画組とTV組の監督たちが対立している。平野監督がTVの監督と言うことで、次に狙われるのもTV組だと主張する映画組。そこから互いの演出を貶し合うようになり、対立する。(TVらしい作品、映画らしい作品というようにバラエティに富んでいるということも「ケー刑事」の魅力なんですけど...)そこに零ちゃんが「落ち着いてください」と言って仲裁に入るが、それぞが「君たちの顔なんか見たくない」と言って溝は深まるばかりで、映画組とTV組は完全に別れてしまう。で、零ちゃんは「誰も帰らないでください。事情聴取はまだ終わっていませんからね」と注意するのが精一杯だった。そこに五代さんと柴田さんがやってきて、キツイ一言を。


そこに佐々木監督がやってきて「映画監督たちには僕の方から帰らないように言っておきますから」と言うと映画組の方に小走りで駆けていく。(「人が出来ている」と五代さんはヨイショを口に...)佐々木監督がいなくなると五代さんは「護衛を付けて帰せば」と言うが、零ちゃんは「それはダメです。犯人はあの11人の中にいるからです」と言う、根拠は仕掛けられていたリモコンであり、平野監督が亡くなったドサクサに紛れて予め用意してあったメッセージ・テープを流したのだと言う。これに柴田さんが「残念ながら指紋は無し」と告げる。これに続いて五代さんが「怪しいのはあの井口って奴だな」と言い出す。零ちゃんが「根拠は?」と尋ねると「一人だけバースデーケーキを食べていない」ということで、いつもの頓珍漢な推理を語ってくれる。(井口監督はケーキには触ってもいないので、どうやって毒を仕込んだのか?と零ちゃんが言うとあっさりと、この考えを捨てる。)五代さんは続いて「犯人は古厩だ」と言い、「根拠は?」と尋ねる零ちゃんに「ケーキを切り分けたのも、平野監督にそのケーキを運んだのも古厩監督だから」と理屈であった。そして「古厩が毒をふるまった」という親父ギャグまで披露する。が、「でも、平野さんは自分でケーキを選んだんですよ。」と零ちゃんが言い、どうやって平野監督に毒入りの方を選ばすことが出来たのか、と尋ねられると答えに詰まってしまう五代さんは「それは...」と笑って誤魔化し、「怪しいのはTVの奴らだ」と、またも違った推理を口にする。当然「根拠は?」と零ちゃん。これに「肩からかけたセーター。今時いないでしょう、あんな時代遅れ」と、全く理由になっていません。が、TVの監督たちの事情聴取を行うと言って、強引にそういうことにしてしまう五代さんでした。


TV組に事情聴取を始めた零ちゃんたち。4人の監督たちは「ミスターXは映画マニア」と言うことを口を揃えて言う。そこに三原監督が「大変なんや」と言って登場する。五代さんが「何があったんですか」?」と尋ねると、「安藤はんと浩介はん(=鈴木監督)が...」と言うことで、零ちゃんたちは映画組の方に移動する。すると、安藤監督と鈴木監督が殺されていて、柴田さんの鑑識作業が行われていた。「見るからに刺殺。二人とも一撃で殺られているね」と言うことだった。で、両手を合わせる五代さんと三原監督。零ちゃんは二人の死体の側に歩み寄り、死体を見ると「レレレ」。で、五代さんが零ちゃんの側にやってくると、TV監督たちとは一緒にいたから怪しいのは(映画監督の)佐々木監督、古厩監督、三原監督、井口監督、豊島監督で、犯人はこの中の誰かだと言う。で、三原監督に映画監督たちの居場所を尋ねるが、「さあ?」と答える井口監督だった。零ちゃんは「ちょっとおかしくないですか」と言うが、五代さんは「ちょっとじゃなく、相当おかしい」と三原監督のことを怪しむ。が「違います。この二人、暴力痕が無いんです」と、零ちゃんは殺された二人の事を言っていたのでした。(無抵抗で大の大人が二人殺されることが可能なのか?というです。)


すると五代さんが「謎は解けたよ、ホニャラホニャラ」と言い「複数犯説」を口にして自信満々で説明するも、零ちゃんは相手にしなかった。零ちゃんは部屋にあったレコードプレーヤーに気づき、柴田さんにそのレコードの表面を調べるように言う。で、調べ始める柴田さん。一方、無視された五代さんは「あんたがやったでしょう」と井口監督をいじり始める。


まもなく「出たよ」と柴田さん。レコードの表面から猛毒の「ウラリ」が検出されたのだった。で「二人の死因は「刺殺」ではなく「毒殺」。柴田太郎、一生の不覚です」と、二人の検死結果を訂正する。→柴田さん、これまでにも「一生の不覚」という台詞を何回か言っていますが...


で、零ちゃんの推理は、このレコードを再生して聴いた二人は、針でレコードの表面が擦れ、その摩擦熱で毒が空気中に気化し、二人は死に至った。その後犯人は二人の胸を差して刺殺に見せかけた。すると五代さんが「ちょっと待てよ。お前の姉ちゃん、確か同じ様な事件を解決したぞ」と思い出して口にする。(そうですね、「・20話」です。但し、その時の毒は「ウラリ」を加工した「ウラリン」でした。尚、その物語の監督は古厩監督、脚本は今回の物語の脚本を書いた渡邉睦月さんです。)で、三原監督は「古厩や。第一シリーズ第20話「聴くと必ず死ぬレコード 〜呪いの賛美歌殺人事件」。あの回のトリック撮ったのは古厩や」と説明してくれる。いうことで、「古厩さんを捜しましょう」と零ちゃん。


古厩監督を捜す零ちゃんたちだったが、モニター室で古厩監督の死体を発見する。また、側には「今日三人を殺害したのはわたしです。古厩智之」という手書きの遺書が置いてあった。(零ちゃんがちゃんと読んでくれます。)で、五代さんは「逃げ切れないと知って自殺したか」と言う。そして遺書に対して「それにしてもバランスの悪い遺書だね」と漏らす。しかし零ちゃんは「古厩さんは自殺したんじゃありません。真犯人に殺されたんです」と言うが、真犯人の平野監督の殺害方法が分からないと漏らす零ちゃんだった。


すると、突然、目の前のモニターが突然映り、「パイはいらんかね〜」と遠州理津さんの声がする。今回は凄く美味しい「ダブルパイ」というものを売りに来たのだった。ダブルパイとは、パイの中にもう一つパイが入っているものだと説明する遠州理津。柴田さんは「何のために?」と尋ねるが「そこに疑問を持ったら、俺が出てきた意味はないんだよ〜」と叫ぶだけでした。零ちゃんは「パイの中にパイ」と呟くが、直ぐに閃いた。「そうか、そういうことか」から「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了。経過時間は19分を回っています。ということで、Bパートは6分少しということになります。)


会議室で、お茶のコップに伸びる手がある。そこに零ちゃんから出題される。「もうすぐ「銭形」シリーズは100回記念を迎えます。(今回の物語は97回です。)では「銭形」シリーズは一体いつまで続くでしょう?」→この答えは「ずっと」というのが誰でも思うことですね。この物語のBS-iでの初放送時(2005/2/6)では「104回」というのが正解です。(現在は、「銭形雷」全40話が加わり「144回」が正解ですが、まもなく6代目が発表されて、更に回数は伸びるでしょう)


これに「ずっとでしょう」と答えたのは佐々木監督だった。が、「ゴ〜〜ン」と鐘の音が響く。で、銭形ストラップが飛んできて、それがチェーンとなり、佐々木監督を捉えた。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり「わらわの暗算、解いてみよ」でチェーンを引く零ちゃん。佐々木監督は大回転からその場に倒れ込む。「何をするんだ」と言う佐々木監督に「連続殺人の犯人はあなたです。佐々木監督。」と零ちゃん。が、「犯人は古厩だろう。手書きの遺書だって残されていたんだ」と言う佐々木監督。零ちゃんは、その遺書の筆跡は古厩監督のものだったが、それは佐々木監督が無理に書かせたものだ、と言う零ちゃんはトリックの説明を始める。


佐々木監督は、古厩監督の犯行と見せかけるためにレコードを使ったトリックで安藤、鈴木両監督を殺した。そして、ナイフで脅して古厩監督に遺書を書かせた。で、この遺書は逆さまに置かれてあり、これはナイフを刺された古厩監督が最後の力を振り絞ってやったことであり、ダイイング・メッセージとして残したものだと言う。で、逆さまになった遺書の最初の文字だけを読むと「ササキ」となる。が、「それは言いがかりだ」と佐々木監督は惚ける。更に、平野監督の殺害方法も尋ねる。これに零ちゃんは「それも簡単なトリックでした」と解明してくれる。平野監督はケーキを食べた直後に死んだことから、誰もが毒はケーキに仕込まれていると思ったが、本当はそうではなく、毒は別のものに仕掛けられていて、それは飲み物の中だと零ちゃん。が、五代さんがここで待ったを掛ける。「毒は即効性のあるものだろう。だったら佐々木さんが飲み物を配った直後に平野くんは死んでなきゃおかしいんじゃないか」と問う。これに零ちゃんは「あるものを使えば、時間差で飲み物に毒を入れることが出来るんです」と言い、側にあった氷を手にして「あなたが使ったのはこれ」と言う。


佐々木監督は予め特殊な氷を用意していた、ということで、ダブルパイを手にして「こんな風に二重になった氷を」と語る。はじめに毒入りの小さな氷を作っておき、更にその周りを大きな氷で固める。この氷を使えば、お茶を飲み始めた頃には毒がしみ出すことは無い、つまりお茶を飲んでも死なない。そして外側の氷が溶ける頃合いを見てケーキを配るように促したので、ケーキに毒が、と思い込まされたのだった。が、「それは君の想像だ、いや捏造にほかならない」と佐々木監督は言い、平野監督のグラスを調べたらいい、と余裕で言い「毒なんか出てきやしない」と言う。零ちゃんも「私もそう思います。毒は佐々木さんのグラスから出てくると思います。あなたがドサクサに紛れて、自分のグラスと平野さんのグラスをすり替えておいた。平野さんのグラスが調べられても良いように」と零ちゃん。が「違う」と言葉を返す佐々木監督。すると「違うなら飲めるはずですよね。ここに残ったお茶を」と言って佐々木監督のグラスを指さす零ちゃん。すると佐々木監督は目を閉じて考え込むようにして腰を下ろして観念した。で、零ちゃんが「以上、Q.E.D.


五代さんが「どうしてこんなことをしたんだ?」と動機を尋ねる。これに対して佐々木監督は「どうしても5代目ケータイ刑事のチーフ監督の座が欲しかった。だから、ライバルになりそうな監督全員には死んでもらった」と動機を語り「僕なんだ、監督の中で「ケータイ刑事」を一番愛しているのは僕なんだ」と零ちゃんに語った。→5代目のチーフ監督になったのは、今回ここに登場していない廣木隆一監督でした。佐々木監督は劇場版「ケータイ刑事 THE MOVIE」の監督を務めました。それにしても、これも渡邉睦月さん得意の「歪んだ愛情」が動機となった事件でした。


そこに扉をノックして、三原監督がやってくると「あの〜ぅ、僕も殺してもらえませんでしょうか。僕も第1シリーズからずっと監督しているんですけど、お願いします」と頭を下げる。三原監督をチラッと見た五代さんは佐々木監督を逮捕しようとして手錠を手にして手錠を掛けようとすると、その時またも光に包まれて時空を越えた。で、五代さんが手錠を掛けようとしていたのは、「オラオラ詐欺」の犯人の三枝だった。


「手錠を掛けないのですか?」と言う三枝に対して「誰だ、お前?」と言う五代さん。で「誰だって、犯人の三枝だっぺ」と答える。しかし「知らんよ、お前なんか。俺たちは佐々木監督を逮捕したんだよな。お前みたいな雑魚じゃないんだよ」と吐き捨てるように言うが、零ちゃんは「何を言ってるんですか五代さん」と呆れ顔。で、五代さんはBS-iに行って佐々木監督を逮捕したことを口にするが、それを聞いて呆れかえる三枝は、「おら、自分で掛けるっぺ」と言って図から手錠を掛けました。で、零ちゃんは「放っておいて行きましょう」と行って三枝を連行していく。で、五代さんは「現実って、一体俺はどうなったんだっぺ?」と零ちゃんに尋ねるが、零ちゃんは相手にしませんでした。→ということで、時空を超越した物語はまたもへんてこりんな結末でした...(そう言えば、「二重の氷」というトリックは、この後の「・1st.8話」にも出てきましたね...)


今回の物語は、地上波ではまずあり得ない展開の物語ということで、これもまた「ケー刑事」ならではのことで、楽しい物語でした。「銭形愛」からのシリーズをちゃんと知っていれば、ニンマリとしてしまう物語でもありました。まあ、名監督=名俳優とならない所が面白いところでした。尚、時空を越えた物語というのは、この後の時代劇の前後編(22&23話=2nd.9&10話)では400年と数百キロを超えることになり、パワーアップすることになります。


次回は第20話(2nd.7話)「音声スタッフは語る 〜ノイズに埋もれた殺人事件」である。この物語は「ケー刑事」の音声スタッフさんのアイデアを元にして、プロの脚本家(渡辺千穂さん)が脚本を仕上げた物語である。ということで、「ケー刑事」スタッフも絶好調です。


鑑識メモ。零ちゃんが椅子に座っていて、その前にはTV組の4人の監督が並んでいる。で、セーターを首に巻いている理由を尋ねている零ちゃん。が、その答えに「ありえない...」とぶった切っている。そこに柴田さんが登場し、問題の答えを言う。「私としたら「永遠に」と言いたい所ですが、本当の答えは「BS-i」に聞いてくれ、でした」と言うと腰を屈めて消えました。(それにしても、何のオチもない答えでした。)一方、零ちゃんは「帰っていいですか?」と言う監督陣に向かって「ダメです。ってかさぁ、台詞が棒読みなんだけど...」と4人の監督にだめ出しをしていました。→「・1st.1話」では、零ちゃんもそれに近いお芝居をしていましたが、見る見る上達しました。

 
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

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  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

ケータイ刑事 石川五右衛門一族の陰謀

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/02/22
  • メディア: 文庫
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 銭形姉妹への挑戦状 オフィシャルガイドブック

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本
ケータイ刑事マニアルBOOK

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  • 作者: 宮崎 あおい, 堀北 真希, 黒川 芽以, 夏帆
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

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  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
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↓お姉ちゃまたち
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
↓従姉妹
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
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↓詐欺には気をつけましょう。
全裏手口!オレオレ事件簿

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  • 作者: 藤波 俊彦, 日名子 暁
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
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架空請求 その時どうする?

架空請求 その時どうする?

  • 作者: 横山 哲夫, 高木 篤夫, 瀬戸 和宏
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本
まさか自分が…そんな人ほど騙される―詐欺、悪徳商法、マインド・コントロールの心理学

まさか自分が…そんな人ほど騙される―詐欺、悪徳商法、マインド・コントロールの心理学

  • 作者: 西田 公昭
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2005/12
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悪徳商法・詐欺と騙しの罠―悪徳業者の巧妙な手口と、トラブルの対処法

悪徳商法・詐欺と騙しの罠―悪徳業者の巧妙な手口と、トラブルの対処法

  • 作者: 紀藤 正樹
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
↓平野監督が参加している「逃亡者」はこちら
逃亡者 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: DVD
↓古厩監督作品
さよならみどりちゃん

さよならみどりちゃん

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD
ロボコン

ロボコン

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/03/24
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↓井口監督作品
猫目小僧

猫目小僧

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/10/28
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↓佐々木監督作品
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ナチュラル・ウーマン

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  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2003/04/25
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発狂する唇

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  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
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血を吸う宇宙

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  • 発売日: 2002/10/25
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↓三原監督作品
スキトモ

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2007/02/23
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あしたは きっと…

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2001/09/21
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モリノキオク (小野真弓初主演)

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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↓豊島監督作品
怪談新耳袋 ノブヒロさん

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
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2007年02月18日

「女囚さそり 701号恨み節」

表題の作品は1973年の作品で、篠原とおる原作の「女囚さそり」シリーズの第4作である。この後もシリーズは続くがも梶芽衣子さん主演というのは本作までである。また、本作は前作までの伊藤俊也監督に代わり、長谷部安春が監督を務めている。映画データを記しておくと、原作は篠原とおる、監督は長谷部安春、脚本は神波史男、松田寛夫、長谷部安春の3人、撮影は仲沢半次郎、音楽は鏑木創である。(監督が替わった事もあって、主要スタッフも入れ替わっている。)そして出演は、梶芽衣子、田村正和、細川俊之、金井由美、土方弘、大下哲矢、渡辺やよい、初井言栄、楠田薫、中原早苗、森秋子、根岸明美、安藤純子、土山登士幸、佐藤晟也、大泉公孝、滝波錦司、久邇あき子、吉田りえ、巳聖子、尾崎ひろみたちである。


物語は、刑務所から逃亡した松島ナミは、あるヌード劇場の照明係の男に助けられる。彼に匿われるナミだったが、その男は元学生運動の活動家であり、ナミを追いかける児玉警部を恨んでいた。で、男と一緒になってその恨みを晴らそうとするナミだったが...


監督が替わっても、本シリーズの形式美はしっかりと受け継いでいて、劇画タッチの演出が冴え渡っている。また、バイオレンス描写も迫力満点である。ある意味では「女囚さそり」シリーズの集大成といった作品でもある。


それにしても、梶芽衣子さんのギラギラとした野生の目は、何も言わなくても凄い迫力です。ここまでのシリーズ4本は一度はご覧になることをお薦めします。

女囚さそり 701号怨み節

女囚さそり 701号怨み節

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD

↓シリーズ作品
女囚701号 さそり

女囚701号 さそり

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/07/21
  • メディア: DVD

女囚さそり 第41雑居房

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/02/21
  • メディア: DVD
女囚さそり けもの部屋

女囚さそり けもの部屋

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/06/21
  • メディア: DVD
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さそり DVD-BOX

さそり DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ラベル:女囚さそり
posted by MEICHIKU at 18:00| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゲキレンジャー#1

31番目の戦隊・ゲキレンジャーがスタート。まずはパイロット版と言うことになるので、様子見でいる。(今年はどうも今ひとつという感じがして...)何か、「ダイレンジャー」「マスクマン」に「ガオレンジャー」を混ぜ合わせ、ストーリー的には「ダイレンジャー」と「ライブマン」のエッセンスを散りばめたという前印象がある。まあ「大いなるマンネリ」の戦隊だから許せる所もあるのだが... と言うことで、今回は簡単に。


いきなり、パンダと戯れているターザン。保護動物を虐待しているのかと思わせたら、金太郎のまねごとをしている。拳法ということで中国ということを意識しているのは分かるが、いくら何でもパンダは不味くない?

 
が、るんるん主題歌の方はなかなかテンポがあっていい感じ。(でも、慣れていないために良く聞こえるだけかもしれないが?)EDの方は水木のアニキということで、戦隊初登場となったが、'70'sヒーローを思わせる曲調ですね。(でも、映像に出てくる踊りはどうでもいい...)


不時着した小型機から降りてきたお姉さんを襲うキョンシー、もといリンシー。が、あっさりと料理するお姉さん・伊藤かずえ(真咲美希)。そりゃあ、元不良少女、かつての力は健在でした。(「乳姉妹」「ポニーテールは振り向かない」「不良少女とよばれて」「スクール・ウォーズ」、他)で、主人公・漢堂ジャンとの出会い、襲い来る怪人にやられる、というお決まりのパターンはまあ良いでしょう。


で、簡単な舞台の説明と、敵が活動を始め、ターザンも仲間になり、出動。それなりにバトル開始から敵を倒し、敵は巨大化、と言うのも戦隊の王道です。

 
町を破壊する所、最近はCGが主流とはいうものの、真っ二つに高速道路の高架橋を斬るところではミニチュアもあり、ここは東映の伝統を守っている。


前任のボウケンレッドが人格者レッドだったが、ゲキレッドはまたもバカレッド系。ということはレッドの成長物語ということで展開されていくのでしょうね。(まあ、過度の期待を持たずにいようと思います。)

 

尚、パイロット版の締めくくりとなる次回の内容次第で本作の今後の扱いが決まってしまいます。レベルを下げていたから一応は大丈夫かと...(でも、今年の東映の新作はここ数年では最もレベルが低い...)

 

獣拳戦隊ゲキレンジャー主題歌

獣拳戦隊ゲキレンジャー主題歌

  • アーティスト: 水木一郎 谷本貴義, 谷本貴義, 及川眠子, 京田誠一, 水木一郎, ヤングフレッシュ, 藤林聖子, 三宅一徳
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/03/07
  • メディア: CD
 

獣拳戦隊ゲキレンジャー VOL.1

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/05/21
  • メディア: DVD
↓今回はこれらを
大映テレビ ドラマシリーズ 乳姉妹 前編

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  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/01/01
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  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/02/02
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  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/15
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泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ(7)

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2001/05/02
  • メディア: DVD
↓物語を作るにしても、もう少しこう言うのを学んでもらいたい...

絶滅のおそれのある野生動植物種の国内取引管理―絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律詳説

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中央法規出版
  • 発売日: 1995/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

哺乳類こうして絶滅した5種,そして危ぶまれる20種―RED DATA

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 大型本

世界絶滅危機動物

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 大型本

絶滅危機生物の世界地図

絶滅危機生物の世界地図

  • 作者: リチャード マッケイ
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本
posted by MEICHIKU at 14:30| 京都 ☁| Comment(2) | TrackBack(51) | 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恋する日曜日・3rd.7話「ジャスト・ニート」

今回の物語は、「恋する日曜日」では1st./2nd.それぞれで看板作品に主演した水橋貴己さんが主演の物語であると同時に、第3回BS-i脚本賞受賞作のドラマでもある。1st.では水橋さん主演の「夢で逢えたら」はDVD-BOXのジャケットに使われていますし、2nd.の主演作「君が僕を知っている」の前中後編の三部作は、後に劇場版として再編集されて公開されました。ということで、「恋日」の顔の一人である水橋さんが3rd.でも主演を務めました。尚、「文學の唄」と「ニュータイプ」には水橋さんは出演していません。(BS-i作品では「さそり」「愛の道 チャイナロード」も水橋さんの主演です。)


主題歌はアニメ「タッチ」から岩崎良美の歌う同名タイトル曲ということで、これも説明不要のヒット曲ですね。(尚、テロップには名前は出なかったが、今回は主演の水橋さんが歌ったようです。→1&2話、5話に続いてのことになります。)で、物語の方も「タッチ」に合わせてのことでしょうか?一応、野球ネタの物語です。(でも「タッチ」とは一切関係ないストーリーです。)それでは、いつものように本編にいきます。


とある団地。一人の少年が野球野球の壁当てをしている。一方、その団地の部屋では椎名優希(しいな・ゆうき)がパソコンに向かって「無職者の暇つぶしチャット場」を開いてなにやら暇そうにしている。が、やる気が起きなくてベッドに横になる。が、壁当ての音が気になって「うっさいなぁ〜」と呟くと、文句を言おうとして窓を開ける。が、その瞬間、野球ボールが飛び込んできて、壁に掛かっていたバイオリンを直撃して粉々になってしまう。


ボールを取りに来た少年を部屋に入れた優希。少年は「この度は大変失礼しました」と行って謝るが、優希は壊れたバイオリンを見せて「子供の不祥事は親の責任。親に弁償してもらおうか」と告げるが「すいません、親には言わないで貰えますか。家、両親離婚してて、母親しかいないんです。お金のことであんまり心配掛けたくないし...」と言う。「じゃあ、どうすんのよ」と優希が問いつめると゛じゃあ、ついて来てください」と言って優希を外に連れていく少年。


優希が連れて行かれた場所には「団地対抗少年野球大会」のポスターの前だった。芝浜団地パイレーツVS南ヶ丘団地キングスターズの試合が記されていた。(少年はキングスターズの一員だった。)で、MVPにはパソコンが商品として出ることになっており、MVPを取ってそのパソコンを売り、そのお金でバイオリンを買って弁償すると言い出す。優希は「子供のくせに」「平成生まれのくせに」とちょっとむかつくが、少年の考えに「ポジティブだなぁ、子供だけあって...」とぼやくも、結局はそれを受け入れた。


少年は一週間ほど前にこの団地に引っ越ししてきて、優希の上の階の住人だった。で「そう言えば五月蠅かったなぁ...」と文句を言う優希。すると「引っ越し、平日の昼間だったんですけど、家にいたんですか?学校とか仕事は?」と尋ねられ「どっちもしてない。だって私、ニートだもん」と告白する。すると「そうですか、今流行りですからね」と言う少年。で、練習に行ってくる、と言って去っていこうとする少年に「あんた、名前は?」と尋ねる優希。「高橋進介(たかはし・しんすけ)です。お姉さん、お名前は?」と返す少年。で「椎名優希」と答える。「仲の良い友達には進介と呼ばれています」と言う進介だったが、「仲良くはないでしょう、高橋くん」と優希。


進介はチームのエースで、練習をしていたが、チームの一人が「塾だから帰る」と言うと、他のみんなも帰ってしまった。そんな進介は一人で公園で素振りの練習をしていた。買い物に出掛けた優希は帰り道にそんな進介を見かけると、見つからないように通り過ぎようとするが、進介に見つかり「優希さん」と声を掛けられる。で、進介を公園のベンチに連れて行き、買ってきた肉まんを半分にして進介に与えると話を始める。で、進介の練習につきあわされることになる。


「なんで私が...」と文句を言いながらも進介とキャッチボールをする優希。そこでも色々と話をしながらで、ニートをしている理由を尋ねられる。「そもそも、何もやる気が起きないからニートなんだよ」と言うと「そうですか。やる気が出ないならしょうがないですね」と返す進介に「そうくるか」と優希。大人だったら「やる気をだせ」「夢を見つけろ」と色々とアドバイスしてくるものだと言うが、「すいません、子供で」と進介。→なんか、良い凸凹コンビですね。


そんな中、優希は「バイオリン、もういいよ」と切り出す。もうどうせ弾くこともないし、とっくに諦めたことだから、と言うと、自分のパソコンが古くなったから、商品もらったらそのまま頂戴、ということで、取引内容が変わった。


進介のピッチング練習につきあう優希。バッターボックスにバットを持って構えるが、左右の手が反対だった。投げる前に気づいた進介は「バットの持ち方、逆ですけど、投げて良いですか」と言う。優希は体裁悪そうにバットを持ち替えるが「絶対ぶつけないでよ」と念を押す。で、投げる進介。見送る優希。で、「曲がる球投げてみて、松井みたいなの」と注文を出す優希。が、「小学生は変化球は禁止されている」と進介。すると「私にも打てるかも」と言う優希。で、気合いを入れて投げた進介の速球を(まぐれ当たりで)右斜め上ホームランする優希。


夜、優希はボールが当たったときの感触が残っていて、それをかみしめていた。そこに進介が尋ねてくる。進介はユニフォームを渡すと、「明日、監督やってください」と言ってきた。いつもは町会長がやってくれるが、明日は仕事が入りできなくなり、他は仕事をしている大人ばっかりということで、監督は優希しかいないということだった。「ただベンチに座っているだけで良いですから」と言う進介だったが「私、嫌だよ。低血圧で朝弱いんだもん」と優希。すると「僕、携帯電話モーニングコールをするから携帯の番号を教えてください」と言い出す。優希は「もし断ったら?」と言うと「泣きます、子供なんで。大声で」と言うと、野球の本本とユニフォームを優希に渡して帰って行った。


優希の家から出てきた進介はチームメートの健ちゃんとばったりと出くわす。(塾の帰りだった。)で、優希のことを教えてくれる。昔、バイオリンをやっていて、音大に行くと言って毎日弾いていて五月蠅くてたまらなかった。が、2年前に急にバイオリンを弾かなくなった。学校にも行って無なく、仕事もしていないので「今流行りのニートだよ」、「あんな風になったらおしまいだね、人として」とボロクソに言うのだった。


その夜、優希は進介から渡された本本(ベーブ・ルースの伝記)を読み、朝になっていた。目覚めた優希はユニフォームに着替えて監督をやる気になって家を出るが、隣に住む健ちゃんが「ねえ、ユニフォームなんか着ちゃって何してんの?まさか試合になんか来ないよね。この団地の人、みんな姉ちゃんのこと嫌ってるんだよ。まあ、最近は静かになって良かったといってるけど...一日中何もしてないんでしょう。おとなしく家にいなよ」と現実を告げられ、そのまま家に逆戻りする優希。


進介からの携帯電話モーニングコールが入る。仕方なく出る優希は「ゴメン、私行かない」と告げる。理由を問う進介だったが、答えない。優希はもう一つ謝らなければならないことがある、と言って、バイオリンは元から壊れていたことを告げる。(2年前のコンクールの日、誰かに壊されていたのだった。必死で貸してと頼んだが誰も貸してくれず、自分が嫌な奴としてみんなに嫌われていたことを知った。)で、パソコンもいらない、試合頑張って、友達たくさん作ってね、と一方的に言うと電話を閉じてしまう。それからたらーっ(汗)泣く優希。


しばらくすると携帯にmail toメールが届いた。進介からのメールで、招き猫に野球帽を被せて「代理監督です」という写真メールだった。この時は「何これ?」と呟く優希だった。が、それからは刻一刻と進介からのmail toメールが届くようになる。いつしか優希は進介からのメールを楽しみにするようになった。


進介はマウンドでも携帯電話携帯をいじっていていた。(携帯を身につけて試合に出ていました。)が、審判に「早くしろ」と注意を受ける。(が、このことは優希は知らない。)刻一刻と届いていたメールが届かなくなり、優希は「メール問い合わせ」をするが届いていなかったということで、電話を掛けるが応答はない。で、気になった優希は家を飛び出して試合が行われているグランドに駆けていく。


グランドにやってきた優希は進介に「何でいきなりメール止めるのよ。そういう駆け引き?」と息を切らせながら問うが「没収されちゃったんです」と答える進介。(そりゃあ、そうでしょうね。)で、優希はベンチに座って、応援を始める。


試合は6回を終了して8対11とキングスターズが3点負けていた。最終回、二死満塁というチャンスが生まれたキングスターズ。が、次のバッターは健ちゃんで、さっき塾があると言って帰ってしまったのだった。キングスターズは9人丁度しかいないということで、試合は負けたと言う進介は審判の所にそれを告げに行こうとする。すると「私が打つ」と優希が立ち上がった。がく〜(落胆した顔)驚く子供たち。優希は「初めて会った時、言ってたよね。自分の責任は自分で取るって。だから私も、私のせいで壊されたバイオリン、自分で直す。パソコン取って換金して、そのお金で」と進介に言うと、審判に「私が打ちます」と告げる。しかし「君、いくつ。これ小学生の試合だよ。君、大人じゃないか」と笑われる。「ダメなんですか?」と言う優希だったが「当たり前でしょう」と審判。すると進介が駆け寄ってきて土下座をして「打たせてあげてください。この人、大人じゃないですから」と言って必死になって頼み込む。で、優希も頭を下げる。


それが認められ、バットを手にしてボックスに入る勇気は自信満々だった。進介は「頑張れ、ニート!」と声援を飛ばす。するといつしかキングスターズの子供たちも優希を応援し始める。「ニート」コールの中ボックスに入った優希。この時にはMVP、パソコン、バイオリンはどうでも良くなっていて、ただ打ちたいという気持ちになっていた。あの手に残る感触をもう一度味わいたいだけだった。その感触はバイオリンが上手く弾けた時に感じる快感に似ていたのだった。


ピッチャーが投げる。優希はバットを思いっきり振る。打球音が響いてボールは右斜め上高く飛んでいった。が、もの凄いアッパースイングで、高く上がったピッチャーフライで、アウト、ゲームセットとなり、試合は終了した。が、優希は手の感触に満足していた。


その後、進介と一緒に公園を歩いている優希は、手の感触は良かったが遠くに飛ばず、不思議に思っていた。すると「あんなアッパースイングじゃねぇ」と進介。そして「ゴメンね、パソコン取れなかった」と謝る。が、優希は「いいよ、別に」と言ってバイオリンを楽器屋に直してもらうことにした。お金はバイトして自分で貯めるということで、やる気が出たのでした。(これでニートは卒業ですね。)


今回の物語、Aパートは約17分半、Bパートは約8分半でした。また、エンドロールの最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」といつもの通りでした。が、歌有りの「タッチ」が流れたのはラストではなく、優希がベンチで応援しながら試合を見ている時でした。こうなると、1&2話の例外があるが、テーマ曲はラストに流れないというのが3rd.のようですね。


筆者も一時期鬱病を発症して、何もやる気になれなかった時期があり、優希の気持ちはよく分かるのだが、結局は自分で気づいて見つけるしかないんですよね。例え小さな事でも、優希が目的を見つけたということで、前向きになった優希はこれで大丈夫でしょう。今回は「ラブ・ストーリー」ではなく、ささやかなお話でしたが、やっぱり良いお話でした。流石は「恋日」でした。


次回の物語は「はじめての恋(前編)」ということで、1&2話の「綾子の恋」に継ぐ前後編となる物語(その前編)です。予告に出演者の名前が出なかったが、喜多嶋舞さんの姿がありました。また、テーマ曲は「キテレツ大百科」から『はじめてのチュウ』です。小学生の初恋の物語でしょうかねぇ?


今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)問題はいつものように「今回のテーマ曲は?」である。4つの選択肢は、「プリテンダー」「タッチ」「思い出ハーフタイム」「スターダスト」の4つでした。(正解は勿論「タッチ」です。)

↓「恋日」の1st./2nd./文學の唄 関係
恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集

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  • 作者: 宮沢 賢治, 田山 花袋, 武田 麟太郎, 林 芙美子, 佐々木 俊郎
  • 出版社/メーカー: シーエイチシー
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

↓今回のテーマ曲

タッチ

  • アーティスト: 岩崎良美
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1990/11/21
  • メディア: CD
タッチ Best Song Book

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  • アーティスト: TVサントラ, 岩崎良美, 芹澤廣明
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1989/02/20
  • メディア: CD

タッチ Original Song 2

タッチ Original Song 2

  • アーティスト: 岩崎良美, 浅倉亜季, 難波圭一, ラフ&レディ
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1990/12/15
  • メディア: CD
TV版パーフェクト・コレクション タッチ 1

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD
TV版パーフェクト・コレクション タッチ 2

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: DVD
↓実写版もありました。
タッチ スペシャル・エディション

タッチ スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD
↓「ニート」ということで
「ニート」って言うな!

「ニート」って言うな!

  • 作者: 本田 由紀, 内藤 朝雄, 後藤 和智
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/01/17
  • メディア: 新書
日本のニート・世界のフリーター―欧米の経験に学ぶ

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  • 作者: 白川 一郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2005/11
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フリーター・ニートになる前に読む本

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  • 出版社/メーカー: 三笠書房
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「ニート」支援マニュアル

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ニート ひきこもり/PTSD/ストーカー

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2005/11
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  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本
ニートという生き方

ニートという生き方

  • 作者: 田尾 宏文
  • 出版社/メーカー: オンブック
  • 発売日: 2006/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ジャスト・ニート

今回の物語とは関係ありませんが...

ジャスト・ニート

  • 作者: 小日向 未森
  • 出版社/メーカー: 日本文学館
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本
↓「ベーブ・ルース」に関して

ベーブ・ルース (1983年)

  • 作者: 赤坂 包夫
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 1983/01
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ベーブ・ルース自伝―不滅の七一四本塁打への道 (1981年)

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オフィシャル ヒストリー オブ ベースボール VOL.1〜ベースボール創世期から現在のメジャーリーグ

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 1997/08/21
  • メディア: ビデオ
↓水橋さん関係
恋する日曜日

恋する日曜日

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/01/11
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さそり DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2004/10/22
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ラベル:恋する日曜日
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