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2007年01月20日

「FATHER'S LITTLE DIVIDEND」

表題の作品は1951年の映画「可愛い配当」である。この作品は、先の記事に記したように、1950年の映画「花嫁の父」の続編であり、「花嫁の父」とほぼ同じ顔ぶれが再度集まっている。監督はヴィンセント・ミネリ、脚本はフランシス・グッドリッチ、アルバート・ハケットの二人、撮影はジョン・アルトン、音楽はアドルフ・ドイッチである。また、出演は、スペンサー・トレーシー、エリザベス・テイラー、ジョーン・ベネット、ビリー・バーク、ドン・テイラー、ラスティ・タンブリンたちである。


物語は、前作の続きであり、やはり前作同様のファミリー・ドラマである。嫁に行ったケイに子供が産まれたことを聞いた花嫁の父・バンクス。ということで、おじいちゃんになったのだが、今度は今度で、娘夫婦の住居や、産まれてくる子供たちの名前などが気になる始末。(まあ、気持ちは分かりますが...)そして、それらが引き金になって、またもや大騒動が展開する。


前作が好評だったために制作された続編であるが、前作では「リズの花嫁姿」という看板があり、それだけでも注目されたが、本作ではそういうこれぞという目玉がなく、普通のコミカル・タッチの物語になったこともあって、今ひとつといった所がある。まあ、リズの花嫁姿を拝むことが出来たという前作のおまけということでよろしいかと...


本作も制作から半世紀以上が流れていて、日本では著作権が消滅したため、前作同様に超廉価盤のDVDソフトがリリースされている。(当然、字幕スーパーは内容が違っているとか、映画会社のロゴが無いなどの廉価版としての配慮もされています。)前作とセットにしても安い値段なので、買ってしまうと言うのもよろしいかと...


尚、前作は1991年に「花嫁のパパ」としてリメイクされたが、本作はその「花嫁のパパ」の続編である1995年の「花嫁のパパ2」(原題は「FATHER OF THE BRIDE PART II」)の元ネタとなっていて、善作同様にリメイクされている。(リメイクといっても、かなり大がかりなアレンジがされているけど...)

可愛い配当

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  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
  • 発売日: 1999/04/25
  • メディア: DVD

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可愛い配当

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  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD
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「FATHER OF THE BRIDE」['50]

表題の作品は1950年の映画「花嫁の父」である。一人娘を嫁に出す父親の気持ちをユーモアを交えながら描いたファミリー・ドラマである。原作はエドワード・ストリーターの小説で、それをフランシス・グッドリッチ、アルバート・ハケットの二人が脚本として仕上げ、ヴィンセント・ミネリ監督がメガホンを取った作品である。また、撮影はジョン・アルトン、音楽はアドルフ・ドイッチであり、出演は、スペンサー・トレイシー、エリザベス・テイラー、ジョーン・ベネット、ドン・テイラー、ビリー・バーク、レオ・G・キャロル、ラスティ・タンブリンたちである。


本作では、やはり、何と言ってもエリザベス・テイラーである。本作出演時はまだ18歳であったが、その可憐な花嫁姿は、劇中の父が溜息をつくだけではなく、見る者を魅了した。(流石は大スターであり、オーラを放っている。)また、その花嫁の父を演じたスペンサー・トレイシーの演技の評価は高く、アカデミー主演男優賞にノミネートされたが、惜しくも受賞とはならなかった。


アメリカの中流家庭で、一人娘を花嫁に出す親の姿は、歳月が流れても変わるものではないが、うまくまとめられている物語である。で、、本作は好評だったことから、翌1951年に続編「可愛い配当」(原題:FATHER'S LITTLE DIVIDEND)が制作された。また、1991年に、同じタイトル(原題、邦題は「花嫁のパパ」)でリメイクされている。(タイトルに「['51]」とあるのは、そのリメイク作品と区別するためでもある。)続編やリメイク作があるが、やはり本作を最初に見ないことには始まりません。しかも、本作は製作から50年以上が経過していて、日本国内では著作権が切れているので、超廉価盤としてもDVDがリリースされているので、ライブラリーに加えるにもお手頃です。リズの初々しい花嫁姿を堪能できるということを考えたら、お安い買い物ですよ。

花嫁の父

花嫁の父

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: DVD

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花嫁の父

花嫁の父

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD
posted by MEICHIKU at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(洋画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FLEETWOOD MAC『MIRAGE』

表題のアルバムは1982年に発表されたアルバムである。この時期の彼らは、メンバー(特に、S.ニックスとL.バッキンガム)がソロ活動に力を入れていて、それぞれがソロとしてもヒット曲を放っており、グループの方は事実上解散状態にあっただけに、ニューアルバムが発表されたというのは嬉しいことであった。サウンドの方は今までの彼ららしいサウンドがよりポップになり、'80'sらしいサウンドを聴かせてくれる。'80'sになってもMacは健在というアルバムとなった。で、本アルバムは全米No.1の座を5週間にわたって獲得し、1982年のBillboard年間アルバム・チャートでは24位、翌1983年の年間アルバム・チャートでも88位にランクインするビッグ・ヒットとなった。


収録されているのは以下の全12曲である。『Love In Store』『Can't Go Back』『That's Alright』『Book Of Love』『Gypsy』『Only Over You』『Empire State』『Straight Back』『Hold Me』『Oh Diane』『Eyes Of The World』『Wish You Were Here』。


この中からは、シングルとして『Hold Me』が最高位4位を獲得し、1982年のBillboard年間シングル・チャートでも31位にランクインしている。


この中から筆者のお薦め曲は、『Love In Store』『Can't Go Back』『Gypsy』『Hold Me』『Eyes Of The World』という所をピックアップしておく。(大ヒットを記録した『Hold Me』も悪くないが、筆者の一押しは『Gypsy』である。)S.ニックスもL.バッキンガムも、まさに脂が乗りきっていて、ソロとは違ってMacというチームとして最高のサウンドに仕上がっている。


この後、またも活動停止状態になり、再び復活するのだが、何だかんだと言っても彼らのアルバムの中では最も'80'sサウンドらしいサウンドを聴かせてくれているアルバムであり、「クリスタル・マック」とも言われる極上のポップなサウンドは心地良い。'70'sの名盤に縛られることなく、'80'sという時代にマッチした快心のアルバムである。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。

Mirage

Mirage

  • アーティスト: Fleetwood Mac
  • 出版社/メーカー: Reprise
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
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FRANK SINATRA『TRILOGY: PAST, PRESENT AND FUTURE』

表題のアルバムは1979年にリリースされたアルバムであり、現在は2枚組のCDとなっている。彼の名前は音楽史にはしっかりと刻み込まれていて、大御所であるのはご存知の通りであるが、本アルバムは'80'sという時代を前にして、「過去」「現在」「未来」という三部構成のアルバムとしてまとめられたものである。ベスト盤的な要素があるのは当然であるが、それだけではなく、未来に向かってと言う所もしっかりとしていて、存在感をアピールするアルバムである。既に本アルバムリリースから四半世紀以上が経過しているが、こういう音楽に対する熱い思い入れは色褪せるものではない。本アルバムは、1980年のBillboard年間アルバム・チャートでは76位にランクインし、レギュラー・チャートでも最高位17位を記録するヒットとなっていて、根強い人気があるところを示した。


収録曲は全26曲であるが、DISC 1に20曲、DISC 2に6曲が収録されている。収録曲は以下の通りである。DISC 1は『Song Is You』『But Not For Me』『I Had The Craziest Dream』『It Had To Be You』『Let's Face The Music And Dance』『Street Of Dreams』『My Shining Hour』『All Of You』『More Than You Know』『They All Laughed』『You And Me (We Wanted It All)』『Just The Way You Are』『Something』『MacArthur Park』『Theme From New York, New York』『Summer Me, Winter Me』『Song Sung Blue』『For The Good Times』『Love Me Tender』『That's What God Looks Like To Me』。


DISC 2は『What Time Does The Next Miracle Leave?』『World War None!』『Future』『Future (Continued): I've Been There』『Future (Conclusion): Song Without Words』『Before The Music Ends [Finale]』。


お馴染みの彼の放ったヒット曲が収録されているのは当然として、スタンダード・ナンバーとなった曲をカヴァーしているのも注目である。原曲が素晴らしいのは言うまでもないが、彼が歌うことで、また違った雰囲気を生み出していて、「名曲はいつの時代でも名曲である」ということを大いに感じることが出来る。また、DISC 2の方では「未来」ということをテーマにした第3部が収録されているが、当時64歳だった彼だが、まだまだ老け込むということは全くなく、意欲的なところを示している。また、歌の方も、円熟味が一段と増して、たっぷりと聴かせてくれる。どの曲がお薦めということを言わせない貫禄があり、じっくりと全曲を浸って聴きたくなる所である。(流石は帝王です。)

Trilogy

Trilogy

  • アーティスト: Frank Sinatra
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD
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2007年01月19日

「ニワトリはハダシだ」

たまには邦画もということで、今回、WOWOWで放送されたということでこの作品をピックアップしてみました。


この作品は2003年の作品であるが、劇場公開になったのは2004年の秋である。また、物語の舞台は京都府舞鶴市ということで、そう言えばこの作品のロケの話題が京都新聞に出ていたことがあったということを思い出しました。


この作品の監督は森崎東、脚本は近藤昭二と森崎東、音楽は宇崎竜童、太田恵資、吉見征樹、出演は、肘井美佳、石橋蓮司、余貴美子、加瀬亮、浜上竜也、守山玲愛、岸部一徳、柄本明、笑福亭松之助、塩見三省、李麗仙、倍賞美津子、原田芳雄たちである。(「牙狼」のヒロイン・カオルを演じた肘井美佳さんのスクリーン・デビュー作でもある。)


知的障害を持つ少年を主人公にして、警察の汚職、在日朝鮮人への差別という社会問題を絡めたヒューマン・ドラマであるが、切れの良いテンポとユーモアに溢れたハートフルなドラマで、重くなりがちなテーマを上手く表現している。知的障害を持っているが人並み外れた記憶力を持っている15歳の少年サム。潜水夫をしている父親と二人暮らしであるが、母は在日朝鮮人で、サムの教育方針で父と対立して妹を連れて別居している。サムは人並み外れた記憶力で、中古車即売場で車の形やナンバープレートを覚えることを楽しみにしていた。ある日、彼は偶然に、盗難車のベンツの車中に隠されていた帳簿の中身(数字)を丸暗記してしまう。(当然、そのベンツのナンバープレートも覚えている。)が、これが警察の汚職を示す重要証拠であり、事件を闇に葬ろうとする警察、更にはその事件に絡んでいる暴力団によって追われることになり、誘拐されてしまう。また、何だかんだと理由を付けてサムを犯罪者として祭り上げようとする警察。これに、彼を助け出そうとする両親や彼が通う養護学校の担任の先生たちが絡み、事件は意外な方向へと...


社会問題をテーマにすると重々しいドラマとなることが多いが、テンポの良さとキレの良さがあり、重くならない所がよいが、その分、取り上げた問題に対するメッセージ性が薄っぺらになってしまい、コメディのような印象になってしまうのがちょっと残念な所でもある。(メッセージはそれなりには伝わってきますが...)と言って、コメディ作品というような軽い物ではなく、この辺りがちょっと微妙なところでもあり、絶妙のバランスと言うことも出来る。(ちょっと中途半端ということも出来る。)が、芸達者な役者が集まり、若い主人公を支えている。一度は見たらよろしいかと、と思うが、こういう内容の作品は、地上波放送では色々と問題があって、微妙な部分はカットされてしまうのがオチでしょうし...

ニワトリはハダシだ

ニワトリはハダシだ

  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • 発売日: 2006/03/25
  • メディア: DVD
↓肘井さんといえばこれ。
牙狼<GARO>スペシャル ~白夜の魔獣 ・前編

牙狼スペシャル ~白夜の魔獣 ・前編

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

牙狼<GARO>スペシャル~白夜の魔獣~<後編>

牙狼スペシャル~白夜の魔獣~<後編>

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD

牙狼<GARO> 1

全7巻

牙狼<GARO> 1

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: DVD
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EVIL UNDER THE SUN(SOUNDTRACK)

表題の作品は1982年の映画「地中海殺人事件」である。これは映画用の邦題であって「白昼の悪魔」と記せば、「ああ、あれか」と言う方もおらるでしょう。そうです、ミステリーの女王・アガサ・クリスティ原作で、名探偵・エルキュール・ポワロが活躍する作品である。映画としては、ピーター・ユスチノフが「ナイル殺人事件」に続いてポワロを演じた彼のポワロの第2作である。豪華スターが集まっているという所は前作と同じである。「ナイル殺人事件」と共に、美しい風景の観光気分の味わいのある中で、本格的な推理を堪能できる作品で、名作の名高い一本である。(この後の作品からは、今ひとつといった感じになってしまいますが...)


映画のデータを記しておくと。原作はアガサ・クリスティ、脚本はアンソニー・シェイファー、監督はガイ・ハミルトン、撮影はクリス・チャリス、音楽はコール・ポーターである。また、出演はピーター・ユスチノフ、ジェーン・バーキン、ダイアナ・リグ、ロディ・マクドウォール、マギー・スミス、ニコラス・クレイ、シルヴィア・マイルズ、コリン・ブレイクリーたちである。


物語の舞台は地中海の小島にある閑静なリゾート・ホテル。そこでアリーナという女性が殺されるという事件が発生した厚真ホテルに集まっていた人間は、全員がアリーナに関係した人間ばかりであり、それぞれが思惑を持っていた。別件調査で、たまたまこのホテルに来ていたポアロだったが、彼がこの事件を担当する事になり、捜査を開始したが...


また、本作は音楽の方も見事なものであり、ミステリー・ドラマをよりいっそう盛り上げてくれる。ということで、サントラ盤の方も一聴の価値があるものである。


で、そのサントラ盤に収録されているのは以下の全17曲である。『Main Titles』『Restaurant Interior』『Daphne's Island』『Poirot On Boat』『Cocktail Party』『Arlena & Patrick』『Swimming』『Hotel Balcony』『Myra & Christine』『Gardener's Suite』『Breakfast On The Terrace』『Christine In Hotel Corridor』『Dance Sequence』『Daphne's Office』『Check Out』『Grotto』『Hotel Exterior』。


この時期には、豪華アーティスト達が結集するオムニバス盤のようなサントラ盤はまだ珍しいという時期であり、オーソドックスなサントラ盤であるが、こうてうサントラ盤は、サントラ盤の王道でもあり、落ち着いて聴くことが出来るものでもある。物語(推理劇)を楽しんだ後、改めてじっくりと聴いてもらいたい一枚である。

Evil Under The Sun (1982 Film)

Evil Under The Sun (1982 Film)

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Drg
  • 発売日: 1999/02/16
  • メディア: CD
↓映画のDVDはこちら
地中海殺人事件

地中海殺人事件

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: DVD
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EDWARD SCISSORHANDS(SOUNDTRACK)

表題の作品は1990年の映画「シザーハンズ」である。この作品はちょっと悲しい所があるラブ・ファンタジー作品であり、綺麗な描写で丁寧に描かれた作品である。また、ジョニー・デップウィノナ・ライダーという、後にアメリカを代表する役者になる二人が主役というのも、今となっては凄いキャスティングであったと言うことが出来る。(この時期のウィノナは一段と可愛い...)


ティム・バートンとキャロライン・トンプソンの二人が原案をまとめ、キャロライン・トンプソンが脚本を、ティム・バートンが監督をということで映像化した、また音楽を担当したのはダニー・エルフマンである。出演は、ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト、アンソニー・マイケル・ホール、キャシー・ベイカー、アラン・アーキン、ロバート・オリヴェリ、ヴィンセント・プライス、エレン・グリーン、ビフ・イェーガー、ジョン・デヴィッドソンたちである。


物語は、ちょっとSFじみた設定もあるが、ファンタジックな作品で、心温まるラブ・ファンタジーである。ある発明家によって作られた人造人間のエドワード。完成直ゼナにその発明家が死んでしまったために、エドワードの手は大きなはさみであった。一人で丘の上の幽霊屋敷のような屋敷で暮らしていた彼だったが、ある日、彼のことを不憫に思った女性によって町にやってくる。エドワードは写真に写っているキムという美しい少女に一目惚れして...


本作は、手がはさみという人造人間・エドワードの恋物語であるが、音楽の方もまた素晴らしいものであり、雰囲気も良く、映画を盛り上げてくれる秀作である。ということで、サントラ盤とセットにして堪能してもらいたい所である。


で、サントラ盤の収録曲は以下の全17曲である。『Edward Meets The World: Introduction (Titles)』『Edward Meets The World: Storytime』『Edward Meets The World: Castle On The Hill』『Edward Meets The World: Beautiful New World/Home Sweet Home』『Edward Meets The World: The Cookie Factory』『Edward Meets The World: Ballet De Suburbia (Suite)』『Edward Meets The World: Ice Dance』『Edward Meets The World: Eitquette Lesson』『Edward Meets The World: Edwardo The Barber』『Poor Edward: Esmeralda』『Poor Edward: Death!』『Poor Edward: The Tide Turns (Suite)』『Poor Edward: The Final Confrontation』『Poor Edward: Farewell』『Poor Edward: The Grand Finale』『Poor Edward: The End』『Poor Edward: With These Hands』。


豪華アーティストたちが集結したオムニバス盤のようなサントラ盤ではなく、従来からあるサントラ盤の形(スコアを中心としたもの)である。映画のための音楽集であるということを如実に表している曲のタイトルであるが、これらの曲はいずれもがハートフルなものであり、いずれの曲も良い雰囲気を出している。映画を見た後であれば、本編を思い出させてくれるメロディというのもまた良いものである。映画のDVDと共に、サントラ盤もお手元に揃え、サントラ盤の方は時折耳にしてもらいたいアルバムである。

Edward Scissorhands: Original Motion Picture Soundtrack

Edward Scissorhands: Original Motion Picture Soundtrack

  • アーティスト: Danny Elfman
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1990/12/13
  • メディア: CD
シザーハンズ<製作15周年 アニバーサリー・エディション>

シザーハンズ<製作15周年 アニバーサリー・エディション>

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: DVD

シザーハンズ <製作15周年 アニバーサリー・ギフトBOX>

シザーハンズ <製作15周年 アニバーサリー・ギフトBOX>

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: DVD

Message in a Movie 映画DVD付メッセージ・カード 「シザーハンズ」

Message in a Movie 映画DVD付メッセージ・カード 「シザーハンズ」

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: DVD

シザーハンズ <特別編>

シザーハンズ <特別編>

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
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2007年01月18日

「EAST OF EDEN」

表題の作品は1954年の映画「エデンの東」である。この作品はJ.ディーンの初主演作であると同時に、彼の代表作であるということは、あまりにも有名であり、説明の必要はないだろう。ジョン・スタインベックの原作小説を映画化した作品であるが、この小説は旧約聖書にあるカインとアベルの物語をベースにした長編作品であるが、そのエッセンスを凝縮して映画化している。また、本作の主題歌は、映画史に残る名曲としてスタンダード・ナンバーとなっていて、誰でも一度は耳にしたことがあるだろう。(それほど有名な一曲である。)


映画のデータを記しておくと、監督はエリア・カザン、脚本を書いたのはポール・オズボーン、撮影はテッド・マッコード、音楽はレナード・ローゼンマンである。そして出演は、ジェームズ・ディーン、ジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイ、リチャード・ダヴァロス、ジョー・ヴァン・フリート、ロイス・スミス、アルバート・デッカー、バール・アイヴスたちである。尚、本作からは、ジョー・ヴァン・フリートがアカデミー助演女優賞を獲得している。(監督、主演男優、脚色賞はノミネートされたが、受賞できず。)


物語の方は、農場を経営するトラスクー家。まじめで性格も温厚で、父に可愛がられた兄アロンと、気むずかしい性格で暴れん坊で父からは冷たくされた問題児の弟キャルがいた。アロンの婚約者エイブラだけがキャルに優しく接するが、彼女は次第にキャルに惹かれていくことに...


制作から半世紀以上の歳月が流れたが、本作は不朽の名作としていつまでも残る作品である。未見の方は、とにかく見ておきましょう!

(何故、画像がないの?)

エデンの東

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD
↓原作小説
エデンの東(上)

エデンの東(上)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本
エデンの東(下)

エデンの東(下)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本
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ENGLISH BEAT『SPECIAL BEAT SERVICE』

表題のアルバムは1982年に発表された彼らの3rd.アルバムである。とても聞きやすいポップなサウンドで明るく楽しい、これぞ'80'sサウンドというものを聞かせてくれるアルバムである。本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートでは最高位39位を記録したが、1983年の年間アルバム・チャートでは40位にランクインするという離れ業を達成している。(最高位がTOP 40にギリギリ入ったというアルバムでは、普通ならば年間チャートではTOP 100にはランクイン出来ないのが殆どである。また、ランクインしたとしても、辛うじて100位以内というのが殆どであり、この一にランクインしたというのは偉業である。)これはロング・ヒットを記録したからに他ならないが、それは収録曲のサウンドを聴けば、その理由は分かるであろう。とにかく、楽しいながらもちょっぴりメロディアスなメロディが心地良さを与えてくれるのであり、長く愛されたと言うことである。(こういうアルバムを「隠れた名盤」というのである。)


収録されているのは以下の全12曲である。『I Confess』『Jeanette』『Sorry』『Sole Salvation』『Spar Wid Me』『Rotating Head』『Save It For Later』『She's Going』『Pato And Roger A Go Talk』『Sugar And Stress』『End Of The Party』『Ackee 123』。


この中からは、Billboardの年間シングル・チャートのTOP 100にランクインするような大ヒットは生まれていないが、『Save It For Later』『Jeanette』『I Confess』の3曲がシングル・カットされて、それぞれがそれなりのヒットを記録している。


本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・カットされた曲の中からは『Save It For Later』、それ以外の曲では『Sole Salvation』『Pato And Roger A Go Talk』『End Of The Party』という所をピックアップしておく。


聞きやすいサウンドであるので、ゃゆわゃとサウンドがお好きな方であれば違和感なく入っていくことが出来るものである。'80'sサウンドのファンであれば、是非、耳を傾けてもらいたいグループのアルバムである。

Special Beat Service

Special Beat Service

  • アーティスト: The English Beat
  • 出版社/メーカー: Sire/London/Rhino
  • 発売日: 1999/10/26
  • メディア: CD
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EDDIE RABBITT『HORIZON』

表題のアルバムは1980年に発表した彼の6th.アルバムである。(ベスト盤1枚は除く。)彼の優しく包み込むようなボーカルは、アメリカの心を歌うものであり、じっくりと味のあるボーカルを聴かせてくれる。本アルバムでは、そんな彼に脂が乗り、彼の最高の曲が詰まったものであり、'70'sのカントリー界で名を馳せた彼であるが、'80'sになって改めて健在ぶりを示し、これまで以上に飛躍したアルバムでもある。本アルバムは、1981年のBillboard年間アルバム・チャートで41位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位19位を記録している。(最高位の割に年間チャートの順位が頑張っているのは、カントリー系のアルバムというのはTOP 10入りするようなビッグ・ヒットにならなくても、長く支持されるロング・ヒットになるためでもあり、その通りにロング・ヒットになった。)


収録されているのは以下の全10曲である。『I Love A Rainy Night』『747』『Drivin' My Life Away』『Short Road To Love』『Rockin' With My Baby』『I Need To Fall In Love』『So Deep In Your Love』『What Will I Write』『Pretty Lady』『Just The Way It Is』。


本アルバムには、彼の最大のヒット曲『I Love A Rainy Night』が収録されていて、この曲は1981年に2週間全米No.1の座(彼の曲では唯一の全米No.1ソングである。(カントリー。チャートでは1位を獲得した曲は多数有ります。))を獲得すると共に、1981年のBillboard年間シングル・チャートでも8位にランクインするビッグ・ヒットになっている。また、この曲に先駆けて、『Drivin' My Life Away』は1980年のBillboard年間シングル・チャートの85位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位5位を記録している。


筆者のお薦め曲は、当然のことながら『I Love A Rainy Night』と『Drivin' My Life Away』は欠かすわけにはいかない。じっくりと聴かせてくれる良い曲である。この他には『So Deep In Your Love』『Pretty Lady』『Just The Way It Is』という所をピック・アップしておく。


この後、'80'sの時代は、カントリー・チャートではコンスタントにヒットを放ち続けた彼であるが、1990年にアルバム「JERSEY BOY」を最後に新たな創作活動を停止した。(身内の不幸などがありました。)そんな彼は、1998年に56歳という若さで逝ってしまったが、彼の残したサウンドは永遠に残るものである。彼のサウンドを聴くにはベスト盤も多数リリースされているが、やはり彼の代表作である本アルバムは聴いてもらいたい所である。

↓何故か本アルバムが無いので、ベスト盤をピックアップしておきます。
All Time Greatest Hits

All Time Greatest Hits

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2005/03/15
  • メディア: CD

The Very Best of Eddie Rabbitt

The Very Best of Eddie Rabbitt

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Intersound
  • 発売日: 2005/08/09
  • メディア: CD
Greatest Country Hits

Greatest Country Hits

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Curb
  • 発売日: 1991/02/12
  • メディア: CD
Greatest Hits

Greatest Hits

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Cema Special Markets
  • 発売日: 1995/06/16
  • メディア: CD
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